

kanagon
形式ばった式が苦手だったことから、私たちらしさを盛り込んだ式を目指しました。
ゲストが楽しめる演出をコンセプトに、ケーキカットの代わりにフルーツポンチラウンドをしたり、再入場ではビールサーブを行っています。

挙式
東京タワーが見えるチャペル・披露宴会場なので、自分たちのこだわりの演出とともに、東京タワーを背景にした写真をたくさん残せます。
退場時のスパイラルシャワーは自然光と相まってとてもキラキラしていて、忘れられない瞬間を写真におさめることができました!
式場を決める際にはゼクシーを購入し、赤いバージンロードのある白っぽい教会が良いのか、ナチュラルな雰囲気の式場が良いのかで仕分けをして、決めやすいように効率よく候補を絞っています。
1周目では気になる式場、2周目では招待人数に合う規模の式場、3周目では夫に見てほしい式場を5会場に絞るという流れで付箋を貼りました。
その基準に沿って見学会の予約も行い、比較対象を減らしていったことで、喧嘩になることも避けられました。

披露宴パーティ
人数規模やテイストに合わせて会場を選べるため、バリエーションが豊富だと思いました。
私たちは一番大きな会場を選びましたが、ライトの雰囲気も可愛らしく、特に東京タワーが目の前に現れる演出は、ゲストに予想以上の驚きを感じていただけます。
スタッフの方々のおもてなしの心遣いも素晴らしく、夫は退場時に号泣するほどでした。
コンセプトやこだわったこと
結婚式では、私自身でビールサーブを行いたかったことや、ケーキバイトではなくオリジナルのファーストバイトにしたいという希望がありました。
さらに、好きな音楽を流すこと、動画には笑いの要素を入れることにもこだわっています。
大好きな友人へサプライズを仕掛けたいという想いと、両親へウェイトベアを渡したいという気持ちもあり、これらを式に取り入れました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

MAISON de FOURSISのBresciaです。
レースが少なく、タイトなデザインを希望していたため、すぐに決まりました。
背中の大きなリボンがフロントのシンプルさをカバーしてくれて、後ろ姿を見られるシーンが多い挙式にもぴったりの理想的なデザインです。
SECOND DRESSドレス 2着目

MAISON de FOURSISのRutaで、カラードレスは黒色のタイトなデザイン一択だったため、こちらもすぐに決まりました。
シンプルなデザインなので、ブーケを持った姿もビールサーブしている姿も映えるドレスです。
編み上げタイプなので、万が一すこし体型が変わってしまっても安心して着られるデザインでした(笑)
SHOESシューズ

ORiental TRafficのシルバーグリッターのポインテッドトゥパンプスです。
式後も普段使いができて、足元が見えてもキラッと可愛いデザインを選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

ウェディングドレス時はスッキリとまとめ、スタイリッシュさを意識したあまり巻かないスタイルです。
カラードレス時は大好きなタイトポニーを、いつもとは違うアレンジですっきりまとめつつ、少し可愛らしい印象に仕上げてもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー

挙式では、祖母の形見の指輪をつけて、背中には黄色の造花とパールをあしらいました。
カラードレスには、黒のドレスが映える金色の大きな丸いピアスを合わせています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ウェディングドレスの際は、背中につけたお花とつながるように髪にもお花を飾り、金箔でキラッと感を加えています。
お色直しでは赤とオレンジが混ざったようなミニ胡蝶蘭の生花を髪にさしました。
NAILSネイル

指輪が映えるように、ライトで少し色が変わるシルバーのラメグラデーションのネイルにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

カラーとオレンジのぽてっとした花をブーケに使用しました。
ドレスをシンプルにした分、卓上には紫・オレンジ・黄色をベースにカラフルなお花をたくさん飾り華やかにしています。
日比谷花壇の鈴木さんにお願いしましたが、イメージ通りで素晴らしく、シンプルかつカラフルな雰囲気で私たちらしさが表現できて、とてもよかったです。
FOODお料理のこだわり

私もゲストもこってりしたフレンチが得意ではなかったため、和テイストのお料理を選んでいます。
うどんなども取り入れた飽きのこない、お腹がいっぱいになりすぎないメニューです。
式後にはゲストから「ご飯が本当に美味しかった」と言ってもらえました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

