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テーマは「京都の春婚」で、コンセプトは「ゲスト一人一人に感謝が伝わる結婚式」です。
テーマに沿って、京都らしさを感じてもらえる建物と鴨川や東山の景色が一望できる場所や、各演出にも京都らしさを取り入れました。
また、春を感じてもらうために、テーブル装花はピンクの花や桜をメインにし、招待状や席札などのペーパーアイテムはすべて桜をモチーフにしたデザインに統一しています。
私たち2人が、高校卒業後3年ぶりに偶然再会を果たしたのが京都でした。
その後、初デートや記念日など、京都の色々な場所で思い出を作ってきたので、京都らしさという部分は絶対に外したくありませんでした。
鮒鶴京都鴨川リゾートは登録有形文化財で、京都の古き良き文化に趣があり、京都を代表する鴨川に面していたので条件にピッタリでした!
挙式
新郎新婦の門出を祝う船出の場所という意味で、チャペルの天井が船底のような作りになっています。
左右の窓枠も船を漕ぐオールの形をしており、ゲストも一緒に船を漕ぎ、2人の船出を祝福するという意味も込められているそうです。
細かいところまでこだわりがあり、当日はより一層感動しました。
唯一無二の素敵な写真を残せました!
披露宴パーティ
会場の窓からは、京都の鴨川の景色が一面に広がっていて素敵です。
式場が元々鮒屋さん(料亭)だった名残りで、会場の天井には大きな鮒が泳いでいる立派な絵が描かれており、圧巻です!
コンセプトやこだわったこと
・ゲスト1人1人に感謝が伝わるように、各卓にミニレターを用意し、披露宴が始まる前のプチサプライズにしました。
・ゲスト参加型の温かみのあるアットホームな雰囲気にしたかったので、挙式ではお母さんにも役目があるように、新郎はジャケットセレモニー、新婦はベールダウンをしてもらいました。
また、お互いの姪っ子にフラワーガール、リングガールを務めてもらいました。
そして、披露宴ではゲスト全員に向けて、お色直し後のドレスの色当てクイズを用意し、正解者には豪華なプレゼントが当たるという企画も行いました。
・ウェルカムスペースにもこだわり、2人の写真を多く飾ったり、自分たちの人生で大切なものを3つ選んでボードに飾る「パーソナリティーボード」も用意しました。
待ち時間にも、私たちについてより深く知ってもらえるようにしています。
・子連れゲストが多かったので、負担にならないように、事前に「ドレスやヒール、バッグなどは堅苦しくせず、自由な服装で来てください」と伝えました。
また、子連れゲストは同じ卓にしたり、端の席にして途中で退席しやすいようにするなどの配慮をしています。
・ゲストとの時間をしっかり取りたかったので、演出は盛り込みすぎず、デザートビュッフェの時間には私たち2人も自由に動き、多くのゲストと写真を撮ったりお話をしたりして楽しみました!
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ショップ
- Amtteliebe
AラインのオリジナルウェディングドレスをAmtteliebe河原町店でレンタルしています。
上半身はハートカットにたくさんのビジューで装飾されていて華やかさがあり、下半身はチュール素材でふんわりと可愛らしさもあり、絶妙なバランスに一目惚れしました。
後ろのトレーンが長く、昔から憧れていた王道スタイルな点も魅力的です。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
- Amtteliebe
オフショルダースタイルのテラコッタカラーのオリジナルドレスをAmtteliebe河原町店でレンタルしました。
ハートカットなので上半身はデコルテがしっかり露出されますが、オフショルダーで二の腕をカバーできる点が気に入っています。
テラコッタの色味がブラウンに近く、落ち着いた雰囲気があり、サテン生地なので高級感があります。
チュール素材を使ったウェディングドレスとは対照的な印象だったのも決め手でした。
SHOESシューズ
ドレスショップで用意してもらった、ホワイトのハイヒールです。
ヒールは12cmですが、太めでバンドで足を固定できたので歩きやすかったです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアスタイルもメイクも、1着目と2着目で印象に差が出るように意識しました。
1着目のウェディングドレスでは、きっちりまとめたアップスタイルにして、ナチュラルで上品なイメージにしました。
メイクは色味を抑え、リップの色はピンクベージュにして主張しすぎないようにしています!
