hitomi.fujihashi
海外で邸宅ウェディングをすることを先に決めていたのですが、90代の祖父母が来られないということで、親族のみを招いて国内で小さな結婚式をすることに決めました。
「祖父母が喜ぶ、日本の伝統的な結婚式」
をテーマに全体を考えて行きました。
挙式
明治神宮での神前式は厳かな雰囲気で身が引き締まりました。特に参進の儀は、歩く距離がしっかりとあるのでとても絵になります。母と手を取り合いながら歩けたことがとても思い出深かったです。
他にも明治神宮は絵になる写真スポットがたくさんあり、アルバムを見直しても大満足です。外国人観光客が多いので、取り囲まれて写真を撮られてびっくりしましたが、たくさんの方に「おめでとう」を言ってもらえて嬉しかったです。
また、ヘアメイクについては私はカツラをかぶることに抵抗があったのですが、地毛で日本髪を綺麗に結えるスタッフさんがいたので、対応していただけてよかったです。
披露宴パーティ
明治記念館は、何と言ってもお庭の緑色の芝生が印象的で、定番の赤の色打掛とのコントラストが映えて写真を撮った際にとても絵になります。大小様々な大きさのお部屋があるので、人数や好みの雰囲気に合わせて選べるのもよかったです。
料理もとても美味しく、少食な祖父母もほとんど完食してくれたのが嬉しかったです。テーブル装花などもとても細かく相談に乗っていただけて、希望通り(それ以上!)に仕上げてくださり、大満足でした。
コンセプトやこだわったこと
・衣装もヘアメイクも昔から良いとされてきている定番のものを選びました。髪型は当初洋髪を考えていましたが、家族の意見で日本髪に。地毛で結ったのは大きなこだわりの1つです。色打掛は祖父母にも衣装合わせに来てもらって一緒に選んだもので、とても気に入っています。
・親族に懐かしんでもらえるような思い出の写真をたくさん使ったムービーを作成しました。
・料理が美味しい会場にしたいというこだわりがあったので、式場選びの際に試食をして決めました。
・旦那さんと2人で「うさぎ」を飼っているので、テーブルコーディネートにうさぎのモチーフを取り入れました。
・カメラマンさんに細かく写真の構図やポージングのん希望を事前にお伝えしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
赤の色打掛(明治記念館限定デザイン)
花嫁の定番の赤で、全身に柄の入った華やかなデザインを選びました。特に、披露宴での着席時に写真を撮られても綺麗に映るものがよかったので胸元のデザインにこだわって決めました。
SHOESシューズ
和装なので草履です。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
地毛で日本髪を結ってもらいました。
挙式では伝統的なかんざしを使った髪型に、披露宴ではかんざしを外して胡蝶蘭の髪飾りをつけ、簡単なヘアチェンジをしました。
メイクはチークの入れ方にこだわり、ではなく目の周りに赤みを入れる伝統的な和装メイクにしてもらいました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
披露宴でつけた胡蝶蘭の髪飾りはアーティフィシャルフラワーのものにしました。 赤いポイントは、紫陽花のプリザーブドフラワーです。 好みのものをメルカリで探して用意しました。
NAILSネイル
白無垢に合わせてシンプルなデザインにしました。
ホワイトをベースに、赤い色打掛にチェンジした際にも映えるよう、赤いお花のアートを薬指だけにポイントとして入れてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
秋をイメージしたオレンジとイエローの暖色系のコーディネートに、少し紅葉した葉を入れてもらいました。
FOODお料理のこだわり
和食で祖父母の好みに合いそうなコースを選びました。
WEDDING FAVORS引出物
当日は引き菓子(明治記念館のロゴの入った文明堂のカステラ)のみをお渡しし、後日宅配で引き出物を送りました。 親族のみだったので、私の好きなお豆腐屋さんの湯豆腐セットと、1人1人の好みに合わせて膝掛けやタオル、グルメ、カタログギフトなどを送りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ハリーウィンストン
WEDDING RING結婚指輪
フルオーダーで2人で考えたデザインのものを作りました。 荻窪のJIRONジュエリーさんにお世話になりました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
結婚式の日は容態が回復していたので、闘病中の父にも参列してもらえて家族全員が集まれたことが一番嬉しかったです。挙式の3日後にまた容態が悪化し入院してしまったので、奇跡的なタイミイングでした。
二人らしさとは
「個を大切に」 お互いを尊重し合い、それぞれの人生での夢の実現を応援し合える関係性であること。
嬉しかった参加者の反応
・アットホームな雰囲気で久しぶりに家族と顔を合わせて集まれてゆっくりできたこと
・食事が美味しかったこと
私にとって結婚とは
結婚とは「してもしなくても実際のところ何も変わらないけど、改めて2人の将来を考える大きなキッカケとなるもの」です。
元々主人とは5年も一緒に暮らしていたので、2人の実際の生活に何も変化はありませんが、親族(特に祖父母)が喜んでくれたので、結婚をして花嫁姿を見せられてよかったなと思います。
また、改めて将来のプランを2人で話し合う機会が増え、真面目に向き合う良いキッカケになりました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式では妥協せずにやりたいことをやりきることが大切だと思います。 予算の関係もあるかもしれませんが、諦める前にプランナーさんに相談してみると、意外と叶得られる方法もあるかもしれません。
私の場合は言葉だけでなく、pinterestを活用して、視覚的にもイメージを共有し、プランナーさんやヘアメイクさん、フローリストさんカメラマンさんに細かく希望を伝えたので、理想通りのものに仕上げていただきやすかったのだと思います。
元々は結婚式はやらなくても良いかなと思っていたくらいでしたが、実際にやってみると、準備の段階からワクワクして楽しかったので、やってよかったなと思います。悩むこともたくさんあると思いますが、素敵な結婚式に向けて2人で全力で楽しんでくださいね。