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神前婚ですが伝統にとらわれずに、自分が幼い頃、10代の頃からずっと憧れてきたことを叶えたい。そして、女の子として生きてきた集大成として自分たちらしい結婚式にしたいと思っていました。
明治記念館は神殿にも披露宴会場にも窓がついており、緑が見える開放感があります。そのため、栃木の自然の中で育った私のバックグラウンドとつながる空気を感じました。
凛とした空気の中で、落ち着いており優雅でロマンティック、そして夢やおとぎ話を感じることのできる、ゲストにとっても特別感のある結婚式にできると思いました。
ディズニーの眠れる森の美女のオーロラ姫が好きで、オーロラという名前は夜明けの光という意味があることや、眠りについた辛い時期を耐えて結婚という幸せを得るエピソードが、私たちの結婚までの道のりと重なり、テーマにしたいと思っていました。
そして『暁の光、春の光、キラキラとした輝き、美しい季節をともに生きていこうという思い』をテーマにしました。
挙式
明治記念館の儀式殿は石造りのモダンな神殿で、神前婚ですがウェディングドレスとも相性がよく、素敵でした。厳かな神前婚はゲストにとっても印象的だったようでよかったです。
また、窓から差し込む自然光と見える緑が美しいです。
フラワーシャワーも可能なので、桜の花びらの造花をご用意いただきました。
披露宴パーティ
窓が大きく広く、自然光や庭園の緑が美しいです。カーテンの開け閉めの演出もできます。また、ブルーの絨毯、シャンデリア、壁のミラー装飾が、洋風披露宴にもぴったりでした。
コンセプトやこだわったこと
・好きな宝石のイメージからテーブルナンバーやペーパーアイテムを作りました。
Creemaでufufuさんの宝石のカードを購入し、その石の意味がかかれた紙と一緒に額に入れ、テーブルナンバーにしています。そして、そのテーブルに座る誰かの誕生石になっているというサプライズにしました。
また、席札にもその人の誕生石のシールをはって、シルクリボンとシーリングスタンプで飾り、メッセージを書いたところ、喜ばれました。
・ウェルカムスペースは、ブーケアーティストの方のレンタルサービスを利用して、ピンク&ゴールドのコーディネートに加え、ChristofleやLaura Ashleyなどの写真立て、眠れる森の美女の物語が描かれたノートを使い、物語を感じさせる装飾にしています。高砂装花を一時的にウェルカムスペースに置いていただき、華やかさをアップしました。
またウェルカムボードには、軽井沢ロケーション前撮り、日光和装前撮りの写真に、カリグラフィーの文字入れをしてもらったものをボード3枚にして飾りました。神殿に続くギャラリースペースに展覧会のように展示しています。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- THE HANY
『Valerie』
暁の光、春の光、キラキラとした輝きをテーマにしたため、キラキラと輝くスパンコールの豪華なドレスを選びました。羽のような刺繍は全て手でデザインされ、繊細です。立体的な造形美があり、高級感やトレンド感もあって、特別な雰囲気がありました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Hatsuko endo
前々から着たかった『Aurora / Mauve』を着用しました。
ディズニーのオーロラ姫が好きで、オーロラという名前は夜明けの光という意味があることや、眠りについた辛い時期を耐えて結婚という幸せを得るエピソードが、私たちの結婚までの道のりと重なり、テーマにしたいと思っていたので、それにちなんでいます。
テーマに合わせて、2着目もキラキラと輝くビジューやスパンコールの豪華なドレスを選びました。
SHOESシューズ
シューズは MAYLAでそろえています。
ウェディングドレスでは、白いレース地にサムシングブルーのリボンが大きくついたデザイン。
カラードレスでは、ディズニープリンセスシリーズのオーロラ姫のピンク色のシューズでした。
どちらも8〜10cmヒールです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ウェディングドレスでは、オードリーヘップバーン風の前から見えるくらい高いアップのシニヨンにし、お団子ヘアにはならないようシニヨンの下をなだらかにとめ、大人っぽくしました。前髪は少し立ち上げ気味で斜めに流し、ティアラをつけています。
カラードレスでは華やかに巻いてハーフツインにし、クラウンと月や星モチーフやパールのピンを散らしました。前髪は立ち上げておでこを出しています。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式ではBen-Amunの大きなパールイヤリング、ヴェール、膝下グローブで厳かな印象にし、披露宴入場ではElizabeth Bowerのクリスタルが透明感のあるSakura Dew Dropイヤリングで抜け感とトレンドを意識しました。
お色直しではスワロフスキーが5cmほど垂れるイヤリング、ラインストーンを敷き詰めたチョーカーを合わせ、とにかく華やかにしています。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ウェディングドレスではIvory&Co.のティアラ『Alexandra-sakura』を着用しました。
sakuraというネーミングと装飾されたパールが上品だったので決めています。
カラードレスでは流れ星のようなデザインのミニクラウンと、月や星のデザインのキラキラしたピンやパールピンを合わせています。新郎への手紙で星を眺めた思い出を語ったので、思い出とテーマにちなんだアイテムを選びました。