2着目のカラードレスでは、しっかり巻かれた髪を高めのポニーテールにして、華やかな印象になるようにしました。
メイクは、テラコッタの色味に合わせてオレンジベースで統一し、あえてリップの色を引き立てるように仕上げています。
ACCESSORIESアクセサリー
ウェディングドレスには、クリスタル調の大ぶりなイヤリングをつけました。
ナチュラルで上品なイメージにしたかったので、あえてネックレスはなしにしています。
カラードレスには、ビジューとチェーンが揺れるデザインのイヤリングを合わせています。
ドレスのテラコッタカラーがブラウンに近いため、イヤリングは馴染むようにくすんだゴールドにしました。
オフショルダースタイルなので、デコルテが見えるようにネックレスはつけていません。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ウェディングドレスには、新郎のお姉さんからいただいたビジューとパールがあしらわれたヘッドパーツとロングベールを身につけました。
カラードレスには、私の姉が手作りしてくれたパールのチェーンをポニーテールに垂らし、テラコッタの色味に合わせて黒地にゴールドの絵柄が入ったリボンと無地のゴールドリボン、そして、オレンジブラウンの細いリボンを巻きつけました。
さらに、サイドには金箔を付けて華やかさもプラスしています!
NAILSネイル
カラードレスのテラコッタに合わせてゴールドベースのものを選び、ウェディングドレスにも合うようにパールがあしらわれたデザインにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
桜をメインに使い、ピンクやホワイトの春らしい色でお願いしました。
プランナーさんにはイメージでお伝えしていたのですが、当日見た時は想像以上に華やかで、春らしい明るさもあり、とても素敵でした。
FOODお料理のこだわり
料理は全体のバランスを重視し、メリハリをつけて選びました。
前菜、スープ、魚料理は軽めのものを選び、メインは和牛にグレードアップし、しっかりとしたボリュームにしています。
お子様ゲストが多かったため、デザートはデザートビュッフェにし、お子様や女性ゲストにも喜んでもらえるようにしました。
ゲストからは「デザートビュッフェのデザートが全部美味しく、演出にあったみたらし団子も食べられて京都らしさを感じられてとても良かった!」と言ってもらいました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
一般的なウェディングケーキやケーキ入刀では物足りなさを感じたので、京都らしさというテーマに因んで、京都発祥と言われているみたらし団子のタワーにタレをかける「みたらしドリップ」を行いました。
ファーストバイトではお互いにお団子を食べさせ合いましたが、串に刺さっているのでとても食べやすかったです!!
WEDDING FAVORS引出物
<親戚>
MUSUBI カタログギフト、GRAN L'A MOUR SWEETS プチガトー
<女性友人ゲスト>
スローカフェペアパスタプレート、GRAN L'A MOUR SWEETS ミニバウム
<男性友人ゲスト>
プレミアムオールドグラスペア、GRAN L'A MOUR SWEETS ミニバウム
PETITE GIFTSプチギフト
PIARYのはんなり華tagsというハートのせんべい5枚入りを贈りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
IDEAL/プラチナ、ストレート、ソリティア
立て爪がありのもので、シンプルな印象の指輪を選んでもらいました!
アイデアルカットいう特別な技術でカットされたダイヤモンドで、輝きが強いらしく、こちらのブランドにしたそうです。
デザインは事前に「シンプルなものにして欲しい」とだけ伝えていました。
WEDDING RING結婚指輪
insembre/プラチナ、ストレート
ダイヤが埋め込まれたデザインにしました。
普段使いしたかったのと、婚約指輪を重ね付けしても馴染むように、シンプルなデザインを選んでいます!
