hoge_ta
自然体を意識して、背伸びしない普段の二人を見てもらえるような結婚式を考えました。
堅苦しくならず、ゲストもリラックスして楽しめる雰囲気を目指し、友人スピーチや余興などゲストの負担になる項目は省いたことがこだわりです。
テーマカラーは、秋らしさを感じるアースカラーです。
サントフェリーチェを選んだのは、二人の地元の式場がリニューアルしたと聞いて、見学に訪れたことがきっかけです。
建物は新しく開放感もあり、入口から入ると木の香りに包まれてとても落ち着きました。
チャペルと披露宴会場は通路で繋がっており、雨の日でも濡れずに移動できることや、車椅子の祖母でも移動しやすいスロープがあることなどがポイントとなり、こちらに決めました！
挙式
天井の高いチャペルで、ステンドグラスから自然光が差し込むような造りになっています。式場がリニューアルして1年半程なので、会場はとても綺麗でした。音が響くため、バージンロードを歩く足音など、神聖な雰囲気を醸し出してくれます。
披露宴パーティ
入場は扉からとガーデンからの2種類あり、どちらも壁全面が扉になっているので、ダイナミックに演出してくれます。ガーデンをバックにケーキ入刀をしましたが、夕暮れ時だったので、とても綺麗な背景でした。ガーデンは、横殴りの雨でない限り使用できるようです。
コンセプトやこだわったこと
こだわったことは、ゲストにリラックスして楽しんでもらうことです。
例えば、乾杯の音頭は夫の姪の小学生と幼稚園の子にお願いしたり、席次表の最後のページに当たり付きクジを作り、披露宴の最中に抽選会を行ったりしました。
私たちは二人とも、あまり主役に向いていない性格だった故に、ゲストへのもてなし方は常に考えていました！笑
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- FOUR SIS ＆ CO.
「FOUR SIS & CO. 」のヴェニュスという、オフショルデザインのサテン生地のAラインドレスです。
デコルテが出るデザイン、トレーンの豪華なものが理想だったので、衣装担当の方に協力していただき、たくさん試着しました。
上半身にイエローの刺繍が入っているところが他と被らず、素敵なドレスです。ブーケもイエロー系にしてリンクさせました！
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- FOUR SIS ＆ CO.
「FOUR SIS & CO. 」のプリュームという、レースがレイヤーになったブラウンのAラインドレスです。
夫のお色直しのスーツは、私が婚約指輪のお返しに贈ったカーキ色のスーツです。それに合わせてアースカラー系のドレスにしようと思い、淡色系のドレスよりも顔が明るく見えたブラウンに決めました。
SHOESシューズ
アイボリーよりの白い12cmヒールをお借りしました。思った以上に歩いたり立っていたりする時間が長かったですが、ヒールが太くて足元も安心でした。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式の際はつるんとシニヨン、披露宴前半はフルダウン、披露宴後半はツインの編みおろしにしました。
メイクは肌、リップなど全体的に艶っぽい感じで仕上げています。お色直し後はドレスの色に合わせて、少し濃いめのリップに変更しました！
ACCESSORIESアクセサリー
挙式ではシンプルかつ繊細なアメリカンフラワーのイヤリングを、披露宴では曲線ゴールドの揺れるイヤリングと婚約指輪をつけました。
披露宴前半はダウンヘアにしたので、耳元は重くならないようにさりげないアクセサリーを選んでいます。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式はつるんとしたシニヨンにベールでシンプルにしたかったので、ヘッドアクセサリーはなしにしました。
披露宴前半ではブーケとお揃いのお花を使用したドライフラワーピンを、後半ではゴールドピンと金箔をランダムにつけて、ラフにしたことがポイントです！
NAILSネイル
肌馴染みの良いピンクベージュのジェルネイルです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
「秋らしさ」をコンセプトに、パンパスグラス・枝物を中心に、各テーブルのお花とリンクさせて複数のフラワーベースを置いていただきました。
ゲストテーブルのお花はミニマルです。
座ってしまうと意外とお花で目隠しになってしまうかな？と思ったので、各テーブルに一輪挿しを複数置いて、式場全体や高砂が広く見渡しやすいように、またゲストも肩肘張らず楽しめるような会場作りを心掛けました。
装花はイメージのみお伝えして、当日初めて完成形を見ることができました。予算の都合上、理想通りにいかないのは承知の上でしたが、理想以上に豪華で感動です。誰もいない会場の写真もたくさん撮りました！
FOODお料理のこだわり
試食でいただいたお料理がとても美味しく、式場選びの決め手の1つでした。
メインはもちろん、付け合わせのマッシュポテトにバターの香りがしたり、デザートのアイスクリームにバニラビーンズがプチプチ感じられたりと、細部まで丁寧に作られています。ゲストからも「美味しかった」と感想をいただきました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
