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テーマは「どんちゃん騒ぎな楽しいひと時を!」です。
ゲストの約半数が西日本や海外から飛行機で来る予定だったので、せっかく東京まで足を運んでくれるからには絶対に残念な思い出にはさせたくないと強い思いがありました。
そのためサービスの質が確約されているホテルでの結婚式が第一候補となりました。
新婦の職場のゲストには海外出身のゲストが多く、海外の様々な素晴らしい料理やホテルを知っていると思われるため、がっかりさせることがないよう料理の評価が高い5つ星外資系ホテルであるホテルインターコンチネンタル 東京ベイに決めました。
また、これまで私たちの成長を見守ってくれた家族や親戚への恩返しの一つとしてインターコンチネンタル東京ベイの部屋を各グループに2泊3日手配しました。
挙式・披露宴を行うホテルに前泊と後泊ができるのもホテル婚の魅力の一つだと思います。
挙式
チャペルが本当に可愛すぎる!
チャペルは2020年にリニューアルされ、オーバル型の空間に職人さんが一枚一枚作ったタイルが壁一面に敷き詰められています。
クリーム色のおかげでとても温かみのある空間です。
また、聖歌隊と楽器隊の椅子は弦楽器の形をしており、扉にはハート型のライトが当てられています。
このように、とても可愛らしい空間で厳かな挙式が行われます。
130人の着席が可能で、私たちの結婚式では大人110人だったため、長椅子が2台余る感じになりました。
13列あるので、バージンロードは比較的長いと思います。
披露宴パーティ
ウィラードの220℃のパノラマ風景は圧巻で、見学時に「天気が良かったら最高なんだろうな」と感じ、晴れることを祈って賭けに出ました。
幸いなことに当日は見学時よりも晴れ、冬だったため空気もとても澄んでおり、結婚情報誌の掲載写真並みの綺麗な写真がたくさん撮れました。
別フロアに同じくらいの広さの「ルグラン」という披露宴会場もありますが、ウィラードは窓の枠がルグランに比べて細く、枠数が少ないため、見える景色の面積が広いです。
景色重視の私たちの決め手となりました。
また、ウィラードと同フロア(5F)には「タイムネスト」というゲスト用のラウンジがあり、受付後から挙式開始まで、そちらでドリンクと軽食を楽しんでもらうことが出来ます。
コンセプトやこだわったこと
両家とも九州出身で、親戚のほとんどが西日本在住のため、全員が一度に集まることはなかなかありません。
また、夫は大学まで九州にいたため、上京後に長らく会えていないゲストもおり、職場がシフト制であることから同期ともなかなか集まれませんでした。
だからこそ、この日は今までお世話になった人たちに精一杯の感謝を込めておもてなしをしたいと強く思っていました。
とにかくゲストに楽しんでいただき、良い思い出になってほしいという気持ちから、ドリンクと料理を迷わずランクアップしました。
ドリンクはモクテルの種類が豊富な「スーペリアプラン」、料理はフレンチの「フルール」にしています。
また、前述しましたが、受付後から挙式までの時間は、5階の「タイムネスト」というラウンジで、ゲストにはドリンクと軽食を楽しんでもらえます。
ゲストが送ってくれた写真を見たら、とても色鮮やかなカクテルと可愛らしいフィンガーフードで、私も食べたかったです(笑)
やはり結婚式では料理を一番楽しみにされていると思うので、ゲストが味わうものにはこだわって良かったと思います。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- Hatsuko endo
- ショップ
- DESTINY Line
ドレス名:Rose
チャペルがクリーム色なので、純白のドレスが良いなとざっくり思っていました。
Roseは純白ではないですが、似ている大人気のMagnoliaよりは全然白いです。
予想通り、チャペルではドレスがとても映えました。
また、バージンロードが長いため、ロングトレーンのドレスを希望していました。
RoseはMagnoliaよりもトレーンが長く、総レースで総刺繍。
格式高いホテル婚にぴったりなゴージャスなドレスです。
裾がふわふわとウェーブしており、足元まで抜かりなく可愛らしいのがまた素敵です!
