挙式
私達は最後まで「神社式」を希望していたのですが、予算や時間の関係で断念しました。ただ、神社式の場合は親族のみになると思うので、親族だけでなく友人も参加してもらえたのはホテル雅叙園東京を選んで良かったポイントのひとつです。
当日は館内の神殿で挙式を行いましたが、内装もとても豪華で、雅楽の演奏や巫女舞も素敵でした。
そしてなにより、母親の最後の花嫁支度とされる「紅差しの儀」ができるということでこちらでさせていただくことにしました。
披露宴パーティ
披露宴会場もとてもクラシカルな雰囲気で、和婚の披露宴にはぴったりでした。
友人からは和風な余興をしてもらったのですが、そういった演出も会場の雰囲気にぴったりでした。
花のアレンジも和風テイストなものを選ぶことができ、会場とマッチしていてよかったです。
コンセプトやこだわったこと
絶対に着たかった着物は2着選び、それに合わせて会場コーディネートは和風でかわいい雰囲気になるように選びました。
また、夫との出会いのきっかけで共通の趣味である“ゲーム”についてもBGMを使用したり、ゲーム風のオープニングムービーやケーキカットのナイフなどいろいろ手作りしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
挙式では白無垢を着たかったので、一着目には白無垢を選びました。
髪型は日本髪にするのは決めていましたが、綿帽子・角隠しどちらにするか悩みました。綿帽子はやってる人が多いのであえて角隠しにしたところ親族に、特に母から大好評でした。
SECOND DRESS和装 2着目
二着目は色打掛と決めていましたが、予算が高くなりすぎずきちんと可愛いデザインのものがあるのかと悩みました。
ただ、実際には私の好きなブルー系の色打掛を見つけることができ、模様も豪華でほぼ即決することができました。こちらも家族や友人から大好評だったので満足しています。
THIRD DRESSドレス 3着目
三着目は白いウェディングドレスにしました。
こちらは最初の打ち合わせで決めたのですが、流れに身を任せてセミオーダーにしたことでかなりお高くついてしまい後悔していました。
しかし、ゲストの方々からは「良かった!」と言っていただけたので、なんとか気持ちを持ち直すことができました。また、終わってしまえばかかった金額については気にならないですよ!
SHOESシューズ
- 3000円
式場から提示されたものが足に合わなかったことや、3万円とかなりお高かったこと、デザインが選べなかったこともあり、自分で通販で探すことにしました。
3千円でとてもかわいい「レース素材」のシューズを見つけたので即買いしました。ウェディングシューズは一回しか履かないものですので、予算をかけすぎないほうがいいかもしれません。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアメイクには特別なこだわりはありませんでしたが、前撮りで「和婚なので和風っぽい髪型とメイクにしてください」とオーダーすると飲み屋のママみたいになり、友人や母から笑われ、自分でも気に入りませんでした。
その反省を生かし、当日は「和風でありつつも、ふわっとさせた感じにしてください」と伝えたところかなり素敵に仕上げてくださいました。
ACCESSORIESアクセサリー
着物の時はアクセサリーはしませんでした。
ドレスの時は垂れ下がる系のイヤリングをつけたのですが、一回しか使わないのでネットで二千円以下のものを買いました。
そこに手持ちのパールネックレスをつけるか当日まで悩みましたが、レースインナーを着たことでネックレスをつけなくても全然違和感がありませんでした。むしろ首回りが綺麗に見えたので良かったと思います。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
色打掛では洋髪に合わせて「花の髪飾り」をつけました。
生花にするか悩みましたが、結局前撮りの時に用意したアーティフィシャルフラワーをつけました。髪飾りは一個単位からレンタルでの追加ができると言われたので、当日は一個だけ追加しました。
ドレスには白&金のドライフラワーをちりばめ、シンプルな感じに仕上げていただきました。
NAILSネイル
着物の色に合わせてブルー&白のネイルにしました。白無垢も着るので派手すぎないようオーダーしたのがポイントです!
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
丸い菊をメインにし、和風テイスト&可愛らしい感じにしたかったので、会場の雰囲気に合った新作のアレンジメントを選びました。テーマカラーは特にありませんでしたが、花やクロスの色でオレンジっぽい会場コーディネートになりました。
各テーブルには水に浮かべたお花が置かれ、丸モチーフで統一された“可愛い”の極みでした。
FOODお料理のこだわり
ホテル雅叙園東京さんのお料理はコースがいくつかあったのですが、一番スタンダードのものは「ゲストに満足してもらうにはちょっと品数が少ないかな…」と思いやめました。
また、ホテル雅叙園東京さんの売りであるフカヒレの入った“折衷料理”は予算オーバー気味だったことや中華のイメージがわかなかったので、その間の“和食コース”を選びました。
和婚の雰囲気にぴったりでしたし、料理にこだわりのある友人も「今までの披露宴で一番美味しかった!」と言ってくださり、このコースにして良かったと思いました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは高さのあるものにしたかったのですが、予算を考えて相談したところシンプルな仕上がりになりました。後から考えると、もう少しお金をかけても良かった気がします。
ただ、親からは「思ったより豪華だったよ!」と言ってもらえたのでよかったです。
また、メインはケーキカットで“剣”を使用することだったのですが、それが大々的に演出できて良かったです!“剣”は好きなゲームに出てくるもので、手作りしたのもこだわりです。
WEDDING FAVORS引出物
ホテル雅叙園東京さんの選べるギフトで贈りわけを行いました。そこにホテル雅叙園東京さんのオリジナルデニッシュ、妊婦さんが多かったのでルイボスティーのセットを合わせました。
デニッシュが、元パティシエの親族から「今までの引き出物で一番美味しかった!」と言ってもらえたので選んで良かったです。
PETITE GIFTSプチギフト
夫がファン&私が広島出身なので、ポルノグラフィティのライブグッズである“飴”と、曲名にかけて駄菓子のアポロをセットにしました。
一個ずつ手作りのラッピングをしたこともあり、「思いがこもっててとても良かったよ」といったお声をいただきました!
