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テーマは「お花見ウェディング」です!
コロナ禍で、お花見をするのも憚られる中、ゲストの皆様に少しでもお花見気分を味わっていただきたく、各テーブルに満開の桜を用意しました。コロナで当初の2020年6月から、2021年3月に延期を決めましたが、延期したからこそ可能になった演出だったと思います。
コロナ禍での結婚式は、様々な考え方やご意見があると思いますが、決行すると決めてからは、主人と2人で「出席してくださる方々のために何が出来るか」を常に考えてきました。感染対策を徹底することはもちろんのこと、加えて、皆様に少しでも明るく楽しい気分になっていただきたいと、会場装花に力を入れることに決めました。
挙式
グランドハイアット福岡のホワイトローズチャペルは、白を基調とした神聖で上品なチャペルです。入口から祭壇までの道のりをバラのつぼみが開花するまでの過程になぞらえて表現しています。当日は家族への感謝の気持ちと、これから夫と2人で歩む人生について考えながら、穏やかで温かい気持ちで過ごすことができました。
披露宴パーティ
グランドボールルームは、天井が高く開放的で、バカラのシャンデリアがキラキラと輝く、ゴージャスな披露宴会場です。憧れのホテルウェディングを叶えることができると思いますし、ゲストの皆様も非日常的な空間にワクワクすることと思います。
コンセプトやこだわったこと
私たちの披露宴のコンセプトでもある「お花見ウェディング」の通り、会場装花です。コロナ禍で、お花見をするのも憚られる中、ゲストの皆様に少しでもお花見気分を味わっていただきたく、各テーブルに満開の桜を用意しました。
特にこだわった部分は、桜の花だけだとピンクと枝の茶色でかなりスタイリッシュになると思い、可愛らしい雰囲気も出したくて、桜の木の下に色とりどりの春のお花も取り入れた事です。高砂のバックには桜の木を2つ置きましたが、高砂装花は緑、白、ピンク、赤中心でまとめていただきました。
ゲストテーブルの桜の木の下にも、高砂とリンクした色味のお花を飾っていただきました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
yamadayaさんでお借りした、ディズニーウエディングコレクションのシンデレラドレスです。
袖部分の取り外しもできる2wayタイプのものになります。袖部分、胸元の刺繍、プリンセスラインのチュールスカート全てが、光が当たり、動くたびにキラキラと輝いていました。シンデレラが魔法にかけられる瞬間をイメージしたドレスのようで、そのコンセプトも素敵です!
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
1回目のお色直しは色打掛けにしました。
色はサーモンピンクですが、裾にかけてゴールドが入っており、とても気に入っています。桜柄の刺繍が会場装花の桜ともマッチしており、好評でした。こちらも提携ドレスショップのyamadayaさんで選びました。
THIRD DRESSドレス 3着目
- ブランド
- Hatsuko endo
ハツコエンドウさんのvanessaです。
ウェディングドレスと素材に差をつけたくて、ミカドシルク素材のものにしました。シンプルですがロールカラーが特徴的で、デコルテを美しく見せてくれます。色味も春にぴったりのパステルピンクです。ハリ感やツヤ感がとても気に入っており、ゴージャスな会場にも負けないような存在感があります。
こちらは比較的新しいドレスだったので、延期したからこそ出会えた運命のドレスだったんだなぁと思いました!
SHOESシューズ
シューズもyamadayaさんでレンタルしました。色味はシンプルなホワイトで、15センチヒールでした。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
【ヘア】
ウェディングドレスの時には、ドレスがシンデレラだったので、シンデレラをイメージしてアップスタイルにしてもらいました。和装の時は低めシニヨン、カラードレスの時はふわふわのハーフアップにしてもらい、3着ともヘアスタイルを変更しました。ボリューム感や後毛の感じなど、ヘアメイクさんと細かく打ち合わせをしました。
【メイク】
全てお任せですが、アイシャドウやリップの色など、衣装の雰囲気に合わせてチェンジしてくださりました。
ACCESSORIESアクセサリー
〈WD〉
Ivoly&Coのchristianaというティアラをつけました。イヤリングは一粒パールのものをレンタルしました。
〈CD〉
存在感のあるイヤリングをつけたいと思い、こちらもスワロフスキーのキラキラした大振りのイヤリングを購入しました。後で写真を見返しても存在感があり、満足しています。
ウェディングドレスも、カラードレスも、胸元の刺繍やロールカラーなど、胸元が特徴的なドレスだったので、ネックレスはつけていません。その代わり、ティアラやイヤリングなど顔まわりのアクセサリーを工夫しました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
〈WD〉
Ivoly&Coのchristianaというティアラをつけました。小柄な自分にも似合うよう控えめなサイズのティアラを選びましたが、輝きが美しく、存在感がありました。
〈和装〉
憧れだった胡蝶蘭を左右につけていただきました。
〈カラードレス〉
ヘッドアクセサリーとブーケに合わせた装花を両方つけました。
NAILSネイル
衣装に合わせて、透明感のあるピンクをベースに、キラキラのストーンを置いていただき、フレンチネイルのようにシルバーのラインを引いてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
桜の花と、カップ咲きのバラ、チューリップ、カラーなど春のお花をメインに使用しました。色味はピンク、白、赤で統一していただき、ボリュームが出るようにグリーンも入れていただきました。
FOODお料理のこだわり
老若男女問わず、美味しくいただけて、視覚も楽しめるようなコース料理を選びました。ゲストの方々からは「さすがグランドハイアット!」と、美味しかったと言う感想を多数いただきました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
イミテーションケーキにしました。高砂のお花とリンクするように、白、ピンク、赤、グリーンを中心とした色味で、バラの花メインに飾っていただきました。スタンダードのタイプからグレードアップしてもらい、お花が滝のように流れるデザインにしてもらいました。遠くからでも華やかで存在感が出て良かったです。
WEDDING FAVORS引出物
【引出物】
〈主賓、上司、親戚〉ティファニーのグラス
〈友人〉バーニーズニューヨークのカタログギフト
【引菓子】
グランドハイアットのものを選びました。家族持ちの方にはハイアットブラウニー、独身の方には食べやすいようにマカロンを選びました。ゲストの方からはマカロンがとても好評でした!
