_kochi
テーマは『ゲストに楽しんでもらい、日頃の感謝を伝える結婚式』です。
お互い海が大好きなので、海要素を取り入れた西海岸風な雰囲気になるよう意識して準備しました。式前に新婚旅行でLAに行ったので、たくさん刺激を受け、参考にしながらDIYしています。
式場を決める際に重視したことは、まず立地です。
ベルクラシック東京は、結婚式場でありホテルでもあるため、自分たちも親戚もそのまま泊まれて大変助かりました!
夫の地元が九州の離島、私の地元は関東と、呼びたい人たちが日本各地にいたので、近くにホテルがあり、式後に友達同士で飲みに行けるお店がある立地が魅力的でした。駅から3分と近く、式場まで迷うことがないのも嬉しいポイントです。
また、無料で駐車場を使わせていただけるので、打ち合わせや当日の搬入など、車で行きたい時にも安心です!
そして、ベルクラシック東京のプランナーさんをはじめ、私たちの結婚式に関わってくれた全ての方々が、親身に相談に乗ってアドバイスをくださり、とても救われました。無理を言ったことも数えきれませんが、私たちの希望をたくさん叶えてくださいました。
余興も自分たちで考えたい!と、オリジナルで格付けゲームを考えて相談させていただいたのですが、式場では前例がないとのことで、どんなことならできるのか、どの機材を使えるかなど、プランナーさんと案を出し合いながら準備していくのが楽しかったです。当日も大盛り上がりで、大成功でした!
挙式
挙式会場は屋上にあるため、空が広がり開放感があります。車の通る騒音や、人目を気にしたりせずに挙式を行うことができて嬉しかったです。
チャペル内は天井が高く、オルガンと聖歌隊の綺麗な歌声が響き渡っていました。
披露宴パーティ
私たちが利用した会場では、3Dマッピングや、会場内の大階段を利用して、入場をさらに盛り上げてくれる演出ができます。
さらに、高砂の後ろには自分で手作りしたタペストリーを背景のように使用することができ、装飾の自由度も高かったです。
私たちの披露宴には93名の方に参列していただきましたが、会場がとても広かったため、隣のテーブルとの距離感もゆとりがありました。
テーブルは1卓に最大10名まで利用できますが、8名くらいだと隣の人との距離感も丁度良さそうでした。5名など少ないテーブルでは、私たちが見やすいように配席していただけたので良かったです。
会場にはテーブル以外にソファのボックス席があり、席としては利用できませんが、写真などを置くスペースにしたり、余興で使うものの展示場所にもできます。
私たちの結婚式には小さい子供の参列はなかったのですが、子供たちが飽きてしまった時に、座って遊べるスペースにするのも良いなと思いました。
披露宴が終わり、ゲストをお見送りした後に私たちと両家の6人に向けて会場からプレゼントセレモニーがあります。
自分たちの結婚式に関わってくれたスタッフの方々からお祝いをいただくセレモニーで、最後に直接全スタッフさんに私たちからもお礼を伝えられたのが嬉しかったです。
その時に司会の方が泣いてくださって、嬉しいだけでなく、ベルクラシック東京で結婚式を挙げられて本当に良かったと思えました。
コンセプトやこだわったこと
ゲストにとにかく楽しんでもらいたかったので、何があったら嬉しいか、印象に残るかを考えながら一つ一つ作りました。
自分が参列してきた中で、たくさんのゲストがいると、新郎新婦と話す時間があまりなかったなという印象があり、自分もそこまでゆっくり話せないと予想していました。そのため、直接話ができなくても私たちとの思い出を感じられるものが欲しいと思い、ゲスト一人一人に向けてのアイテムをたくさん作ったこともこだわりの一つです。持ち込み料が掛かるものがほとんどなかったので、手作り(節約)したかった私たちにはとても魅力的でした。
特にこだわったのは以下のものです。
・席札
ゲスト一人一人の似顔絵を描き、中には写真と手紙も準備しました。
・相関図
ウェルカムスペースに私たちとゲストの関係がわかるコメント付きの相関図を飾りました。席札で描いた似顔絵を相関図にも利用して、その人とのエピソードや、推しポイントなどを一言にまとめてみました。
・余興
自分たちで格付けチェックゲームを用意し、ゲストが全員参加できるような内容を考え、景品も用意しました。会場を使用する上での制限が少なかったので、必要なものは比較的お借りして、場所もたくさん使用することができました!
私たちの気持ちが伝わるように、細部までこだわって良かったと満足しています。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
韓国ドレスです。
私は「これが着たい!」というウェディングドレスはなかったのですが、自分が苦手なパーツやデザインは多かったので、その発想が逆に選択肢を絞ってくれて、迷わず決めることができました。
シンプルで大人っぽいデザインと、オフホワイトで滑らかな生地の質感が、日焼けしている私の肌にも馴染んだため選びました。また、カラーを使ったブーケを持ちたいという想いがあったので、お花のイメージが固定されないという点も気に入りました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- ISAMU MORITA
ISAMU MORITAのブラウンカーキドレスです。
ウェディングドレスがシンプルだった分、少しテイストを変えたかったのですが、フリフリラブリーはしたくない…という私に丁度良いキラキラな装飾や、胸元のデザインで、後ろ姿にも華やかさがあるところに惹かれて選びました。
ゲストからは「予想外の色だったけど似合ってる!」と嬉しい反応ももらえて最高でした!
