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型にはまったことがあまり好きではない性格もあり、元々国内の挙式ではなく、海外ウェディングを希望していましたが、コロナの影響もあり断念しました。
一時は式自体をしない選択やコロナが落ち着くまで様子を見ることも考えましたが、たまたまInstagramの広告で見かけたMAYAの雰囲気に一目惚れし、すぐに見学予約、そのまま契約まで至りました。
“時間にとらわれることなく、家族とゆったりした時間を過ごすこと”が第一条件でしたが、会場が古民家なので式の前後に宿泊ができること、3日間貸切のため時間の縛りがなく宿泊時には両家の両親と家族の時間が作れること、また海外で挙式が出来ないのならば、とことん日本らしく和装での挙式にしたいという想いが、MAYAの古民家にマッチしたことが決め手です。
挙式
古民家のお庭で和装の人前式を選んでいます。
神主さんや神父さんはおらず、私たち夫婦が誓いのお手紙を読み合い、結婚証明書に署名をしました。
入場の際はベールダウンの代わりに母に紅さしをしてもらい、バージンロードは両親と3人で歩きました。
決まった枠にとらわれない私たちらしい温かい時間になり、挙式後は古民家をバックに全員で集合写真を撮りました。
披露宴パーティ
披露宴は古民家のダイニングで行いました。
そのため高砂や円卓はなく、司会も自分たちで進行するという新しい形での披露宴でした。
ダイニングは挙式をしたお庭と直結しているため、披露宴の最中でも小さい子どもは外で走り回ったり、事前にプチギフトとして配布したシャボン玉で遊んだりしていたので、子連れ参加の親族からは喜ばれました。
私たちの結婚式ではありますが「主役」となりたくなかったため、高砂のない披露宴は新鮮でとても満足です。
コンセプトやこだわったこと
式の前日、私たち夫婦と両家の両親で宿泊をしました。
挙式の前日は「家族の日」として両親へおもてなしの夕食を2人で作り、一緒に食べました。
通常の披露宴では新婦のお手紙の時間がありますが、ゲストの前で読み上げるのではなく、家族それぞれに宛てたお手紙を好きなタイミングで読んでほしいという気持ちがあったため、夕食のテーブルにセッティングしておきました。
ゲストの前で読まないからこそ、思いの丈を伝えることができたのではと思っています。
披露宴では新婦のお手紙を読まない代わりに、ゲスト同士で普段伝えられない感謝のメッセージを伝え合う時間を設けました。
席次表と一緒に小さいメッセージカートを渡し、感謝を伝えたい人にメッセージを書いてもらい、こちらで指名した方に発表してもらいました。
私たちだけが主役になるのではなく、ゲストにも家族の大切さやあたたかさを感じてもらいたいと思い、式後はカードをそれぞれ交換してもらっています。
参加された方皆さんが「いい時間だった」と思ってもらえていたら嬉しいです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
強いこだわりはなかったため、2着目のドレスを借りたAmtteliebeさんでドレスと合わせてレンタルしました。
白無垢にグリーンの掛下、ゴールドの小物を合わせるスタイリングを提案していただき、とっても気に入ったのでそのまま決定しました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Amtteliebe
着てみたいドレスよりも、会場の雰囲気に合うドレスを選ぶことを意識しました。
そして、白無垢の後なのでカラードレスを選びました。
様々なショップを回りましたが、カラードレスはAラインのものが多くイメージに合うものを見つけるのに苦戦しました。
Amtteliebeさんにさらっとしたシンプルシェルピンクのワンピースに、ブラウンのチュールをかぶるタイプのものを見つけ、会場にも合うと思い選びました。
SHOESシューズ
お庭での和装挙式は下駄で、披露宴は古民家内だったので床に傷が付かないようにぺたんこの靴で行いました。
靴はドレスでほとんど見えないので、お金をかけずユニクロで購入しています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
丸顔のため、髪をすべてまとめると輪郭が目立つので、ポニーテールにしました。
また個性を出すために1本ではなく、一癖ある2本のポニーテールにしています。
ACCESSORIESアクセサリー
和装は、アクセサリーを着けていません。
ドレスは繊細なデザインのorgablancaのイヤリングを着けました。
新婚旅行で後撮りの計画をしていたのでドレスショップでレンタルせず、使い回せるように自身で探して購入しました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
アクセサリーではなく生花を着けました。
披露宴入場は白無垢のままなので、綿帽子を外して少しだけ生花でアレンジをして登場しました。