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- DESTINY Line
- ショップ
- DESTINY Line
ドレス名:BA0016(WI)
グラスオーガンジーによるカクテルサテンのテロテロ感と光沢感が凄く綺麗なAラインドレスです。
夫がネイビーの儀礼服を着る予定だったので、夫のネイビーと金色の装飾に合うかどうかで選びました。
金屏風の前に立った時の色合いや、写ルンですでもぼやけないこと、披露宴会場の高砂の逆光に負けないこと、そして何より夫の儀礼服を引き立てられるかどうかなど、たくさんのこだわりを勝ち抜いたのがこのドレスです。
ドレスショップのオリジナルドレスなので、人と被らない点もお気に入りです!
SHOESシューズ
JILL STUARTのシルバーグリッターシューズです!
結婚式後も普段使いできるものがいいなと思っており、こちらを選びました。
ヒールのストーンは、取れたら保証で付け直してくれるそうです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアメイクさんは式場前撮りも当日も同じ方を指名しています!
多くのゲストに「リアルプリンセス」と言ってもらえるようなヘアメイクをしてくださいました。
<ウェディングドレス着用時>
下膨れがコンプレックスで、髪を束ねるのがあまり好きではないため、高めのアップスタイルと高さのあるゴージャスなティアラで誤魔化してもらいました。
メイクについても「彫りの深さを活かしてとにかく盛ってください」という漠然とした要望にしっかり応えてくださったヘアメイクさんには感謝しかありません。
<カラードレス着用時>
ワインカラーのドレスに合うよう、大人っぽいカールの強いダウンスタイルをお願いしました。
また、顔に深みを出すためにアイシャドウには濃いブラウンを追加しています。
ACCESSORIESアクセサリー
<ウェディングドレス着用時>
ティアラがかなりゴージャスなものでしたが、イヤリングもそれに負けないくらい大ぶりなジルコニアのものにしました。
ネックレスは大好きだった祖母の形見であるMIKIMOTOの二連パールネックレスです。
新郎には申し訳なかったですが、ウェディングドレスはとにかく着飾らせてもらいました(笑)
<カラードレス着用時>
夫の儀礼服の金色の装飾に合わせてアクセサリーは金色で揃えました。
イヤリングは母からのおさがりです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
<ウェディングドレス着用時>
ティアラは当初、王道のIvory&Co.のAlexandraが有力候補でしたが、人と被るのが好きではないため、同じ系統の高さのあるゴージャスなティアラを探すことにしました。
そんな中、Ivory&Co.の公式サイトでPrincess Carolineを見つけ、そちらを購入しました。
これはAlexandraと同じシリーズだそうです。
<カラードレス着用時>
カラードレスに合わせるヘッドアクセサリーを探し出すのにかなり時間がかかりました。
ネットで見つけた可愛いヘッドアクセサリーは既に多くの人が使用しており、人と被るのが好きではない私は、Ivory&Co.の公式サイトで購入しました。
淡いピンクゴールドのお花にクリスタルとパールがキラキラと輝きを添えてくれるヘアクリップです。
お花の滑らかな材質が、カラードレスのテロテロ感とマッチしています。
NAILSネイル
自爪は趣味の関係で深爪並みに短いため、チップで長さを出してもらいました。
指が少しでも長く見えるように、ベースは淡いピンク色にし、爪先にはシルバーのストーンとシルバーのマグネットネイルを乗せています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
色に関しては「ベースは白、ポイントはゴールド、水色、青」花は「大ぶりなお花やカスミ草、胡蝶蘭をバランス良く」と伝えました。
当日、予想以上に大ぶりなお花が使われていて、とても感動したのを覚えています。
背景のオーシャンビューにもすごくマッチしていて、フローリストさんには感謝しかありません。
フローリストは、Best-Anniversaryさんです。
FOODお料理のこだわり
こちらも前述しましたが、ドリンクはモクテルの種類が豊富な「スーペリアプラン」料理はフレンチの「フルール」です。
フランス人の職場の先輩が料理について「普段はきのこ好きではないけど、コースのきのこのディッシュはとても美味しかった!」と言ってくれて、ホッとしました!