SHOESシューズ
シューズは見えないので、お金を掛けなくても良いと思い、式場のプランについているものを使用しました。少しサイズが大きかったので、脱げないように透明のバンドを付けています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
・ローシニヨン(ウェディングドレス)
自分の頭の形に合うように、全体的にウェーブをかけて、下の方でまとめてもらいました。
・ハーフアップ(カラードレス)
髪の毛を伸ばしていたので、ウェディングドレスとの差を感じられるように、耳の高さくらいのハーフアップにしました。アクセサリーを先に決めていたため、それが合うように編み込んでもらっています。
前髪や顔まわりの毛量等は、リハーサルの段階で細かくお願いしました。髪の毛を結ぶ量や結んでから髪の毛を引き出す量は伝わりづらいと思い、自分のイメージに近い写真をいくつか用意し、口頭でもお伝えました。
普段、口頭で人に何かを言うのは苦手ですが、一生に一度ということと、担当してくださったヘアメイクさんが「どんなに小さなことでも、何でも言ってください!納得いくまで確認しましょう!」と言ってくださったので、些細な事までお願いすることができ、本番では最後に自分でも確認して、仕上がりは大満足です!
ACCESSORIESアクセサリー
こだわりがなかったので、式場でレンタルしたものです。どちらのドレスでもネックレスは使わず、ヘッドアクセサリーとセットになっているイヤリングを選びました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ウェディングドレスではローシニヨンに合わせて、左耳の後ろ側にビジューコームをつけました。
カラードレスにはハーフアップの編み込みに沿わせるように、貝殻やヒトデの小枝のヘッドアクセサリーをつけています。
NAILSネイル
右手はゴールドミラーフレンチ、左手はマグネット×オーロラパウダー×細ゴールドミラーフレンチと左右でデザインを変えました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
テーマカラーを中心に、西海岸風になるようお願いをしました。高砂にはパンパスグラスやカスミソウ、緑の葉っぱ類でお願いし、手作りの幕もあったので、量は増やさずシンプルにまとめています。
打ち合わせの段階で、私たちのイメージしているものを写真でお伝えしていたこともあり、当日は大満足でした。高砂と各テーブルの装花はもう少し値段を上げるか迷ったのですが、主役になりすぎず、でも寂しくなかったので丁度良かったです。
ブーケは“可愛い”よりも“綺麗”でまとめたかったので、白のカラーを中心にシンプルだけど綺麗めにとお願いしました。6月はカラーの時期と少しずれていたので、他のお花も加えて作っていただきました。
FOODお料理のこだわり
料理は、和洋折衷(デザート込み)18700円のコースです。コースのグレードを一つ上げました。海鮮も肉料理もあり、とても美味しかったです!
デザートビュッフェを付けるか迷いましたが、料理のグレードを上げると量が増えることや、取りに行く手間を考えてデザートはノーマルなものにしました。
親族やゲストから、美味しかったしお腹いっぱいになったよ!と満足していただけたので良かったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ケーキ入刀にはイミテーションケーキを利用しました。
ファーストバイトで使うケーキは「MARINE HOUSE」さんでオーダーし、前日に持ち込みました。すべてネットでのやり取りでしたが、青を中心としたペインティングケーキで、ケーキに乗せる造花はFrancfrancで買い揃えました。
WEDDING FAVORS引出物
引出物は全員のご祝儀を予想して、5種類値段の違うカタログギフトを準備し、単身での参列者、夫婦での参列者、親族単身での参列者、親族夫婦での参列者、両親で贈り分けをしました。
引菓子と縁起物は、全員同じキャラメルのバウムクーヘンと最中味噌汁です。
PETITE GIFTSプチギフト
ロータスのクッキーを用意して、包装は全て自分たちで行いました。オリジナルシールも手作りし、一人約100円程です。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
銀座ダイヤモンドシライシの指輪です。
プロポーズの時はプロポーズ用のリングを渡してくれたので、その後一緒にお店に行って私の好きなシンプルなデザインのものを選びました。
WEDDING RING結婚指輪
結婚指輪は鎌倉彫金工房で手作りしました。
手を真っ黒にしながら作ったのは、とても良い思い出です。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
私たちはお互いの出身地が離れているため、遠方からのゲストも多かったのですが、私たちのためにたくさんの人たちが集まってくれたことがとても嬉しかったです。当日はサプライズでお世話になっている方や、幼稚園で働いていた時の私の教え子たちが来てくれたことにも感動しました!
