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コンセプト「蝶よ 花よ」
今までの人生を振り返ってみると、私たちは自分のためというよりは、相手のため,お互いのため,誰かのために頑張ってくることが多かったのかなと思います。なので、結婚式当日はお互い自分のために思っきり楽しんで、それぞれが自分のために楽しんだ結果、二人が輝いていた日!というのを作れたら…と思って準備しました。
また、「蝶よ 花よ」というコンセプトの裏テーマは、「ふたりが思いきり ちやほや されること」でした。
(「蝶よ花よ」の語源は「蝶や花や(ちやほや)」です。)
今まで、誰かのサポート役や縁の下の力持ちとなり、自分が目立つことをせずひたむきに努力することが多かった私たちですが、結婚式では「ふたりが主役となり周りの方々に思いっきりちやほやされること」を裏テーマとしていました。
挙式
円卓ではなく流しテーブルなので、ゲスト全員との距離がとても近いです。会場の片面はガラス張りで、大きな窓ガラスからは横浜港が見え、光がたくさん入り込み会場全体が明るい雰囲気になります。天井も高く開放感があります。
披露宴パーティ
挙式・披露宴どちらも同じ一つの会場で行いました。こちらの会場はあえて無機質に作られた空間(真っ白なハコ)なので、空間装飾でも自分たちらしさを表現できます。
縦長の会場なのでゲスト席は流しテーブルにし、会場全体に一体感を持たせました。
コンセプトやこだわったこと
空間装飾、演出内容、式次第、ペーパーアイテム、全てにこだわりました。
決められた選択肢の中から選ぶやり方ではなく、「私たちらしさを最大限に表現するには」ということを重視し、会場も演出内容もすべて0から探し、考え、創りました。
挙式→披露宴の順ではなく、あえて披露宴→挙式の順にしたり、ケーキカットではなく活け花を行ったり、ゲストに見守られる中ファーストミートを行ったり、結婚式の定番やゲストの想像を良い意味で覆す、完全オリジナルウェディングを創りました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- YNS WEDDING
ドレスはオーダーメイドしました。
自分にピッタリサイズの世界に一つだけの特別なドレスとなりました。
胸元の露出を控えめにしたかったので、ビスチェはストレートタイプにし、ビスチェラインにはオーガンジーフリルをつけました。ビスチェ部分は繊細な刺繍とスパンコールを使いキラキラ光る可愛いデザインになっています。
スカートはチュールを重ねてふわっと柔らかいイメージにしました。上から2枚目のチュールにスパンコールを散りばめ、動くたびにキラキラと光る可愛らしいドレスです。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
色打掛(裂取百花の集い) THE KIMONO SHOP
私たちが出会ったきっかけでもある、地元のお祭りでは、オレンジ色のねじり鉢巻を付けます。色打掛も、オレンジ色を使ったものを選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
披露宴と挙式でイメージをガラッと変えたかったので、披露宴では前髪をあげ後ろ髪もまとめてもらいました。
カッチリまとめてしまうと結婚式の雰囲気に合わないので、産毛や後れ毛を出して柔らかく可愛らしいイメージでセットしてもらいました。
挙式では前髪も後ろ髪もおろし、ローポニーテールにしました。こちらも柔らかいイメージになるようふわふわに巻いてもらいました。
ACCESSORIESアクセサリー
大ぶりのピアスを着用しました。 大粒のスワロフスキーで、揺れるたびにキラキラ光り華やかでした。
胸元はドレスのビスチェラインにフリルをつけたので、ネックレスは着用しませんでした。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
和装・洋装ともに、ヘッドアクセサリーはヘアメイクさんの手作りです!