NAILSネイル
ネイルはキラキラと輝き、テーマにあうピクシーネイル、色味はカラードレスに合わせてモーヴピンクを使いました。大きめのキラキラとしたパーツもつけ、長さ出しもしています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
・会場装花
名前に『桜』の字があるため、桜の花をメインにした装花にしました。そのほかは春のお花を使用しています。大きな花瓶に桜の枝をたくさん入れて、高砂ソファの左右に配置しました。カクテルグラス型の花瓶にもお花を垂らし並べています。
また、ソファうしろには桜のフラワーカーテン、ソファ左右の足元にはお花が生えているように直置きで配置しました。
ケーキ台の後ろにはサークルオブジェを置き、やはりお花とグリーンで装飾しました。
・ブーケ
挙式は花屋ŒUVREさんに生花の薔薇のラウンドブーケをお願いしました。
披露宴入場ではアーティフィシャルフラワーの桜だけを用いたボリュームのあるバレリーナブーケ。
お色直しではアーティストさんと一緒に花材選びをしたフルオーダーの桜、胡蝶蘭、チューリップ、水仙などを用いたミモレ丈のグランドキャスケードブーケにしました。
いずれもボリュームあるドレスに負けないインパクトとサプライズ感のあるブーケにしました。
FOODお料理のこだわり
洋風にしたかったのでフレンチコースです。試食会に行き、内容を選びました。
デザートがワイングラスに盛りつけられていておしゃれで好評でした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
3段でなるべく縦長に高さを出しました。うっすらピンクのクリームの土台に白いレースをイメージしたクリームを絞り、チョコレートの桜や蝶々パーツをつけ、ピンクの薔薇と胡蝶蘭の生花をふんだんに使用し、てっぺんから斜めにケーキにまとわせました。
脚のある高さが出るプレートに乗せ、ナイフリボンは白のみにしています。
また、切り分けたウェディングケーキには両親にハートのチョコプレートをサプライズし、感謝の気持ちを伝えています。
WEDDING FAVORS引出物
親戚には、私がドイツ生まれなのでドイツ製のナハトマンのガラスプレート(ボサノバ)と式場オリジナルの紅茶のパウンドケーキ。
友人には、明治記念館の菊の御紋にも見える人気のパレスプレートと式場オリジナルの紅茶パウンドケーキを贈りました。
PETITE GIFTSプチギフト
銀座ウエスト『ヴィクトリア』のハート型を渋谷店で買って、桜の花びらのアーティフィシャルフラワーと花嫁Instagramのアカウント紹介カードを袋に封入しました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
Van Cleef & Arpelsのイコーヌ。
ダイヤモンド一粒よりもファッションに華やかに合わせられ、年齢を重ねてもつけることができるデザインです。
WEDDING RING結婚指輪
Van Cleef & Arpelsのデザイン違いをそれぞれ選びました。新婦はダイヤモンド3石のタンドルモン エトワールです。素材はプラチナではなくローズゴールドにしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
家族や夫の笑顔、ゲストみんなが席札メッセージを読んで笑顔になったり涙を浮かべてくれたところを見られたこと。フラワーシャワーの際、祝福の気持ちが伝わってきて、こちらも感謝の気持ちでいっぱいの瞬間でした。
二人らしさとは
伝統と新しいものや自分たちの憧れ、夢をうまく組み合わせて、ゲストにとっても新鮮さと特別感のある式を実現すること。
嬉しかった参加者の反応
「あなたにしかできない素敵で楽しい式で、後にも先にも1番だ」と言われたことです。
「明治記念館はあまり訪れることがなかったので行けて嬉しい」などのお言葉もいただきました。
私にとって結婚とは
結婚にあたり、夫と家族と一つになるという感覚でした。両親や親戚とも結婚でお別れではなく、これまでの幸せな日々を振り返り感謝し「これからもよろしくね」と伝えることができました。
「今までありがとう」というメッセージをする方が多いのかもしれませんが、私は逆にこれからもよろしくねのメッセージを強調しました。
また、友人にとっても久しぶりに集まる同窓会のような、新たなつながりが生まれる記念の日になりました。
後悔していること
若い親戚のゲストがお酒を飲み過ぎてしまったこと。「落ち着いた上品な雰囲気にしたいので、適度に楽しんでほしい」と伝えておけばよかったです。
やりたかったけれど諦めたこと
オープニングムービーをドローン撮影にするということ。前撮りでは写真をたくさん撮りましたし、金銭的なことであきらめましたが、親戚がテーマにちなんだ素敵なムービーを撮影、編集してくれました。
節約のための工夫
・ブーケの一つは完成品を購入し使用
・写真、ムービーを持ち込む
・料理とドリンクは会場に格式があり1番下の価格でも十分おいしいためランクアップはなし
・音楽のプランはつけず、自分たちでCDを集めて流す
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
会場もプランナーさんも上品で、対応が素晴らしく、伝統もあるので誇りに思えますし安心です。要望をたくさん言いましたが、パワフルに動いていただき叶えていただきました。またフロントの花や写真撮影の時間組、高砂ソファでの新郎新婦用の料理の手配など気を利かせていただけました。
伝統もありますが、新しい文化も取り入れようとされていてモダン、レトロモダンな雰囲気どちらにも合います。
窓がある披露宴会場は貴重に思いました。