FISCHER/プラチナ、ストレート
こちらのブランドは、映画「ロードオブザリング」の指輪を作ったブランドだということで、映画の大ファンだった彼は即決でした!
鍛造製法で作られており、曲がりにくく傷つきにくいそうです。
付け心地がすごく良いです!
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
花嫁の手紙から両親へ花束と記念品贈呈の流れで、ずっと涙を堪えていたお父さんが最後に泣き崩れた時に、今までのたくさんの思い出やお父さんの気持ちが一気に伝わってきてとても感動し、涙が出ました。
二人らしさとは
2人が出会った場所である京都にちなんだものや、ゲスト1人1人に感謝や思いが伝わるもの、そして私たち2人が全力で楽しむことを大切にして、準備を進め、当日を迎えました。
嬉しかった参加者の反応
「感動した」「今まで参列した結婚式の中で1番良かったよ!」と言ってもらった時は、本当に嬉しかったです。
私にとって結婚とは
準備の段階では夫婦でたくさん喧嘩もしましたが、結婚式当日は人生で最も幸せな日となりました。
写真を見返すたびにその幸せな気持ちが蘇ってくるほど、最高の思い出です!
後悔していること
挙式の流れを完璧に覚えられていなかったことが残念です。
挙式前に行うリハーサルで入場から退場までの流れが説明されるのですが、緊張と他のことで頭がいっぱいで全然覚えられませんでした。
本番ではどこで礼をするんだっけ?次はなんだっけ?と不安ばかりで、夫婦共に後悔だらけです。
他の方の結婚式を見て、事前にイメージをつけておいたり、リハーサルにもっと集中して臨むべきでした!
また、後日写真を見返すと、ゲストに会えたことが嬉しくて挙式から披露宴までどの写真も笑いすぎて目がなくなっている事に気がつきました。
そして、披露宴では照明で暑かったこともあり、真っ赤な顔の写真ばかりでした。
事前に鏡で笑顔の練習や写真を撮られる練習をしておけばよかったです!
また、メイクでは照明の暑さを考慮して、チークは無しにするか薄づきにすると良かったかなと思いました!
やりたかったけれど諦めたこと
夕方頃からの披露宴だったのでキャンドルサービスをしたかったのですが、お子様ゲストが多くキャンドルが危険である点と、歓談の時間をこれ以上削りたくなかったため、諦めました。
陽が落ち、窓の外が真っ暗になると、ガラス張りの窓にキャンドルの光が反射して綺麗に見えるそうです。
きっと幻想的な雰囲気だったと思います!
節約のための工夫
最初に式場から出される見積もりは、ほとんどの場合、料理や装花などが最も低いランクで見積もられます。
金額が大きく変わりそうな部分はすべてランクを上げて見積もりを出してもらいました!
その後はその見積もりを基に、プランナーさんに全て任せるのではなく、自分たちでも金額を計算しながら打ち合わせに臨んでいます!
金額や見積もりについて不明な点や疑問があれば、その都度プランナーさんに確認するか、インターネットやSNSで調べながら進めました!
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
担当プランナーさんがとても親切で、分からないことや質問がないかを随時確認してくださり、質問には丁寧に対応してくださいました。
また、金額やイメージの違いがあった場合も納得がいくまで様々な提案をしていただき、おかげで本当に素敵な結婚式を挙げることができました!
結婚式後に持ち込んだ荷物を引き取るのですが、駐車場まで一緒に運んでくださり、最後まで感謝の気持ちでいっぱいです!
また、ブライダルフェアに参加した際にお料理の試食があり、シェフが直接料理の説明をしてくださり、質問にも丁寧に答えていただきました。
さらに、お年寄りゲストへの配慮など、様々な提案もしていただきました。
デザートは、可愛くて素敵にデコレーションされたデザートプレートで提供され、本当に嬉しかったです!
今でも携帯の待ち受け画面はデザートプレートのお写真にしています!