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テーマは『感謝』、コンセプトは『男子!女子!そうでない人!全員がどちゃくそ楽しめる結婚式!!!』です。
とにかくゲストの皆さまには「これまでありがとう」そして「これからも末永くよろしくね」という気持ちを伝えられるような一日にしたいと思い、式場選びから演出のひとつひとつまで考えました。
ラグナヴェールプレミアのJR大阪駅直結のアクセスと、高層階にあるチャペルのロケーションに惹かれたことが、式場を決めた大きな理由です。
“ゲストが訪れやすい場所”であること、そして“天国にいる大切な人たちに少しでも近い場所”という想いも込めています。
自分たちらしさを大切にしながらも、何よりゲストとたくさん交流できる時間を作りたい。そんな想いを軸に、当日まで準備を進めていきました。

挙式
チャペルは正面と左側が一面ガラス張りになっており、地上150mからの絶景を楽しむことができます。
ブライダルフェアで初めて扉が開いた瞬間、自然光に包まれたあの景色を見たときの感動は今でも忘れられません。
バージンロードの天井には、天の川をモチーフにしたスワロフスキーが輝き、まるでこれからの未来を祝福してくれているようでした。
当日は雨上がりの曇り空でしたが、周囲に高い建物がないため、暗くなりすぎることもなく、優しい光に包まれた温かな挙式になりました。
階段は二段と低めですが、これは“ゲストの目線に合わせるための設計”というミスターゼクシィさんのこだわりだそうです。
また、大理石のバージンロードは光の反射がとても美しく、リフレクションショットは本当におすすめです!

披露宴パーティ
『感謝』をテーマにしていたので、ゲストへのおもてなしのひとつとして“料理”は特に大切にしました。
ラグナヴェールプレミアは、レストランも運営されている式場のため、味は折り紙付き。
参列経験が豊富なゲストからも「とても美味しかった!」と嬉しいお言葉をいただきました。
私たちが披露宴を行ったモダンスイートレジデンスは、横長の会場で、どの席からでもお互いの表情が見えやすく、特に後列に座る親族の顔までしっかり見えたのが嬉しかったです。
シックで落ち着いた色味の空間なので、お色直しで着用した色打掛はとても映えました。
また、この会場では併設のレストランスペースを自由に活用できるのも魅力です。
私たちは、エンドロールムービー用のゲスト全員との撮影や、お色直し中に行った「引き出物×引き菓子マルシェ」など、自由度の高い演出を楽しみました。
さらに、当日新郎新婦には披露宴中に前菜とパンのみが提供され、結び後にブライズルームでゆっくりと残りのお料理をいただけるため、当日はゲストとの歓談に集中できるのも嬉しいポイントです。
コンセプトやこだわったこと
こだわったことは…正直全部です!
新郎が「したいことをしていいよ」と言ってくれていたので、とにかく“自分らしさ”を全開にしたくて、大好きなaikoの要素を取り入れたDIYアイテムや装飾を、会場の至るところに散りばめました。
また、結婚式当日の思い出をしっかり残しておきたかったので、高砂には定点カメラを設置しました。そして新郎の衣装にはGoProを装着し、ゲストとの会話や当日の空気感など「自分たちにしか撮れない景色」も映像に残す工夫をしました。
そして、ゲストも私も参列経験が多かったので、定番の演出に“ちょっとした意外性”を加えることにもこだわりました。
一部ではありますが、たとえば以下のように約270日間考え抜いたアイデアをたっぷりと詰め込みました。
・「誓いのキス」と見せかけて、新郎新婦が同時にゲストへ振り向く演出
こちらはお茶会で出逢った卒花嫁様のアイデアを参考にさせていただきました。
・サンクスバイトのお相手を“ババ抜き形式”で決定!
ゲストだけでなく新郎新婦もその瞬間まで誰になるのか分からない、ドキドキワクワクの演出でした。
・お色直しクイズのじゃんけん大会は、新婦の推しであるaikoにちなんで“あいこ”の人が勝ちのオリジナルルールを採用
・お色直し後の歓談時間は新郎新婦が別行動でゲストテーブルを練り歩き
当日はゲストからの反応もとても良く「楽しかった!」「(新婦)らしさがめちゃくちゃ出ていて良かった!」と言ってもらえて、とても嬉しかったです!