シンプルな1段ケーキの上に、新郎新婦風のドーナツを置きました。
ファーストバイトは、ドーナツの食べさせ合いです！
WEDDING FAVORS引出物
ギフトカード型の引出物を「結」さんにお願いしました。遠方から来てくれる方が多かったので、なるべく身軽に帰ってもらえるよう、カード1枚で3品がまとまった引出物を選びました。
結さんでは、ギフトカタログのラインナップを自分たちで選ぶことができるため、世界に1つの引出物を作ることができます。
両親・親族・男性友人・女性友人の4パターンをそれぞれ作成し、両親や親族にはみんなでワイワイ楽しめるような食べ物をメインに、友人には趣味や美容などに使えるものをメインに考えました。
PETITE GIFTSプチギフト
ニュージーランド産のバターを使ったアイシングクッキーです。デザインはオーダー可能だったので"thank you"のデザインをお願いしました。
新婚旅行先がニュージーランドだったので、ご縁を感じて決めました！
ENGAGEMENT RING婚約指輪
「SIENA ROSE(シエナロゼ)」の指輪です。
肌馴染みの良いロゼチナ(ゴールドとプラチナを融合させた素材)に惹かれました。普段のアクセサリーはゴールド系が多いので、合わせやすさも決め手です。
中心のダイヤの脇に、2つずつメレダイヤがあしらわれており、光が当たるとキラキラがより強調されて、つけているだけで特別感があります。
WEDDING RING結婚指輪
婚約指輪と同じ「SIENA ROSE(シエナロゼ)」で揃えました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
私の祖母が元気に来られたことです。
祖母がずっと望んでいた式でしたが、式1週間前に入所中の施設で発熱者が急増し、式当日まで祖母が参加できるか分からない状況でした。幸い、祖母は体調を崩すことなく当日を迎えることができ、私が車椅子を押しながら一緒に中座しました。
できないこと、忘れてしまうことも多くなってきている中で、泣きながら「夢みたいだ」と言っていた姿を見られて、これ以上ない気持ちになりました。
二人らしさとは
お互いが対等な関係で、いつまでも助け合える関係だと思っています。
結婚式を挙げるにあたって、予算やコンセプト、やりたいことなどを、相手に伝えず諦めてしまうのではなく、伝えた上でどうしていくかを一緒に考え、二人の理想の結婚式になるようにしました。
嬉しかった参加者の反応
「笑いあり、涙ありの良い式だった」と言ってもらえました！
また「全然緊張していなかったね」とのお声もあり、実際に私たち自身も自然体で楽しめたのかなと思います。
私にとって結婚とは
一生かけてこの人を幸せにするという意思表示だと思います。
後悔していること
式1週間前に衣装の最終調整をしましたが、その時よりサイズダウンしてしまったのか、式最中に衣装が少しずり落ち気味になってしまい、何度か位置合わせをしました。そんなこともあるので、花嫁のダイエットの追い込み過ぎは良くないかなと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
ありません！全部叶えられました！
節約のための工夫
手作り・他と被らない・自己調達という3点にこだわりました。
例えば、フラワーシャワーは節約しながらも本物のお花を使いたかったため、ドライフラワーを作っている方にお願いして花材を購入しました。
ブーケも、1つはフローリストの方に個人的にお願いしてオーダーし、もう1つは自分で花材を購入して手作りしています。
抽選会のくじは、マスキングテープだけで作るめくるタイプの簡単なクジだったので、材料費はほぼかかっていません！
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式は準備の段階が一番の割合を占めていると思います。私たちは式の1年前から準備を進めていて、毎週末二人でアイデアを出し合ったり、制作活動をしたりしてきました。
結婚式は一般的には新婦の希望が強いパターンが多いと思いますが、私たちの場合は、夫が式後に燃え尽きるくらい頑張って準備に携わってくれました。笑
二人が同じくらいの熱量で、仲良く楽しく、準備の段階から思い出に残る結婚式になればと思います。
サントフェリーチェは、雰囲気やお料理が素晴らしかったのはもちろん、プランナーさんをはじめ、式に関わっていただいた皆さんが本当に素敵な方ばかりでした！
打ち合わせ以外にも何度もメールでやり取りさせていただき「こんなこと頼んでも大丈夫かな…？」と思って恐る恐る聞いたことも「そのアイデア良いですね！」と全部前向きにに対応してくださって、私たちの希望に限りなく近い式を実現することができました。
たくさんのお客さんとの関わりがある中で、ちょっとしたエピソードも覚えていてくださって、私たちのことをたくさん知ろうとしてくださったことが嬉しかったです。
また、ゲストの中に子供を式の最中ベビーシッターさんに預けたいと希望された方がいて、急なお願いにも関わらずスペースを設けてくださり、大変助かりました。
EDITORS' PICKS編集部が選んだ注目花嫁
テーマから探す