ENGAGEMENT RING婚約指輪
婚約指輪は、二人が好きなディズニーの美女と野獣モデルのものを選びました。
WEDDING RING結婚指輪
婚約指輪と同じ美女と野獣モデルのもので、3本セットで作っていただきました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
涙したことが多すぎて一つに絞れませんが、まず式直前の母親からの「紅差しの儀」は予想通り泣いてしまいました。
父が早くに他界し、それ以降女手一つで育ててくれた母からの最後の花嫁支度として紅を差してもらいました。母から一言もらうタイミングでは、普段涙を見せる母ではないのに涙で何も言えず...。小さな声で「大きくなって…」と一言。私も涙が止まりませんでした。
また、旦那さんが私に内緒で動画を用意してくれていたことにもびっくりしました。結婚式に来れなかった私の親友にコンタクトを取り、インタビュー形式の動画を撮ってくれていました。その子が来れないことが唯一残念だったので、旦那さんがこっそり準備をしてくれていたことに感動しました。
二人らしさとは
旦那さんとは“ゲーム”がきっかけで出会ったので、「お互いが好きなゲームのテイストを取り入れたいね」とムービーやBGMやケーキにゲーム要素を取り入れました。
ゲームを知らない人のことを考えてやり過ぎにならないようにと気をつけましたが、この演出により2人の思い出を振り返ることができたので良かったです。
また夫はサイクリングやポルノグラフィティ、私は能楽と趣味が多いので、いろいろ盛り込みすぎた気もしますがやりきったので悔いは残りませんでした!
嬉しかった参加者の反応
和風の結婚式であることを私の友達はみんな知っていたので、能楽や地元の友達など、着物を着たゲストが多くてびっくり!!遠方で大変であるにも関わらず、着物を着てきてくれたことがとても嬉しかったです。
中座では、エスコート役に幼なじみ3人をサプライズ指名をしたのですが、全員が泣いてくれたのでつられて私も泣いてしまいました。
また、共通の友人が出会いのきっかけとなったオンラインゲームの開発会社に連絡を取り、そのゲームのディレクター、プロデューサーからサプライズ祝電が来てめちゃくちゃびっくりしました!そのお二人にも友人たちにも、感謝してもしきれません。
手作りムービーや一人一人へ送った手作りメッセージカードも、みんなとても喜んでくださって嬉しかったです。
私にとって結婚とは
当初は意見が食い違うこともありましたが、一つの目標に向かって一緒に頑張ることでより絆が深まったと感じています。
忙しい中でも準備をがんばってくれた旦那さんはサプライズムービーまで作ってくれ、私を喜ばせようとがんばってくれたんだな...と嬉しくなりました。私も出来るだけ旦那さんの希望も叶えたいと、旦那さんの趣味をどうやって盛り込むか考えました。
結局のところ、いかに相手のことを考えられるかが大切なんだなと思います。そのおかげで結婚後もお互いを思いやることができて、幸せな生活が送れています。
後悔していること
ドレスについては、希望&予算を事前にしっかりと考えていれば焦って決めてモヤモヤすることもなかったかなと思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
いろいろなアイテムを手作りしたことで準備が大変になり、二次会を諦めました。
また、余興として2人が出会ったきっかけのゲームを使いたかったのですが、機材の持ち込みなどが大変なので諦めました。
節約のための工夫
ゲストにかける予算はなるべく削らず、それとは関係ない部分で節約を心がけました。ただ、なるべく安っぽい感じにならないように節約する部分には気をつけました。
また、手作りしたことで心のこもった演出ができた部分もあります。ブーケは母に手作りしてもらったのですが、母が一生懸命作ってくれたこと、見た目もとてもかわいく生花との違いも感じなかったこと、そのまま手元に残り思い出にもなるので良かったと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
理想の結婚式を目指すと準備が大変になりますが、ゲストもとても喜んでくれるし自分達も大満足の式になると思います。
特にお客様に関わる部分や自分のこだわりの部分などはお金をかけるのがおすすめです。
また、アイテムを手作りするのは大変ですが満足感もありますので、レンタルとうまく使い分けると良いと思います。
ホテル雅叙園東京さんでの結婚式は、予算オーバーだったものの式場の豪華さ・自分たちのやりたいこと・来てくれたお客様の反応が全て満足でした。式場選びの際は、高い・安いに関わらず自分たちの希望が叶う会場を選ぶのが良いと思います。
人気の式場ということもありなかなか予約が取れず不安になることもありましたが、そこはやはりプロ!最後は満足な内容に仕上げてくださいました。
プランナーさんは若い方でしたがとても真摯に対応してくださいました。予算の関係から予定変更した部分もありましたが、まめに対応してくださいました。
また音響担当の方がゲームにとても詳しく、我々のマニアックなゲーム音楽の希望を全て叶えてくださったりと、かゆいところに手が届く細やかな対応をしてくださって、まさに神対応で拍手を送りたいです!