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- PRIMACARA
- 286000円
家族や友人からは「スタイル良いし絶対マーメイド!」と、マーメイドドレスを強く勧められていました。
ラグナヴェールプレミアの提携店であるPRIMACARAでは、試着前に丁寧なヒアリングがあり、担当のスタッフさんがとても親身にカウンセリングをしてくださいました。
その方が私の好みや雰囲気を考えて準備してくださった6着の中に、このオーガンジー素材のAラインドレスがありました。
最初は“オフショルダー”ということで「これはないな」と思っていたのですが、実際に袖を通した瞬間に一目惚れ。
普段は優柔不断な私が、試着2着目にして即決するほどの運命のドレスでした。
その後に試着した4着+αの1着もスムーズに進んでしまうほど、心が決まっていたと思います。
小胸でも安心して着られる胸元のデザインや、デコルテ、肩甲骨を綺麗に魅せてくれるシルエットもお気に入りです。
このドレスを準備してくださった担当スタッフさんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
SECOND DRESS和装 2着目

- スタイル
- 色打掛
- 330000円
新郎が“THE 和装顔”ということもあり、お色直しは和装で登場することにしました。
衣装の色でもゲストの意表を突きたかったので、定番の赤や暖色系ではなく、あえて違う雰囲気を狙うことに。
最終候補は、肌なじみの良かった「金」と、写真映え間違いなしの「緑」。どちらも素敵で本当に迷いましたが、スタッフさんと付き添ってくれていた母からの強い推し、そして「ゲストの想像をとことん裏切れそう!」という理由で、エメラルドグリーンのような発色の良い色打掛に決定しました。
当日はゲストから「まさかの和装!」「緑?!」と驚きの声がたくさんあがり、思わず“してやったり”と嬉しくなりました(笑)
式全体の中でも、特にお気に入りの瞬間のひとつです。
SHOESシューズ

新郎とは身長差がわずか2cmしかなかったため、ヒールのないぺたんこシューズを選びました。
メルカリで2,000円ほどで購入したのですが、見た目も可愛く、とても歩きやすかったです。
普段からヒールを履かない私にとっては、動きやすさ重視のこの選択が大正解でした!
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

◇ヘアスタイル
挙式:ゆるっとシニヨン
完全おまかせにしました!(笑)
披露宴入場:ハーフツイン
ヘアにパールをあしらったので、目元にもパールを付けてもらい、挙式の“華やか”な雰囲気から披露宴では“可愛い”スタイルへチェンジしました。
お色直し:つるんとアップ
色打掛がとても鮮やかで素敵だったので、しっかりと衣装を見てもらうために、シンプルに仕上げました。
◇メイク
普段からあまりメイクをすることがないため、メイクさんには「素肌の綺麗さを活かしつつ、お化粧している感を出してほしい」とだけお伝えしました。
仕上がりはまさに理想通りで、ナチュラルでありながら華やかな雰囲気でとても満足です。
余談ですが、式の約2ヶ月半前に新郎に前髪を信じられないほど短く切られるというハプニングがありました(笑)
当日まで心配でしたが、なんとか良い感じの長さまで伸びてくれて、それも今では良い思い出です(笑)
ACCESSORIESアクセサリー

ネックレスとピアスはキュービックジルコニアのものを、メルカリで4,400円で購入しました。
大ぶりでキラキラと輝き、とても華やかでした。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

挙式:SHEINで約3,000円で購入した3mのロングベールを着用しました。
繊細な刺繍が施されているデザインで、そのままでも十分素敵だったのですが、より華やかにしたくて、母と一緒に百均のキラキラシールをボンドで貼り付けてアレンジしました。
手作業で少しずつ装飾を加えた時間も、今となっては大切な思い出のひとつです。
披露宴:パールシールはSHEIN、リボンはユザワヤで購入しました。
リボンはベロア生地にしたことで、甘さを残しつつも、甘くなりすぎない絶妙なバランスに仕上げることができ、お気に入りです。
お色直し:金箔はSHEIN、胡蝶蘭はメルカリで購入しました。
金箔で華やかさを出しつつも、胡蝶蘭でシンプルにまとめたことで、より着物の美しさを際立たせることができました。
NAILSネイル

ネイルは、器用な母にしてもらいました。ネイリストではないのですが、とても手先が器用なんです!
お色直しが和装だったので、ベージュ系×シンプルに仕上げてもらいました。
仕事柄、普段は爪を伸ばせないためチップも検討しましたが、形が合わなかったので、当日に向けてこっそり爪を伸ばして準備しました(笑)
母の優しさが詰まった、最高のブライダルネイルになりました!
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