「おめでとう」とお祝いしてもらえたのも嬉しかったですし、私たちの姿を見て嬉しくて泣いている友達や家族を見て、さらに感動でした。
また、挙式前の控室では夫からサプライズの手紙をいただき、涙が止まりませんでした。この人と出会えて、今日という日を迎えられて、本当に幸せな気持ちでいっぱいになりました。
二人らしさとは
「お互いのことを尊重し合っている所や、素直でいる事」が私たちらしさです。些細な事にも感謝の言葉を伝えたり、何か嫌な事や気になる事があったら素直に伝え合うようにしています。それらの積み重ねが信頼に繋がっていくのかなと思います。
もう一つ挙げるとしたら、家族や友達を大切にしていることも私たちらしさだと思います。今回の結婚式でも、主役の自分たちだけでなく、ゲストのことを考えながら準備をしました。
嬉しかった参加者の反応
たくさん笑って泣いて感動して、とても楽しかった!と言ってもらえたことです。
「相関図嬉しかった!」「似顔絵のある席札は初めてだよ!」「格付けゲーム面白かった~」と私たちのこだわりがしっかり伝わっていたことも、嬉しかったです。終わってからも「余韻に浸ってるよ~」と言っていただき、みんなが幸せな気持ちになれた結婚式を挙げることができて大満足です。
私にとって結婚とは
最高のパートナーと新しい人生のスタートです!
嬉しい時、楽しい時間を過ごすのはもちろん、辛い姿も見せられる最強の味方です。
後悔していること
相関図を披露宴会場の前に設置したため、見る時間があまりなかったとの声があり、相関図は受付の横に設置をするべきだったなと思いました。
ウェルカムスペースに設置するものや、みんなに見て欲しいものは、ゲストの人たちの動線をイメージして考えると良いです。
今回やりたかったことは全部できたと思っていますが、準備に取り掛かるのが遅かったため、時間がギリギリで、もっといろいろな事ができたのかなとも思っています。式を行うと決まったタイミングで、テーマやカラー、気になる事は下調べすることをおすすめします。
また、私は手作りアイテムがたくさんあったので、そのことだけに頭がいってしまい、自分自身のメンテナンスに力を入れるのが遅くなってしまったのは少し後悔です。ダイエットやネイル、髪の毛以外にも、エステやシェービング、気になる方は歯の矯正やホワイトニングもしていると終わってから知ったので、やはり下調べは大事だなと思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
テーブルラウンドをやりたかったのですが、時間の都合で行えませんでした。余興の時間の確保のためだったので、後悔はしていませんが、もっとみんなと喋りたかったなと思っています。
節約のための工夫
ベルクラシック東京は、ほとんどのものに持ち込み料がかからないため、自分たちで用意できそうなものは、なるべくお金をかけないように準備しました。節約ができた分、料理のグレードを上げたり、ゲームの景品を良くすることができたので良かったです。
自分が参列してきた時、あまり記憶に残っていないものに関しては、課金したりこだわったりはしませんでした。例えば、受付のペンやバインダーなどは、ほぼ記憶にないので式場でお借りしました。他にも、各テーブルのお花を持ち帰れるようにするかどうかを考えた時、よく「誰か持って帰りなよ~」って友達同士話していたり、式場の人に持ち帰りをすすめられたりする経験が多かったので、ゲストの荷物になる事も考慮して、お花の装飾を派手にすることも止めました。
手作りしたものは、席札、芳名帳、テーブルナンバーなどです。100均のエンボスペーパーや、画用紙に印刷して用意しました。プロフィールブックは、作成後ネットで冊子印刷を注文し、100冊で約22000円でした。
その他、ウェルカムスペースの写真立てはフリマアプリでまとめ買いし、流木は海で拾いました。それ以外の飾りはTemuで購入したものです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
情報収集は大事です!とよく聞きますが、今の時代SNSや様々なアプリで簡単にたくさんの情報が手に入るため、迷ってしまうことが多いと思います。実際、私も「これやりたい!これ気になる!」と保存した情報が溢れかえって、逆に訳が分からなくり、頭がショートしたこともありました。
情報収集の前に自分がどんな結婚式を挙げたいのか、ある程度の基盤になる部分を決めてからスタートすると、もっと楽に始められたのかなと思います。どんな雰囲気にしたいのか、何色でカラーを統一していくか、どこまで自分で手作りしたいのか、などを決めるとその先の情報収集もだいぶ楽になります。
また、SNSでいろいろ調べていると「え!?こんなものも準備するの!?」と思うような準備が出てきたりしますが、何事も自分のできる範囲で無理しない事も大事だと痛感しました。私はヘアメイクやメイクの指示書を作ったり、搬入用の書類をまとめたりまではできませんでしたが、打ち合わせではその場でスクリーンショットした画像を見せて、口頭でしっかりお伝えしたため、ちゃんと対応してくださり大変助かりました。
準備をしていく中で、やりたいなと思った事やわからない事は何でもすぐにプランナーさんに聞くのが大事です!お金もかかっていますし「このままだったら後悔しそうだな…」と思う事は少しでも減らしていくと、最後はきっと納得のいく満足な結婚式になると思います!