WEDDING CAKEウェディングケーキ
背の高いバブリーなイミテーションケーキにしました。
ラグジュアリーなホテル婚にマッチしており、昔からの夢が叶って嬉しかったです!
WEDDING FAVORS引出物
・カードタイプカタログギフト
・ガトーショコラ
・ご当地ラーメン3点セット(札幌味噌、喜多方醤油、博多豚骨)
海外から来てくれた友人にはカードタイプカタログギフトではなく、JILL STUARTのミラー&リップバームセットにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフトは、ミニボトルオリーブオイルです。
可愛い小さい箱に入ったクッキーもウェルカムスペースに置けるし映えるとは思ったのですが、サンプルを貰って食べたらあまり味にインパクトのない普通のクッキーだったので、誰もが料理で使うであろうオリーブオイルにしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
Tiffany&Co.を夫がサプライズで購入してくれました。
プロポーズ用とのことで、現在婚約指輪は探し中です。
WEDDING RING結婚指輪
BOUCHERONにしました。
私はポン・ドゥ・パリ、夫はファセットです。
人と被らないことと、キラキラが好きなので輝きが強めの指輪を探していたところ、ポン・ドゥ・パリに出会いました。
ポン・ドゥ・パリの婚約指輪はInstagramでよく見かけますが、結婚指輪はあまり見ない印象です。
56石のダイヤモンドが使用されたプラチナリングで、重ね付けに向いている形に一目惚れしました!
夫婦ともに指の関節が目立つ骨格なので、BOUCHERONのリングはとてもフィットします。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式終盤に前方を見たら、ポーカーフェイスの父が母と手をつないで涙を拭っている姿を見た瞬間です。
全然涙の予感はしていなかったのに、父のその姿を見た瞬間に涙が溢れました。
その姿が今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。
二人らしさとは
夫婦ともにお酒が好きで、ゲストも酒好きが多かったので「とにかくお酒と料理を楽しんで、騒いでもらいたい」とシンプルにそれだけを願っていました。
嬉しかった参加者の反応
「料理が美味しかった」「いいホテルだ」「いい結婚式だった」等、たくさんの嬉しい言葉をいただきました。
後悔していること
部屋を出る前に、ドレス姿を鏡で確認すればよかったです。
カラードレスについては試着、小物合わせ、ヘアメイクリハーサルの時は、立った状態で編み上げタイプのドレスをしっかり結んでくれていました。
しかし、当日ははじめましてのヘアメイクアシスタントさんが、座った状態でかなり緩く結ばれてしまいました。
そのため、胸元が緩くなり、ロールカラーの袖がずれることが多かったです。
結婚式終了後にゲストからの写真を見て、初めて後ろがかなり緩く結ばれていたことを知りました。
お色直し後高砂での写真で後ろに並んでくれた新郎ゲストたちは目のやり場に困っただろうなと思います。
私は胸が大きいため、試着、小物合わせ、ヘアメイクリハーサルの時は胸元が綺麗な形に収まっていたのに、当日横からの写真では胸が垂れて見えて残念でした。
やりたかったけれど諦めたこと
テーブルラウンドとキャンドルサービスです。
卓数が18卓あったため時間的に厳しいと言われ、諦めました。
節約のための工夫
ホテル婚なので持ち込み不可が多く、節約ポイントはほぼありません。
強いて言うなら、特典である2泊3日の宿泊の部屋のグレードアップはしなかったことです。
また、酒好きが多いのでテーブルがごちゃごちゃすることと、お花にはあまり目が向かないだろうと考え、装花は必要最小限にしました。
そして、ペーパーアイテムは全て持ち込みにしました。
ただし、初期見積もりの時点でペーパーアイテムは持ち込み前提で計算されているため、見積もり価格から下がることはありません。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
親族・ゲストにとても喜ばれるホテルです。
大好きな人たちが一度に集まってくれる、忘れられない1日になりました。とても楽しい結婚式を執り行うことが出来たと思います。
喧嘩することがあっても、式場前撮りと結婚式の写真・動画を見て心を落ち着かせ、謝っています(笑)