◇装花
「暖色×ぴょんぴょん」だけは式場見学前から絶対に譲れないデザインだと決めており、ブライダルフェア見学時にもスタッフさんへ写真を共有していました。
お花の種類は特に指定せず、予算内でお任せしたのですが、想像以上に素敵に仕上げてくださり大満足でした!
FOODお料理のこだわり

これまでラグナヴェールプレミアを含む13軒のブライダルフェアに参加しましたが、どこの式場と比べても、お料理とドリンクの価格は正直かなり高めでした…!
他式場では“中ランク”のコースが、ラグナヴェールプレミアでは最低ランク。
また、ドリンクも他会場では4,000〜5,000円で数十種類あるところ、こちらでは最低ランクで6,600円、種類もアルコール6種類?とソフトドリンク3種類で、正直コスパは良くはありませんでした。
ちなみにサービス料も15%と高めで、なかなか痛い出費でした(笑)
ただ、料理はゲスト満足度に直結する大事なポイント。
「これまでの感謝を込めて、しっかりおもてなしをしたい」という思いから、最終的にはゲスト全員が満足できるコースを選びました。
結果的に「お料理が美味しかった!」と多くのゲストから声をかけてもらえたので、ここは本当にお金をかけてよかったと思いました!
WEDDING CAKEウェディングケーキ

ラグナヴェールプレミアでは、ケーキの金額は「値段×人数」で計算されます。
ちなみに他の式場さんでは、「段数ごとに〇万円」など固定料金のところもありました。
当初はコストを抑えるために一段のケーキを選んでいましたが、やっぱり写真映えも大事!と思い、最終的に二段ケーキに変更しています。
ケーキの周りに飾られたハート型のいちごがとっても可愛く、見た目にも大満足でした。
ファーストバイトでは、食いしん坊な私は一番大きなシャベルで新郎に食べさせてもらいました(笑)
二段ケーキを活かして“二階建て”ですくってくれたので、二段ケーキにして良かったです。
ただその分、スポンジが少し固めで、新郎はシャベルですくうのに少し苦戦していました(笑)
ちなみに、ラグナヴェールプレミアでは衛生面の観点から、セレモニー用ケーキとは別のケーキがコースの最後に提供されます。
ゲストに提供される方はふわふわのショートケーキで、とても美味しかったのでご安心ください!
WEDDING FAVORS引出物

引き出物と引き菓子は、ギフトマルシェ形式でゲストに自由に選んでもらいました。
「せっかくなら自分の好きなものを持ち帰ってもらいたい!」という思いからこの形式に。
ゲストが選びやすいように、それぞれのアイテム紹介POPも手作りしました。
準備は少し大変でしたが「選ぶのが楽しかった!」という声をたくさんいただけて嬉しかったです!
PETITE GIFTSプチギフト

プチギフトは、花嫁界隈の友人が描いてくれた“線画イラスト”を使って、サンキュータグ風のシールを作り、MINTIAに貼り付けました。
世界にひとつだけのデザインで、とても思い出深いギフトになりました。
プチギフトをMINTIAにした理由は、私にとって特別な幼馴染の存在です。
今回、幼馴染6人のうち1人は家の事情で来ることができなかったのですが、私とその子は少年野球、中学ではソフトボールを、毎日のように一緒に頑張ってきた大切な存在でした。
その子が当時、よくMINTIAを食べていたので“これしかない!”とプチギフトに選びました。
来てもらえなかったのは正直寂しかったけれど、こうしてその子の“形跡”を残せたことが、私にとってはとても意味のある選択でした。
そして、小さなゲストへのプチギフトは別で用意しました。
3歳の甥っ子にはアンパンマンゼリー、11ヶ月の姪っ子にはハイハインを準備。結婚式がハロウィン前だったので、ハロウィン仕様のミニバケツに入れてプレゼントしました。ふたりとも喜んでくれて、私自身すごく嬉しかったです。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

「茜」を選びました。
自分の名前そのもので、まさに“運命の指輪”だと感じ、新郎にお願いしました。
V字部分の華奢なラインと、アシンメトリーなデザインがどタイプでお気に入りです。
「骨格ナチュラル」体型の私の指にもぴったりで、つけるたびに気分が上がります!
WEDDING RING結婚指輪

「茜雲」を選びました。
新郎が「俺も茜を付けたい」と言ってくれて、私の名前が入ったこちらの指輪をペアで購入しました。
仕事柄、石付きの指輪は着用できないため、石なしデザインを選択。とはいえ、結局仕事中は外しているので「買わなくてもよかったかな?」と思う瞬間もあります(笑)
でも、新郎が毎日嬉しそうに指輪を着けて仕事に行ってくれている姿を見ると、やっぱりペアで購入してよかったなと心から思います。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

