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テーマは『世界が色づく』です!
私たちはこれまで出会ってきた皆さん、一人ひとりのおかげで今の自分たちがあると感じています。だからこそ結婚式は「ありがとう」を伝えるだけでなく、全員でカラフルに彩っていく日にしたいと思いました!
挙式では色味や演出を落ち着いたものにし、披露宴では賑やかで色鮮やかに演出したのがこだわりです。
具体的には、挙式は使用する色数を厳選しスイッチングレターやチャペルムービー、ダーズンフラワーセレモニーを取り入れました。披露宴では使用する衣装やお花も変化をつけ、引出物オープンセレモニーや色当てクイズなど、沢山の演出を通してゲストの皆さんと“世界がどんどん色づいていく時間”を楽しみました。
テーマカラーも挙式から披露宴で変化をつけ、モノクロ・ゴールド・シルバー・グリーンから、カラフルなミルキーカラーにアクセントで赤を入れたのがポイントです!
SOLA KOBEを選ぶ際に決め手となったのは、お料理・チャペル・バンケットです。
チャペルは学生の頃から憧れていた空間だったこと、開放感があり、コーディネートがしやすくおしゃれな雰囲気のバンケット、そして北野クラブのルーツがあるお料理(顔合わせ食事会を北野クラブにて行いました)それぞれが私たちにとってバランス良く魅力的でした。

挙式
『その日その時の“空”のもとで永遠を誓う』というコンセプトの天空(ソラ)の教会。正面の大きな窓からは神戸の街並みと空を一望できて、ゲスト席からも空がメインに映るよう設計されています。まるで私たちの門出を見守ってくれているような特別感があり、まさに“二人の空”が広がっているようでお気に入りのロケーションでした。
そして、石積みの壁面は石の隙間から自然光がキラキラと差し込み、落ち着いたダークトーンの空間ながらも華やかさがあって、自然と空を見上げてしまうような唯一無二のおしゃれで素敵な空間でした。落ち着いたダークグレーの石畳のバージンロードには、自然光の柔らかな光に照らされたウェディングドレスが一層映えました。
また、新婦がバージンロードを歩むのと同時にスクリーンが降りて光が差し、空が広がっていきます。その瞬間が自分たちにとってもゲストにとっても印象的で、より特別な時間を演出してくれたように感じました。

披露宴パーティ
こちらの式場には披露宴会場として、プライベートリゾートをテーマにした3つの貸切ヴィラがあります。私たちはその中でも、ハイエンドな地中海リゾートをイメージした『GRACE VILLA』という会場を選びました。
天井が高く自然光が差し込む開放感のある空間で、隣接するスイーツガーデン・テラスではよりリゾートらしい雰囲気を楽しむことができます。ゲストもリラックスして過ごせますし、おしゃれな雰囲気も感じられる、まさに理想のパーティー会場でした。
会場内の色味がシンプルなので、コーディネート次第で雰囲気を変えられる点もお気に入りです。
コンセプトやこだわったこと
結婚式では以下の3点にこだわりました!
① 世界観とテーマの表現
『世界が色づく』というテーマに沿って、挙式は厳かに、披露宴は彩り豊かに演出する工夫をしました。装花や衣装のカラーを変化させることで、時間の経過とともに『世界が色づく』様子を表し、空間全体をデザインすることで、ゲストにもそのストーリーを感じてもらえるようにしたのがポイントです。
② ゲストへの感謝と居心地の良さ
“二人だけの幸せ”ではなく“みんなで重ねる幸せの時間”を大切にしたかったので、お料理や進行もゲスト同士が自然に会話できるよう工夫しました。また、感謝を言葉で伝える場面を意識的に取り入れたのもこだわりです。
③ 自分たちらしさの演出
夫婦ともにブライダルに携わってきた経験を活かして、形式よりも“想い”を優先しました。自分たちの想いやストーリーをアイテムや空間づくりに反映することで、ゲストにも「これが二人らしいね」と感じてもらえる瞬間を意識しました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ショップ
- あゆみブライダル
Shop:あゆみブライダル 京都本店
Brand:A by Hatsuko Endo(エーバイハツコエンドウ)
Dress:Monica
幅広ケープとあまり見かけないドームラインが特徴で、ジャガード生地のさりげない陰影が美しく、何年経っても愛せるデザインだと思い選びました。
ウェディングドレス選びで重視したのは、チャペルのダークトーンの床に映えるトレーンであることです。また、逆光でドレスのシルエットが際立つので「自然光を受けた際の陰影感やシルエットが理想と近いか」ということと「チャペルを歩む自分たちの姿が想像できるか」という点を考えてドレス選びをしました。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ブランド
- SACHIKO TSUTSUI
- ショップ
- ブライダルナガノ・コスチューム
Shop:ブライダルナガノ・コスチューム
Brand:SACHIKO TSUTSUI(サチコツツイ)
Dress:ST-0012(pink)
スモーキーなニュアンスピンクが素敵で、チュールフリルのボリューム感がインパクトのある大人ロマンティックなドレスです。
実物を目にして、どうしても一度は纏ってみたかったサチコツツイのアイコニックなドレスを、お色直しの衣装に選びました。ランダムに濃淡が出るよう配置されたチュールは1枚1枚手作業で縫い重ねられていて、こんなにもふわっふわなのに抜け感もあり、スタイリング次第で可愛くも大人っぽくも自由に表現できることが選んだ決め手です。
サチコツツイさまのInstagramを拝見し「パニエをはかないことでフレアをあえて出し大人っぽく着こなしていただきたい1着」と紹介されていたことがきっかけで、思い切ってパニエなしのスタイルにしました。可愛いも大人っぽいも華やかも好きな私らしく“ランウェイを歩くようなイメージ”でスタイリングしてもらったのがポイントです。
SHOESシューズ