和装のヘッドアクセは、私の雰囲気や色打掛の色味、私たちふたりのエピソードに合わせ、オレンジ色をメインにお花の髪飾りを作ってくれました。
洋装のヘッドアクセは、コンセプトに合わせ蝶と花のパーツを取り入れてくださいました。スワロフスキーが繊細に輝きとっても綺麗でした。デザインは人気の小枝アクセサリーですが、存在感が出るよう全体的に太めのデザインにして頂きました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
装飾の完成形は当日までのお楽しみで、結婚式当日に「会場ファーストミート」を行いました。
春の温かい雰囲気が好きなので暖色系が良いとだけお伝えし、アートディレクターの方に最高の空間装飾を創って頂きました。コンセプトの「蝶よ花よ」を会場全体の装飾で表現されています。
以下アートディレクターさんからのお言葉です。
↓
全体的に淡い色のお花を使用し、ふたりが夫婦初めての共同作業として行う活け花のライブパフォーマンスでは生命力のある色味のしっかりとしたお花を使うことで、活け花が完成した時に一気に空間が引き締まり生命力を感じるよう設計しています。
高砂にある大きな輪は「循環」を表していて、ひたむきな努力の時間とその後にくる花開く輝く瞬間がくるという巡る季節を表しています。
天井の装飾では、中央の輪から蝶がひらひらと飛び立つような瞬間、そして花が咲き誇るような輝く情景を表しています。
ステージの周りには自生の花が咲き誇り、ふたりの奥ゆかしさや控えめさを表し、そこからゲストテーブルに向かって広がることでゲストとの一体感やゲスト達も輝く瞬間を表しています。
ゲストテーブルも「循環」を表しており、蝶は蛹から殻を飛び出していく時のように、花は寒い冬を越え蕾から花開く時のように、ひたむきな努力を超え、輝いていくストーリーを表しています。
その時を長く感じられるようにと思いを込めて水中花もガラス瓶に入れてその瞬間を飾り、一瞬も一生も美しく輝いていく様を表現しています。
FOODお料理のこだわり
「結婚式といえばフレンチ」というような結婚式の常識を覆すべく、メインがハンバーグのコースを選びました。結婚式のお料理を鮮明に覚えているゲストは少ないかと思いますが、あえてハンバーグをメインにしたことで印象にも残るのでは…と思いました。
もちろん、味も決め手になりました。UNION HARBORは飲食業界のAP COMPANYが携わっているため、全てのお料理がとても美味しかったです。ドリンクメニューも充実していてゲストにも満足して頂けました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは用意していません。 ケーキカットの代わりに、夫婦初めての共同作業として活け花のライブパフォーマンスを行いました。
WEDDING FAVORS引出物
dancyu、BEAMS、DEAN&DELUCAのカタログギフトをご用意しました。
WEDDING RING結婚指輪
吉祥寺にあるCRAFYというお店で、手作り結婚指輪を作りました。ふたりで話し合いデザインから考えました。
指輪の内側に結婚記念日とお互いのイニシャルが刻印されています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
開演前に行った、会場ファーストミートが感動しました。
会場を見る前に、目を閉じた状態でプロデューサーからのアナウンスを聞きました。聞き慣れたプロデューサーの声に安心感と心強さを感じたのと、やっと今日という日を迎えられたという安堵感と緊張感と、旦那さんと出会ってから結婚式を迎えるまでの思い出が走馬灯のように巡り、いろんな感情が涙となって溢れ出しました。
また、入場後の高砂から見る景色も感動でした。大好きな方々が、自分たちのために集まってくれて、優しい笑顔と温かい拍手で迎えてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
父とバージンロードを歩くことも、小さい頃からの夢だったので、叶えられて良かったです。
二人らしさとは
ゲストの皆さんにも楽しんでいただけること!を常に考え結婚式を創りました。
「今日は自分のために思いっきり楽しむ」とは言え、やはり常に相手や誰かのためを思いながら頑張ってきた私たちなので、式の中でもお互いがお互いを思いやる気持ちが溢れ出てたのではないかと思います。
ゲストからも、二人とも思いやりがあって素敵だねとの言葉をたくさん頂きました。
嬉しかった参加者の反応
・こんな素敵な結婚式見たことない
・今まで見た結婚式の中で一番良かった
・アーティストのライブに行った後のような満足感
・CRAZY WEDDINGが創る結婚式に参加してみたかったから招待してもらえて嬉しかった
・装飾がとっても可愛い
・旦那さんにすっごく愛されてるのが伝わってきた
・和装も洋装もどちらも似合ってて可愛かった
・ふたりとも輝いてたよ
などなど…
私にとって結婚とは
今までの人生を振り返り、自分を見つめ直し、これから生きていく上で見失ってはいけないものを明確にできたいい機会となりました。
今までは家族の存在に支えられ守られて生きてきましたが、旦那さんという存在ができ、それもまた新しい安心感があり居心地の良い場所をもう一つ見つけた、という気持ちです。
節約のための工夫
ペーパーアイテムは、節約&自己満足のためにすべて手作りしました。
・招待状一式
・席次表
・プロフィールブック
・メニュー表
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
今の時代SNSでたくさんの情報を得られます。
事前の情報収集は多ければ多いほど、より満足いく結婚式を挙げられると思います。
プレ花嫁さん卒花嫁さんのアイデアを参考にしたり、素敵なショップを見つけたりしながら、自分の想い描く理想の結婚式を挙げられるよう、準備期間も楽しみながら頑張って下さい!
男性は「何をやったらいいか分からない」状態の方が多いかと思います。旦那さんに手伝ってもらう時には、あれやってこれやってではなく、いつまでにこれをこうしておいてほしい…のように具体的な指示を出すと、取り組みやすいのかもしれません!