甘いものが苦手なため、ウェディングケーキの代わりにフルーツポンチラウンドを選びました。
各卓にまわり、ゲストに卓上にあるフルーツを瓶に入れてもらい、最後に夫婦でサイダーを注いで完成させる演出です。
一卓ずつ回れるため、写真も撮れてゲストの顔も近くで見ることができました。
フルーツが得意でない夫のスプーンが小さいことに「えー!!」との声が上がり、お互いのスプーンを大きいものに変えたのは今では笑い話です。
WEDDING FAVORS引出物
持ち帰りをできるだけ軽くすることを意識し、東京タワー型のアップルパイにしました。
式後も思い出してもらえたのではと思い選んでいます。
PETITE GIFTSプチギフト
お互いに好きなお菓子を入れることにして、夫はGATEAU FESTA HARADAのラスク、私はHARIBOのグミを選びました。
透明な袋に詰め、挙式日入りのカードを添えています。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
銀座ダイヤモンドシライシで選びました。
普段使いしやすく、重ね付けできる小さなダイヤが3つついているシンプルなデザインです。
WEDDING RING結婚指輪

結婚指輪と同じく銀座ダイヤモンドシライシで選びました。
シンプルなゴールドに小さなダイヤを埋め込んだ少しVカットのデザインです。
店員さんから、指輪を回せばフラットでシンプルなゴールドとしても使えることを教えてもらい、気に入っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

母の涙です。
母は若年性認知症を患っており、私を娘と思える時と思えない時がありますが、最後の手紙で涙を流している姿を見て、伝わってよかったと心から思いました。
ファーストミートで夫が泣いてくれて、サプライズできたこともよかったです。
二人らしさとは

2人らしさは、みんなとの思い出によって作られていると思います。
子どもの頃からの友人や、仕事でお世話になっている方たちが「私たちらしい」と思うイメージを掛け合わせたものが、2人らしさだと感じました。
もちろん、2人の好みが正反対にあるものは採用しませんが、お互い私たちらしいと思うものを選ぶことで、良さも好みも取り入れつつ、ゲストも楽しんでもらえると思います。
嬉しかった参加者の反応

「花嫁がビールサーブをするのが初めて!」「ブラックコーデがすごく締まって良かった!」「動画の写真が可愛かった!」との声をいただきました。
一つ一つの演出に印象を持ってもらえたことがとても嬉しかったです。
私にとって結婚とは

結婚とは、大人になってから最大の味方を得ることだと思います。
生まれた時からいる家族はずっと味方でした。
しかし、大人になって新しい家族という味方ができることは、今までとは違う人生の大きな要素となるのでとても嬉しかったです。
まだ家族1年目なので喧嘩もありますが、お互いの良いところも悪いところも理解していく1歩目になると思い過ごしています。
後悔していること
特にありません。
ただ、喧嘩した時はコンセプトに立ち返ること、そして「自分ばかり頑張っているのに」と思わずに、相手をどう動かすかというゲーム感覚で考え、準備期間もゲストの反応を想像しながら楽しく進めることをおすすめします。
節約のための工夫

動画を自分で制作したことや、スリーコインズや100円均一を上手く活用して日常でも使える装飾を選んだことです。
動画はコンセプト・写真・コメントを決めればテンプレートに当てはめるだけなので、制作会社と同じように作ることができました。
音楽を流すタイミングにこだわったり、動きをつけようとすると編集は大変ですが、制作期間は3日ほどで、費用も1/10程度に抑えられるため自分で作ってよかったと思います。
覚えた編集技術は、友人への手紙にサプライズで流した動画にも活かすことができ、友人を泣かせることにも成功しました(笑)
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

準備期間をとにかく楽しむこと、喧嘩をしたら「なぜ結婚式を挙げるのか」に立ち返ることで、お互い同じ方向性で進めることができると思います。
準備をしっかりしておけば、当日は流れに身を任せるだけなので、楽しむことに集中できます。
旦那さんは準備に協力していないと全体像が見えず緊張の原因につながると思うので、お嫁さんの希望を理解しておくことをおすすめします。
打ち合わせで揉めることもありましたが、担当プランナーさんや、冗談を交えながら話しかけてくれるスタッフさんたちが味方になってくれ、夫の気持ちを上手く私の意見に寄り添えるよう導いてくれたことで、穏やかな雰囲気で準備を進められました。
スタッフの方がとにかく丁寧で、退場後には関わってくれたスタッフ総出で拍手して迎えてくれたことが嬉しかったです。
この演出があることは知っていましたが、「もう式が終わってしまうんだな」と少し寂しさも感じました。
さらに、搬入日前にレストランを利用した際には、パティシエさん・担当プランナーさん・カメラマンさんがデザートにデザインをしてサプライズで運んでくださいました。
「式も頑張ろう!」と思える、とても嬉しい出来事でした。


