結婚式で一番感動したのは、私たちのためにたくさんの方が集まってくださったことです。
その中でも特に印象に残っているのは、社会人になってから趣味を通じて出会った友人のこと。
この夏からアメリカへ留学していて、本来なら参列が難しい状況でしたが、時差が約14時間ある中、式の受付開始からお披楽喜までずっとオンラインで参加してくれました。
さらに、そのオンライン参加を支えてくれた共通の友人が、約4時間もの間、携帯で繋ぎ続けてくれていて…。
友人たちの優しさと想いに本当に胸がいっぱいになりました。
改めて、素敵な友人たちに恵まれていることを心から感じた出来事でした。
そしてもうひとつ、心に残っていることが両親への手紙です。
本当はゲストの前で読むのが恥ずかしくて迷っていたのですが、あの特別な空間だからこそ、普段は言えない気持ちを素直に伝えることができました。
手紙を書いているとき、これまでの思い出が一気に溢れてきて「本当にたくさんの愛情に包まれて育ってきたんだな」と改めて感じることができました。
この時間が、両親へ感謝を伝える大切なきっかけになったので、本当によかったです。
二人らしさとは

私たちらしさとは「感謝の気持ちを伝えながら、みんなで心から楽しめる時間をつくること」です。
冒頭でお伝えしたテーマを意識し、ゲストへのおもてなしを一番に考え、限られた予算の中でも料理や景品、引き出物など“ゲストに直結する部分”を優先しました。
衣装や装飾、BGMは見積もり内で工夫することで、笑顔あふれる温かい時間をつくれたのではないかと思っています。
結果として「ゲストへの気使いがいっぱいの素敵な式だった」と言ってもらえたのが何より嬉しかったです!
嬉しかった参加者の反応

ゲストから「(新婦)らしさが詰まった雰囲気で楽しかった」、「小物や演出のひとつひとつに、式のために全力を注いだ想いが伝わってきた&その式に呼んでくれて参加できたことが嬉しかった」、「初めての演出が多くて、とても楽しめた」という嬉しい言葉の数々をいただきました。
ゲストがそのように感じてくれた事が本当に嬉しくて、通勤時間を使ったり、寝る間も惜しんで頑張って準備してきてよかったなと思いました。
私にとって結婚とは

正直よく分からないものでした。
結婚しなくても幸せになれる時代に、結婚するメリットって何だろう?と思っていました。
そんな中、結婚式で大学時代の恩師からいただいた言葉に、
「夫婦というのは、これからの人生の生き方や考え方を支え合って生きていくもの。これには生産性が要らない」と、話されていました。
結婚は、何かを得るための選択でも、何かを失う覚悟でもなく、ただ隣にいる人と人生を分かち合い、ありのままの自分でいられる関係を築いていくことなのだと思いました。
私にとって結婚とは、この人と共に人生を歩んでいくという、とてもシンプルで温かい選択だと思います。
そして、私にとって結婚式とは、
これまでお世話になった方々へ「ありがとう」を伝える日でした。
準備は本当に大変で、一人で泣いてしまう日もありました。
それでも当日は、ゲストの笑顔や温かい祝福の言葉に包まれ、準備から結びまでのすべての時間が、かけがえのない宝物となりました。
改めて、自分がどれほど多くの人に支えられて生きてきたのかを実感することができた、とても大切な一日になりました。
両親への記念品贈呈の際には、父と母の最高の笑顔を見ることができ、とても嬉しかったです。
結婚式を結んだ夜、父から「いずれ振り返った時に、いい人生を送ったなと思うやろなと感謝しています」というLINEが届き、胸がいっぱいになりました。
これまでたくさんの愛情を注いで育ててくれた両親に、
最後にこのような言葉をかけてもらえたことを、心から幸せに思います。
もちろんお金はかかりましたが、大切な事に気付くきっかけとなったので、本当に結婚式を挙げてよかったです!
後悔していること