MARNON(マルノン)のシューズです。
デザインやヒール、レザーを自由に選んで自分だけの靴を作れる特別感と、日本製で東京・浅草の職人さんの手作りである点が決め手でした。
1足目はシルバー×グリーンで、エナメルとメタリック、グリッターを組み合わせた個性的なデザインのもの、2足目はグレー×ピンク×オレンジで、レースやメタリック、グリッターを取り入れたものにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

【ウェディングドレス】
メイクはうるちゅるのタマゴ肌に仕上げつつ、やや色味を抑えながらも花嫁らしい多幸感をプラスし、可愛さも綺麗さも両方楽しめる欲張りなメイクにしました!
挙式時のヘアは束感のあるシースルー前髪とつるんとまとめたシニヨンで、リボンをお花のように折りたたんだ個性的なフォルムにしたのがポイントです。大きなシャクヤクを贅沢に飾り、シンプルながらも癖のあるヘアにしてもらいました。
披露宴では、ドレスのロールカラーを外し大人っぽいビスチェスタイルになったことから、ふわふわの巻き下ろしヘアにしました。華やかな印象に仕上げるため、キラキラのガラスビーズやパールをあしらったチェーン付きカチューシャ×ロングパールイヤリングを取り入れたのがポイントです。
【カラードレス】
ランウェイを思わせる印象的なアップヘアを探して辿り着いたのが『バブルポニー』スタイルです!リボンを使ってキュート過ぎずシック過ぎず、自分らしい雰囲気になったと思います。
メイクは血色感のあるピンクを足すことで、全体のコーディネートに統一感を出しました。
ACCESSORIESアクセサリー

挙式では、Elizabeth Bower(エリザベスバウアー) のPearlsコレクションより、Bubble Studシルバーピアスを着用しました。こちらはBee's Knees DRESS BOUTIQUE(ビーズニーズドレスブティック)にて購入したものです。
披露宴では地元のお花屋さんで働くクリエイターさんに依頼したロングパールイヤリング、お色直しではSHEINのピアスを着用しました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

挙式では、提携フローリストさんにてご用意いただいた生花の白い洋シャクヤクを使用しました。シーズンが春の終わりから初夏(5~6月)のためギリギリまでオーダー通りでいけるかどうか...という状況でしたがなんとか希望通りできました。どうしてもしっかり咲いているシャクヤクを使いたかったので叶って良かったです!お花を希望する際は第2・第3希望まで決めておくと良さそうだと思いました。
披露宴では、地元のお花屋さんで働くクリエイターさん(Instagram:@oto_etoile)に依頼してカチューシャ『Clair』を作っていただきました。クラウン用のデザインだったものにビーズチェーンをカスタムしていただいたのですが、自然光やライトの光を沢山取り込んでキラキラ輝く仕上がりが気に入っています。
お色直し後の披露宴では、ユザワヤで購入したリボンを使用しました。
NAILSネイル

キラキラグリッター×パールカラー×ヌーディーカラーのネイルにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

