

ayaka_taaa
2人とも鹿児島出身ではありますが、5年間の遠距離期間を経て、周りの方に支えられながら歩んできました。結婚式は、大切な家族や友人への感謝を伝える1日にしたいと考えテーマに「5 Rose Wedding」を選びました。
5本のバラには「あなたに出会えてよかった」という花言葉が込められていて、これは夫がプロポーズの際に贈ってくれた言葉でもあり、私たちにとって大切なこの想いを、ゲスト一人ひとりにも重ねて届けたいと思ったからです。
ザ・ベイスイート 桜島テラスを選んだ理由は写真で見る以上に洗練された空間と、温かなスタッフの対応に心惹かれたこと、県外からのゲストにも鹿児島らしさを感じてもらいたくて、どこからでも桜島を望めるこのロケーションが決め手となりました。

挙式
桜島が一望でき、光が差し込む開放感のあるチャペルと、シンプルで落ち着いた色味がお気に入りです。
当日、挙式会場に入った瞬間、ゲストの「わあー!」という声が聞こえてきて、隣の控室でワクワクしたことを覚えています。
とても寒い日でしたが、式当日もあたたかな光が後ろから差し込み、思い出深い素敵な時間になりました。

披露宴パーティ
披露宴会場はザ・ベイスイート桜島テラスの最上階にあり、桜島や海がより壮大に見えました。
また、迫力のあるプロジェクションマッピングやエンドロールムービーも素晴らしかったです。
コンセプトやこだわったこと
コンセプトにもある想いを伝えるために、ペーパーアイテムや装飾にも感謝を込めてプロフィールブックには自分たちの紹介だけでなく、ゲストとの思い出の写真をページにまとめ、受付スペースにはエスコートレターを用意しました。それぞれの手紙には思い出の写真を添えて、感謝の気持ちを一人ひとりに届けられるよう工夫しました。
映像にもこだわり、オープニングムービーは思い出の福岡で撮影。7年間を振り返るおしゃれで感動的な仕上がりとなり、私たちの宝物になりました。
準備には沢山の時間がかかりましたが、当日、ペーパーアイテムや映像に触れて涙ぐんだり、笑顔を見せてくるた友人たちの姿を見たとき胸がいっぱいになりました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ショップ
- Fiore Bianca
「Victoria」
Aラインのシンプルなドレスが理想で、上品な光沢とハリのある素材が気に入りました。
肩のフリルショルダーが付け外しが可能だったので、挙式ではショルダーなしでシンプルに、披露宴ではショルダーを付けてフェミニンな雰囲気に変化をつけることが出来たのも大きなポイントでした。
1回目の打ち合わせで即決したほどお気に入りの1着です。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ショップ
- Fiore Bianca
「Selena」
カラードレスのイメージがつかずに悩んでいたときに出会ったドレスで、絶妙なゴールドと淡いピンクベージュの色味が柔らかくて素敵でした。チュールの上にあしらわれたゴールドのスパンコールが披露宴会場のスポットライトに反射してキラキラと輝いていたのも、このドレスにして良かったと思えるポイントです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

挙式、披露宴に入る時、お色直しで少しづつ変化ををつけることにこだわりました。
挙式はシンプルに前髪に束感を残しながらタイトにまとめ、ニュアンス感を出したのがポイント。
披露宴入場の際は、ドレスのショルダーの雰囲気に合わせて、ダウンスタイルで同じウェディングドレスでも雰囲気が変わるようにしてもらいました。
お色直しでは、ふわふわのオニオンヘアでまとめ髪にしました。
メイクは、ヘアメイク担当の方にほぼお任せでしたが頬の内側からジュワッと色づいているようなチークを入れてナチュラルな雰囲気に仕上げてもらいました。絶対に自分じゃ再現できない本当に素敵なヘアメイクを施してもらい特別な1日を過ごすことができ感謝に尽きないです。
ACCESSORIESアクセサリー

ティアラなどの正面から見えるヘッドアクセサリーは使わなかったので、顔周りが華やかに見えるように、イヤリングは存在感のあるものを式、披露宴、お色直しでそれぞれドレスの雰囲気に合わせてを選びました。
ネックレスや、グローブはあえて身につけずシンプルにこだわりました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ヘッドアクセサリーは全て自分で用意しましたが全体を通しても華やかな装飾は選ばず、ドレスと髪型が引き立つようにバランスをとりました。この披露宴の時の雰囲気もお気に入りです。
NAILSネイル

白とゴールドの色の組み合わせが好きで、ドレスの雰囲気に合うかなと思いこちらに決めました。ぷっくりしたお花がとても可愛かったです♡
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

色味の柔らかい雰囲気がよかったので白い花を基調に淡い色味を入れてもらいました。また、暗転した時にキャンドルの光で灯される空間にしたかったのでそこもこだわったポイントです。
ザ・ベイスイート 桜島テラスの提携のお花屋さんにお願いしましたが、ざっくりとしたイメージを汲み取ってくださり多くの提案をいただきました。当日のメインや各卓の装花が素敵すぎてあの空間で過ごせて本当に幸せでした。
FOODお料理のこだわり

県外から来るゲストが多かったので“鹿児島らしさ”を意識し、お肉には黒毛和牛を、ご飯ものには鶏飯を選びました。家族、友人からもとても好評で世代を問わず喜んでいただけたようです。
料理の打ち合わせでは、シェフが同席してくださり私たちのためのコースを提案してくれ、味付けについても相談に乗っていただけたので安心感がありました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

2段の生ケーキに金箔を散りばめたシンプルな大人っぽいデザインにしてもらいました。寂しくないようケーキトッパーで個性を出して可愛らしい雰囲気に仕上げていただきました。
WEDDING FAVORS引出物