お色直しは、ブーケと合わせた生花を用意してもらっています。
NAILSネイル
ネイルはシンプルなベージュにゴールドでニュアンスっぽくしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
装花のイメージがなかなか湧かずでしたが、ドレスの色味や会場の雰囲気に合わせて作っていただきました。
FOODお料理のこだわり
会場を下見した際に食べたお食事がとても美味しくて、即決した理由のひとつです。
こだわりの食材や調理法で、MAYAでしか食べることのできないお料理でした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ケーキは発注せず、コースの一品である鯛の蒸焼きにピーナッツオイルをかけるという共同作業をお庭で行いました。新鮮で楽しかったです。
WEDDING FAVORS引出物
遠方からのゲストも多かったため、Giftasを利用してWEBで選べるギフトにしています。
Giftasに掲載されている約15000点の商品の中からポイント内でいくつでも選べるところ、ポイントを自身で追加購入して本当に欲しいものをゲット出来るところがいいと思い決めました。
当日はGiftasのコードが載ったカードをゲストに渡すのですが、カードのデザインは自分たちで決めることも出来るので前撮りの写真を利用しました。
カードにプラスして、noix de beurreのフィナンシェをお土産として渡しています。
PETITE GIFTSプチギフト
お見送りの際に、以前から気になっていたNîmetiqueの送り菓子をオーダーしています。
日付と名前が入ったラッピングをしていただきました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
婚約指輪には以前から憧れだったTiffany&Co.をプレゼントしてもらいました。
サプライズだったのでこだわりは特にありません。
WEDDING RING結婚指輪
婚約指輪に合わせてTiffany&Co.にしました。
指輪の色をシルバーにするかゴールドにするか選べずにいましたが、シルバーのリングにゴールドのミル打ちがされているデザインのものを見つけ、それに決めました。
リングを複数つける際にシルバーでもゴールドでもマッチするので気に入っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
披露宴で行った、ゲスト同士で普段伝えられない感謝のメッセージを伝え合う時間に、いとこがいとこ自身の家族に宛てたメッセージを読んでくれました。
ゲストの様々な形の家族への想いを感じられ、感動して涙が出てしまいました。
二人らしさとは
2人ともマイペースでのんびりしているので、時間に追われないということを意識しました。
また、お互いに人と同じじゃないことに価値を見出すタイプなので、とにかく2人のオリジナルになるように工夫しています。
自分たちが際立って目立つことも好まなかったため、ゲストと同じ目線でいることに2人らしさが出たと思います。
嬉しかった参加者の反応
「こんな結婚式初めて!」という反応を多くいただきました。
ゲスト自身もそれぞれ大人になって家族全員で集まる機会も減っていたようですが「今回参加したことをきっかけにより家族仲が良くなった」と言ってもらえてとても嬉しかったです。
私にとって結婚とは
結婚式は夫婦のみでなく、親族も含めて「家族になる」時間だと改めて感じました。
大切だと思える人が増えるのは幸せです。
結婚してよかったと思うことは、私のことを私よりも理解してくれる人と毎日一緒にいられることです。
後悔していること
「式当日までに痩せよう!」と思っていたことを後悔しています。
ドレスの試着時に思い描いていたイメージと異なり、またサイズのズレも出てしまうことから、試着までに痩せておくべきだったと思います。(結局大して痩せませんでした)
やりたかったけれど諦めたこと
やりたいと思ったことは全て出来ました!
節約のための工夫
新婚旅行で海外ウェディングフォトを撮影する予定だったため、抑えられるコストは抑えようと思い、ユニクロの靴やウェディングケーキはコースの一品で代用し、当日のムービー撮影は依頼しませんでした。
オープニングムービーや生い立ちムービーもアプリで作ったためコストはかけていません。
当日はいとこにスマホで撮影してもらった映像を自分でリールのように繋げましたが満足しています。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式はこう!と従来の流れに通りにしようと思わず、やりたいことをやりたいようにする方が後悔なく、またゲストの方にも想いが伝わるように感じます。
式場ではなく古民家にして本当によかったです。
私たちは「時間に縛られない」という事をひとつの軸にしましたが、なにを実現したいかを夫婦で話し合うことが大切に思いました!