アートやお花が好きな二人らしく、記憶に残る空間にしたいという想いから結婚式の時期を春に決め、男性にも女性にも似合うような、そして華やかな装飾になるようフローリストさんと準備をしてきました。
まずお伝えしたのは「ミルキーカラーでカラフルにまとめつつ、アクセントに赤を使って、結婚式のテーマである『世界が色づく』を表現したい」ということです。
『色づいていく前の世界』を表現するウェルカムスペースから挙式の空間は、ホワイト・グリーンを基調とし、そして『色づいていく世界』を表現する披露宴会場では、テーマカラーのお花(メインはガーベラとピオニー)や異素材を沢山使ってカラフルな空間にしました。
特に、高砂装飾はイメージを沢山練って創り上げたお気に入りの空間です!自作の特大タペストリー・ワイヤー・オーガンジー・チュール・リボン...お花以外の要素を沢山組み合わせることで、個性的でアーティスティックな雰囲気にしました。それでいて私たち二人だけでなく、ゲストの皆さんの雰囲気にも合うような空間にしたのがこだわりです。
装花を担当してくださったのはBON CHIC BON GOUT(ボンシックボングー)柴田さんです。
会場装花と装飾が完成されたものを実際に目にした時、頭の中にあった空間が現実として広がっていることに本当に胸がいっぱいでした。この空間のためにフローリストさんが沢山頭を悩ませてくれたんだろうな、試行錯誤しながら創ってくれたのかなと思うと、よりゲストのリアクションやパーティーの時間が楽しみになりましたし、参考画像もあまり見つからない中、絶妙なバランスで私の頭の中にあった空間を形にしていただけて感無量でした!
また、こちらの相談に乗ってくださったのもありがたかったです。高砂はテーブルやソファはなし、チェアもなくても良いくらいだとイメージをお伝えすると、高めのハイチェアをご提案いただきました。動きやすさを損なわず、メリハリのある進行が叶ったので提案していただけて良かったです。他にも、背面のタペストリーの配色を相談したりとても頼りにしていました。
プロにお任せしたいという気持ちと、自分の“好き”との化学反応でどんな形になるのかワクワクの気持ちとで悩んだり、テーマやストーリーから掘り下げて空間創りを考えたりと、装花を本当に楽しみにしていたので素敵に仕上げていただけて本当に嬉しかったです!
装飾関連でいうと、ウェルカムスペースで飾ったアイテムをスタッフの方々がスイーツガーデンに運んでくださったのも嬉しかったです。思わず「わぁ!!」と声がもれてしまうほど素敵に飾ってくださって、写真を見返すのが今でも楽しいです!
FOODお料理のこだわり

個人的な考えにはなりますが「特別感もありつつ、親しみのある食事を」というのが判断基準でした。
こちらの式場では、老舗レストラン北野クラブから受け継ぐフレンチの技術と、神戸の地元食材を掛け合わせた『神戸キュイジーヌ』が提供されており、お箸で食べられるのでゲストの皆さんが気兼ねなく楽しめると思えたことも大事なポイントでした!
迷っていた16,000円/18,000円/21,000円のコースを試食会で食べ比べ、全5コースのうち真ん中の『Course du soleil(18,000円のコース)』を選びました。
夫家族にとって思い入れのある朴葉(ほおば)を使ったお料理があったことや、肉料理の野菜を使ったソースが決め手です。
また、当日はウェルカムパーティーでゲスト全員参加の『料理ランクアップくじ』を取り入れました。ゲストからは「パーティー内で楽しめる当たりで、テーブルのみんなとの話題にもなってすごく良かった!」というお声もいただけたので、やって良かったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

ウェディングケーキはあっても良いなと思いつつ…ケーキ入刀はイメージと違うと感じていたため『バルーンバースト』の演出を取り入れました!皆さんにカウントダウンしていただいたり、バーストの瞬間には歓声が上がったり、とても楽しかったです!
ケーキのデザインはテーマカラーに沿って“春らしさ”を感じられるものが良かったので、Pinterestを使いイメージを膨らませていました。その中で、メルボルンのウェディングケーキショップのデザインにキュンときて、ペールイエローのバタークリームケーキをお願いしました!バロックパールやお花も飾り、とても可愛く仕上げていただいたのでお気に入りのケーキです!
ケーキのデザインについて、担当プランナーさんと「こうしたい!」「実現するならこんな感じかな...」などと相談した時間がすごく楽しくかったです!
当日完成されたケーキを見た時は、パティシエさんがカラーリングやバロックパールの配置にもこだわってくださったのがひしひしと伝わってきて…思わず感動して涙が出そうになりました。笑
WEDDING FAVORS引出物

提携のIN THE MOODの『ガラス ル スールカップ』を選びました。
念願のオープンセレモニーも取り入れて、自分たちも一緒に楽しめたのが良かったです!
PETITE GIFTSプチギフト