遠方のゲストが多かったので宅配で届く引出物を選び、自分たちで手配する部分が大変でしたが「身軽に帰れて嬉しい」と好評でした。その代わり式当日はギフトや諸々のペーパー類も出てくるかなと思い、持ち帰り用にオリジナルの紙袋を用意しました。ちびっ子ゲストにはお菓子や塗り絵などを詰め込んだミニ引出物を準備しましたがこちらも喜んでいただけたようでほっとしました。
PETITE GIFTSプチギフト

実家が米農家を営んでいる縁もありお米を贈りました。パッケージはのシールを作成してオリジナルで作成しました。家族やゲストに喜んでもらえて、とても嬉しかったです。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

ブランドの「2人の旅」というコンセプトに惹かれて、PORTADAの「LYS」と名付けられたものにしました。
1番シンプルでダイヤを綺麗に引き立たせるデザインだったことと、つけ心地が良かったことが決め手です。
WEDDING RING結婚指輪

婚約指輪と同じブランドの「PUENTE」と名付けられたものにしました。メレダイヤのカッティングが四角いことが特徴でエンゲージリングとの重ね付けがしやすい点もポイントでした。上品な煌めきで、ふとした時にいつも眺めて癒されてます。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

遠方からのゲストが多かったこともあり、当日は「みんな本当に無事に鹿児島に来てくれているかな?」と、直前まで2人で不安になっていました。
でも、挙式で扉が開いた瞬間、大好きな人たちがそこに揃っている光景を目にして、胸がいっぱいに。あの景色を見た瞬間の感動は、言葉にできないほど大きくて一生忘れられない宝物になりました。
二人らしさとは

進行やアイテムを考えるとき、私たちがいつも最初に思い浮かべていたのは「来てくれた人が楽しんでくれるかな?」ということ。それが、私たちらしさであり、結婚式で一番大切にしていたことでした。
披露宴が終わったあと、夫から5本のバラの花束と手紙のサプライズが。実は披露宴中の演出も提案されていたそうですが、「ゲストを優先したいし、2人らしくないから」と夫が控えてくれていたようです。きっとゲストの前だったら気を遣ってしまっていたと思うので、静かな時間に届けてもらえたことが何より嬉しくて披露宴が結びほっとした後に忘れられない思い出になりました。
主役ではあるけどあくまでもゲスト優先でいたい!という気持ちが私たちの“らしさ”を象徴していたんじゃないかと思います。
嬉しかった参加者の反応

「2人らしくて感動した」「子どもゲストへの気遣いが嬉しかった」「映像や会場の雰囲気がおしゃれだった」など、こだわった部分に気づいてもらえたことがとても嬉しく心に残る言葉ばかりでした。
また、「2人の結婚式を見て、結婚式っていいなと思えた」「みんなが集まるきっかけを作ってくれてありがとう」と感謝の言葉もいただき、本当は私たちが感謝を伝える側なのに、温かい気持ちをたくさんもらえて胸がいっぱいになりました。
私にとって結婚とは

新たなスタートだと思います。
ザ・ベイスイート 桜島テラスでは、挙式前に「ペアレントタイム」という家族だけの時間が設けられています。
この時間に、育ててくれた両親へ改めて感謝を伝えられたことも、結婚式を挙げて良かったと感じる大切な理由の一つです。
また、その様子を写真や動画で残していただき、とても貴重な思い出となりました。
後悔していること
結婚式そのものに後悔はありませんが、ちょうど式の1ヶ月前までが仕事の繁忙期と重なり、体力的にも精神的にもギリギリ…という状態でした(笑)
こだわった部分も多く手作りのアイテムもたくさんあったため、夜遅くまで夫と一緒に準備したり、ときには家族にも協力してもらいながらなんとか乗り越えました。
「それもまたいい思い出だね」と言ってもらえますが、やっぱり準備は余裕を持って進めるのがいちばん大切だと実感しました。
やりたかったけれど諦めたこと

今ならきっとマスクなしで参列できたと思いますが、私たちの結婚式はちょうどコロナが収束に向かい始めた頃で、ゲストの多くがマスクを外せない状況でした。
それでも、ムービーや写真を見返すと、マスク越しでもわかるほど皆さんの表情が温かく、本当に素敵で——。そんな中で無事に結婚式を挙げられたこと、そして大切な時間を共にしてくれたゲストには感謝の気持ちでいっぱいです。
節約のための工夫

作れるものはなるべく自分でDIYしたことです!
もともとデザインが好きでこだわりたい気持ちもあったのでペーパー類やリングピロー、お色直しのブーケ、フォトパネルなど…作れそうなものは楽しみながら手作りしましたが結果的に節約にもなって一石二鳥でした。大変なところもありましたが、例えばプロフィールブックは思い出に残る一冊になったし、プロフィールムービーも写真の枚数も限られず自由にコストもかからず作成できました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

結婚式当日は始まってしまえば本当にあっという間です。ブライダルの仕事をしていた頃、「気づいたら終わってた!」と話す新郎新婦さんの言葉をたくさん聞いてきましたが、自分たちもまさにその通りでした。だからこそ、「絶対に楽しもうね」と朝から何度も声をかけ合いながら過ごした時間は笑顔であふれ、気づけば涙よりもたくさんの笑顔が写真に残っていました。
約1年前に結婚式を決めてからプランナーさんや多くのスタッフの皆さん、そして家族や友人、沢山の方々が足を運んでくれてこの日を迎えられたこと、ザ・ベイスイート 桜島テラスという場所であの時間を過ごせたことは、これからもずっと私たちの宝物です。
これから結婚式を迎える皆さんにも、心から楽しめる一日になりますように。準備期間も含めて全てがきっとかけがえのない思い出になるはずです。準備も当日も自分たちらしく楽しんでくださいね!