結婚式は一生に一度の大切な日でしたが、振り返ってみると「こうしておけばよかったな」という後悔が3つあります。
同じように準備を頑張っている花嫁さんの参考になれば嬉しいです。
① ギフトマルシェ形式の引き出物
親族と恩師以外のゲストには、お色直し中の待ち時間に退屈しないよう“自分たちで好きな引き出物&引き菓子を選ぶギフトマルシェ”を用意しました。
新郎側のゲストからは「楽しかった!」「選べるのが嬉しい!」と好評だった一方で、タイミング悪くお手洗いに行っていた友人は、残り福になってしまったようで…。
マルシェ形式にするのであれば、ある程度在庫も抱えた方が良かったと今は感じています。
② ゲストとのツーショットが少なかった
特に、家族との写真がほとんど撮れなかったことが今でも心残りです。
撮影指示書は5カットまで希望を出せたのですが、当初入れていた父母とのツーショットを、母から「そっちに撮りに行くから、他のカットにして大丈夫だよ」と言われ、外してしまいました。
当日は両親も私も挨拶回りでバタバタしていたこともあり、披露宴中の家族との写真は各卓ショットだけ。
お見送りの時に数枚だけ撮れましたが、希望カットとして残しておけばよかった… と強く思いました。
友人との写真ももちろん大切ですが、何より大好きな両親や妹と、もっとゆっくり写真を撮りたかったです。
③ ゲストの声を拾えなかった、目を見れていなかった
緊張と高揚感で余裕がなく、入退場時、話しかけてもらっても、ちゃんと目を合わせられなかった瞬間が多かったように思います。
動画を見返すと、手前のゲストや声が大きいゲストにばかり反応してしまっていて、遠くであたたかく見守ってくれていたゲストにはうまく返せていなかったなと…。もっとゲスト全員に、平等に、目を向けたかったです。
式の翌日、一人ひとりにお礼のLINEを送ったのですが「新郎新婦は主役なんだから気にしなくていいよ」、「何も考えず楽しめてたなら、それがいちばんだよ」とたくさんの優しい言葉をいただき、私は本当に素敵な人たちとの縁に恵まれたんだなーと、改めて幸せを感じました。
これまでの「ありがとう」を伝えるつもりが、結局こちらがたくさんの“ありがとう”をまたもらってしまいました。
本当に、頭が上がりませんね(笑)
やりたかったけれど諦めたこと
やりたかったけど諦めたことは、大好きなパンダカーでの入場です。
どうしても乗りたかったのですが、レンタル料が10万円だったため断念しました(笑)
ただ、結果的に色打掛の柄や色がしっかり見える形で入場できたので、今では「乗らなくてよかった」と思っていて後悔はしていないです!
また遊園地に乗りに行きます!(笑)
節約のための工夫

節約のために、ペーパーアイテムやフォトパネル、プロフィールムービーなど、作れるものはできる限りDIYしました。
決して器用な方ではないので手作り感はありましたが、それも含めて“私たちらしさ”が出せたと思っています。
節約だけでなく自由度も高くなるので、DIYは本当におすすめです!
また、自分たちだけに関わる部分の衣装や小物類などは、契約時の見積もり内で選んだり、SHEINやメルカリを活用してコストを抑えました。
予算内でもとても満足していますし、無理なく理想の形を叶えられたと思います!
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

正直、準備期間は大変なことが多かったです。きっと皆さんはこれから大変なことが山ほどあると思います。
当初の私は、なんでもプランナーさんが教えてくれて、準備も手伝ってくれると思っていましたが、実際には結婚式を挙げるための最低限のことしか教えてくれません。
なので自分で情報をしっかりと集めて、したいことに優先順位をつけることが何より大切だと思います。
私はInstagramで花嫁アカウントを開設し、プレ花嫁さん、卒花嫁さんからたくさんの情報をいただきました。
もともと人と関わることが大好きなので、プレ花嫁さんが主催する“花嫁お茶会”にも参加させていただき、色んな方とお話しできたのも、とても良い思い出です。
花嫁界隈でよくある新郎の準備問題ですが、どうしても新郎側が受け身になることが多く、「どうして私だけこんなに頑張ってるんだろう」と思ってむしゃくしゃする日も少なくありませんでした。
正直、本気で嫌いになりそうな瞬間もありましたし、結婚式3日前に怒りをぶちまけてしまいました(笑)
それでも結婚式当日、ゲストからたくさんの笑顔と祝福、そして労いの言葉をもらい、本当に頑張ってよかったと心から思えましたし、頑張ったからこそ、この幸せを感じられたんだと思っています。
結婚式の準備期間は、プレ花嫁のうちにしか味わえない“人生で一度きりの特別な時間”です。言わばプレ花嫁さんの特権です。
無理せず、楽しむ気持ちを大切にしながら、新郎さんとふたりで素敵な思い出をたくさん作ってほしいなと思います♡


