ゲストに好きなものを持って帰っていただきたかったので、プチギフトはマルシェ形式にしました!
用意したのは、HACCI(ハッチ)のハーブティー、LOHACO(ロハコ)ウォーター、カフェタッセのチョコレート、PERNES(ぺルネス)のロングチップス、ma:nyo(マニョ)のシートマスク、Tiptree(チップトリー)のミニジャムです。
特に、HACCI(ハッチ)のハーブティー、カフェタッセのチョコレート、ma:nyo(マニョ)のシートマスクは人気で、男性ゲストにも好評でした。個人的には、PERNES(ぺルネス)が日本ではあまり見かけないフレーバーで美味しいのでお気に入りです。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

LAZARE DIAMOND(ラザールダイヤモンド)のPALACE(パレス)です。
世界3大カッターズブランドの一つということで、一度は指にしてみたいと思い1店舗名に伺いました。接客も心地良く、一緒に真剣に指輪選びをサポートしていただけたことも後押しとなり、二人でこの指輪に決めました。
LAZARE DIAMOND(ラザールダイヤモンド)らしい華やかな輝きで、出かける際には必ず身につけています♡
WEDDING RING結婚指輪

同じくLAZARE DIAMOND(ラザールダイヤモンド)のものでAPPLAUSE(アプローズ)です。
当初は一粒ダイヤや控えめなデザインで探していましたが、婚約指輪選びをサポートしてくださった担当の方が最初におすすめしてくださったこちらの指輪に決めました。
ハーフエタニティの輝きが美しく、結婚前に購入していたシンプルなペアリングとも重ね付けけできるところがお気に入りです!
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

挙式の演出として行った『ダーズンフラワーセレモニー』です。
セレモニーにはメインモチーフでもあるシャクヤクを使用し、参加していただく12名のゲストには受付時にリクエストカードを渡して、サプライズ形式でお願いしました。
バージンロードを通って一人ずつお花を持ってきてもらう際には、それぞれ「なぜその方を選んだか」「自分たちにとってどんな存在か」をアナウンスしてもらうことで、ゲストに想いが伝わるように工夫しました。
12名が「おめでとう」「幸せにね」「ありがとう」と言葉を添えながらシャクヤクを届けてくれる様子に、新郎も涙していた姿がとても印象に残っています。
また、私たち二人にとってゲスト一人ひとりが特別で大切な存在だということが家族にも伝わったようで、親族から「良い式だったよ」「こんな方たちに囲まれて幸せだね」と言ってもらえました。
二人らしさとは

結婚式において私たち二人がまず大切にしたのは『感謝とおもてなしの心を自然に伝えること』です。そのために感謝を手渡す仕掛けを沢山用意したり、お祝いされる側ではなく“みんなで作る日”という意識を持ちました。
また『温かさと遊び心のバランス』も気をつけたポイントです!感動もしっかりあるけどカッチリしすぎない空気感を意識して、見せ方や演出の完成度よりも気持ちが届くかどうかを大切にしました。
最後は『 一人ひとりとのご縁を大切にすること』です!ゲスト参加型企画を取り入れることでゲストの想いも込めてもらったり、中座では家族や従妹など自分のルーツに関わる人と歩く演出を取り入れたりしました。
そして「感謝と温かさを軸に、笑いと感動を織り交ぜながら、関わってくれた人みんなで『世界が色づく』ような時間にしたこと」が二人らしさだと思います。
特に、ストーリー性を持たせるということは重視しました。足を運んでくださったゲストにそれぞれのシーンでどんな気持ちになってほしいのか、お見送りのタイミングでどんな気持ちで「またね」をお互いに言い合うのかをイメージして、演出を考えたり準備を進めるようにしていました。
嬉しかった参加者の反応

【ゲスト】
「みんな一回はスポットがあたる感じが楽しかった!」
「期待していたけどそれを上回る凄さ!群を抜いて楽しかった」
「笑いあり涙ありで目まぐるしくて楽しくてあっという間だった!」
「持って帰るものも沢山あって、それぞれのクオリティも高くて...一人ひとりのことを考えてくれてることや“愛”が伝わってきた」
「二人の周りに温かい人たちが沢山いることを感じられて私も幸せな気分になれた」
「いつも充分に愛を感じていたけど私からも伝えられる場をもらえて嬉しかった」
「結婚式ってこういうためにするんやと全身で感じたよ(友人スピーチ担当ゲスト)」
「とにかく非日常な空間だった、夢に出てきそう!笑」
【親族】
「二人の心づかいをとても感じられて、お料理も美味しいしイベントも楽しくて、親族でもとっても楽しかった」
「お料理がとっても美味しい!サービススタッフさんもとても心地良く対応してくれた」
「新しい結婚式の形…時間と手間をかけてみんなのこと考えてくれたんだろうなぁ」
沢山の感想をいただけて嬉しかったです!
私にとって結婚とは