主賓の顔ぶれを考慮して、縁起物は入れたほうがいいとプランナーさんからアドバイスしていただき、縁起物も全員にお配りしました。
PETITE GIFTSプチギフト
福岡の老舗和菓子屋、鈴懸の紅白最中にしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ティファニーのハーモニーです。一粒ダイヤと、ダイヤモンドバンドを選びました。
WEDDING RING結婚指輪
婚約指輪に合わせてティファニーにしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
コロナ禍での準備で、来れなくなったゲストの方が約半数もおり、落ち込むわたしのために、主人がこっそりサプライズを計画してくれていたことです。
まず一つ目は、大好きな妹からのサプライズスピーチです。人前にあまり率先して出るタイプの妹では無いのですが、堂々と心のこもった手紙を読んでくれて、「いつの間にか大人になったんだなぁ」と感動が倍増でした。
二つ目のサプライズは、来られなくなったゲストの方から、主人がお祝いのコメントムービーを集めてくれ、それを余興として流してくれました。
そのムービーの後に、主人から33本のバラの花束をプレゼントしてもらい、手紙を読んでくれました。普段は不器用で、感情を表に出さない主人からの手紙はすごく嬉しかったです。
プロポーズの時も、恥ずかしいと言って結婚してくださいという一言はなかったのですが、当日のお手紙の最後に「結婚してください」とみんなの前で伝えてくれました。33本のバラは「生まれ変わってもあなたと結婚します」という花言葉だと、結婚式が終わって知り、もう一回泣いてしまいました。
バラの花束は式場に頼んで、アフターブーケにしてくれるようです。
二人らしさとは
結婚式が終わったあと、多くの方から「2人らしい、いい式だったよ」と言っていただけました。
私たちにとって2人らしさとは、どんな困難も2人で力を合わせて、笑い飛ばすことができる、ポジティブさだと思います。
この一年、結婚式以外でもあたりまえが制限される中、人と人との繋がりや、周囲の人々のありがたさなど、コロナ禍だったからこそ分かったこと、気づけたことがたくさんありました。結婚式を終えて、今まで多くの方に支えられていたことに、改めて気がつきました。これからも私たちらしく、周囲の方々への感謝の気持ちを忘れずに、恩返ししていきたいと思います。
嬉しかった参加者の反応
一番嬉しかったことは、「結婚式をしてくれてありがとう」という言葉です。このご時世、結婚式を行って良いものかと、何度も悩みましたが、その一言に救われました。特に両親や親戚から、「貴女の何事も諦めず、最善を尽くし、最後までやり遂げる力は、強みであり魅力だよ」と褒めていただきました。
家族が喜んでくれて、結婚式をやってよかったなと心から思いました。
私にとって結婚とは
どんな時も支え合える一番の味方が出来ることだと思います。
後悔していること
お色直しを2回したのですが、その分高砂での写真撮影の時間が短くなってしまい、友人とウェディングドレス姿で写真を撮らなかったことです。特に披露宴入場から主賓の挨拶、乾杯、ケーキ入刀まであっという間で、気がついたらすぐ退場になってしまいました。でも、お色直しを2回するとたくさん衣装を着ることができますし、一長一短かなと思います。
節約のための工夫
正直あまり節約は上手ではなかったなと反省しています。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
現在、コロナ禍でたくさん大変な思いをして、準備に励まれている多くのプレ花嫁様たちがいらっしゃると思います。人それぞれの考えや選択があるかと思いますが、自分の出した答えにどれも間違いはないと思います。当日は、間違いなく人生で最良の一日でした!!