結婚とは『世界が広がること』だと思います。
二人で過ごす時間の中で、見える景色や感じる幸せの色が少しずつ増えていくことが心地良いと感じています。
結婚や式の準備をするにあたって、数えきれないほど意見がぶつかったり、正直自分たちだけではどうすることも難しい場面もありました。しかし、その中でありがたかったのは、お互いに向き合う時間も大切にできたことです。思っていることを伝え合い、相手の想いをきちんと理解しようと一歩ずつ歩み寄っていくことで、少しずつ“二人のかたち”ができていきました。どんなことを通してでもお互いの存在に感謝できる、そんな経験を“結婚式”にさせてもらったなと思っています。
相手を通して自分を知り、支え合いながら進んでいく——そんな日々が、思っていた以上に暖かくて尊いものだと今では感じています。
後悔していること

ファーストミートの際、新郎宛ての手紙サプライズをしたかったです。
時間的にも気持ち的にもギリギリで…当日を迎えられたことに対して二人とも達成感が大きくなってしまいました。 「今日やり切ろうね!頑張ろうね!」と決起集会のような気持ちになってしまったので、二人の時間を過ごすにあたり、手紙があればお互いに気持ちを切り替えやすかったんじゃないかなと少し惜しい気持ちです。
また、ウェルカムパーティーの際、階段の下でゲストを出迎えるスタイルにしたのですが、階段から登場するスタイルにすれば良かったと思いました。想定していたよりも大幅に時間がかかってしまい…挙式の格好で写真をほぼ撮れなかったのと、父母と写真が撮れなかったのが残念でした。
振り返ると後悔ポイントはいくつかありましたが、これ以上なく力を尽くして過ごしましたし、スタッフの方々やクリエイターの方々も沢山動いてくださったので不満は一切ないです!!SOLA KOBEの皆さんと一緒に結婚式を創ることができて本当に幸せでした!
やりたかったけれど諦めたこと

諦めたことはありません!!
節約のための工夫

前撮りは自分たちのやりたいイメージに合う業者を探して決めました。
衣装も提携店と提携外をじっくり検討して決め、ムービーは撮って出しエンドロール以外を手作りしたので節約になったと思います。
他にも、ペーパーアイテムはできる限りDIYに挑戦し、クオリティを重視したいものに関しては思い切って外注することで、タイムパフォーマンスやコストの面でも満足のいく結果になりました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

『自分たちらしい結婚式』や『理想の結婚式』は言葉にするのは簡単でも、実際は考えれば考えるほど難しいものじゃないかなと思います。
私たちも「ゲストに楽しんでほしい」「自分たちらしさも大切にしたい」「どうやってそれを形にしたら良いのかな?」「これで大丈夫かな…」そんな気持ちの間ですれ違ったり揺らいだり、何度も話し合いながら少しずつ形にしていきました。
その中で気づいたのは正解を見つけることより、二人で決めた過程こそが思い出になるということです。小さな会話の積み重ねや、向き合う努力、はたまた誰かに相談して一緒に考えてもらう時間…それらが結婚式の“温度”を作っていくんだと思います。
せっかくの一生に一度の幸せな時間。完璧じゃなくて良いと思います。二人の想いを少しずつ形にしていくその過程を、ぜひ楽しんでくださいね。
私たちを担当してくださったプランナーさんは、私たちがやりたいことをできる限り叶えつつ、現実的な提案も交えてワクワクする時間を作ってくださったので、とても感謝しています。当日は小さなトラブルもありましたが、お人柄のおかげで一日笑顔で過ごせました。ゲストからも「プランナーさん素敵だったね!」という声を複数もらい、素敵な出会いに恵まれたなと感謝の気持ちでいっぱいです。
プランナーさん以外にも、提携フローリストさん・カメラマンさん・キャプテンやサービススタッフなどパフォーマーの方々…皆さんがベストを尽くしてくださいました。ふとした瞬間に笑顔だったり、ゲストに目を配ってくださっていたり、一体感があり心強かったです。
そして、やはり自由度が高く、やりたい演出や装飾も基本的にNOと言われることがありませんでした。どこまでできるか、どうすれば形にできるかを一緒に考えてくださるので、本当にこの式場にして良かったと思います。もう一度結婚式をするとしても、こちらにお願いしたいと思うほどです!


























