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コンセプトは「王道のホテル婚でその人らしさを」です!
式場を選ぶ際、親族や会社の人など誰を招待しても最高のおもてなしができるホテル婚か、私たちらしい明るく楽しい雰囲気を表現できる専門式場かで本当に迷いました。
会場選びには半年かかりましたが、「どちらも取り入れよう!」と決め、ホテル婚にしました。
王道の形にせず「自分たちらしさを表現し、ゲストにも自由でいてもらおう!」と考え、このコンセプトにしています。
実際に、高砂やウェルカムスペース、ペーパーアイテム、ムービーにこだわって「自分たちらしさ」を表現しました。
また、結婚証明書ではゲストにペイントしてもらったり、引き出物をマルシェ形式にすることで、「ゲストらしさ」を引き出せる場面も作っています。
ホテルインターコンチネンタル 東京ベイを選んだ理由は、おもてなしと交通アクセスです。
親族や会社の上司なども招待する予定だったため、一流ホテルによる最高のおもてなしができることが条件でした。
式中の演出は友人に楽しんでもらえるようにイメージしていたので、親族や会社の方々には料理やおもてなしで満足してもらいたいと考えました。
また、実家が東京から離れており飛行機で来るゲストが多かったため、空港からのアクセスの良さも決め手の1つです。
式場の方々には色々とご無理をお願いしたと思いますが、式場のおかげで私たち夫婦もゲストも大満足の1日になりました!
挙式
100名のゲストが参列可能なことが、私たちにとって1番の魅力でした。
さらに、高さと奥行きを感じさせる造りで、チャペルのドアが開いたときに広がる景色は迫力があり、とても素敵なチャペルです。
チャペルは「お母さんのお腹の中」を表現しており、その中で父と一緒に一歩一歩バージンロードを歩むことができます。
生まれてから家族と歩んできた道のりを振り返りながら、父に背中を押されて夫の元へ向かい、夫と手を取り牧師さんのところまで歩む。
そして、牧師さんの言葉で愛を誓い、これから家族になる。
そんなストーリー性のある、とても素敵な挙式です。
また、牧師さんは日本人で、日本語で言葉を紡いでくださり、その一言一言に重みがありました。
新郎新婦やゲストが「家族」について改めて考えることのできる、かけがえのない時間になったと思います。
披露宴パーティ
なんといっても、220度に広がる東京湾やレインボーブリッジが望める東京らしい景色に惹かれました!
当日、乾杯の後にカーテンが上がると歓声が上がり、この会場を選んで本当によかったなぁと思いました♡
また、ウィラードのブラウンの椅子や温かいカラーの照明が、ホテル婚らしい上質な雰囲気を醸し出しており、それも決め手の1つでした。
スクリーンが3つあるため、大人数でもゲストはムービーを見やすかったと思います。
さらに、受付、ゲスト控室、披露宴会場が同じフロアにあるため、動線が良く、ゲストに煩わしさを感じさせることもなかったのではないかと思います。
コンセプトやこだわったこと
ゲストは世代も性別も異なるので、料理やプロフィールブック、席札、メニュー表などのペーパーアイテム、ムービー、引出物、不便をできるだけ感じさせない配慮など、来てくれた全員が1つでも満足するポイントがあるように、多方面でこだわりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- ANTONIO RIVA
- ショップ
- DESTINY Line
ANTONIO RIVAのVENEREです♡
大きく立体的で、流れるような動きのあるバックリボンが気に入り、このドレスに決めました!
スレンダーなドレスですが、リボンは前から見ても分かるほどのボリュームがあります。
しかし、ドレスが広がっているわけではないので、大きなリボンがついていても大人っぽい雰囲気があり、大好きです♡
また、バックリボンに透け感があるので重くなく、明るく透明感のある清楚な雰囲気に見えるところもお気に入りです。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Hatsuko endo
- ショップ
- DESTINY Line
Hatsuko endo amberです♡
ウェディングドレスからガラッと雰囲気を変えられる衣装を探していた中で出会ったのが、この流行りの黒ドレス!
レースが何重にも重なっているので空気感があり、自然光や会場の照明に当たるとキラキラと輝くので、黒だけど全く重く感じません!
トレーンは写真には収まりきらないほど長く、ウィラードの会場にも負けないボリュームでした。
肩周りのレースは着るか迷いましたが、肩周りを隠せるため、そこも推しポイントです。
また、そのレースの柄がドレスとは異なる大柄で、とても可愛いです!
着脱ができるので、ヘアスタイルなどによって着方を変えられるのも魅力だと思います。
SHOESシューズ
PIPICHICのCOCOの白色でぺったんこのレザーシューズです。
この日だけではなく、今後も当日のことを思い出して使えるものが良いなと思い選びました。
結局、ドレスの丈感の都合上、当日の式では履かず、二次会から着用しましたが、私にとって結婚式のために買った思い出のあるウェディングシューズです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
「なりたい」よりも「自分に似合う」を優先し、指示書を作成しています。
ドレス選びを始める前に、顔のタイプとパーソナルカラーを診断してもらっていたので、イメージは割とすぐに固まりました。
ドレスがスタイリッシュで、大人顔なので、ヘアスタイルはできるだけスタイリッシュにし、顔周りはスッキリさせました。
ぴょんぴょんと動きが出るカチモリがとってもお気に入り!
前髪は重すぎないよう、シースルーです。
スッキリしたドレスを際立たせたかったので、メイクは主張しすぎないように、ゴールド系のアイシャドウにしました。
スプリングの顔タイプに合わせて、アイシャドウとリップは明るい色に。
お色直しでは、ブーケに合わせてアイシャドウにピンクを足してもらい、黒ドレスに負けないようにリップを発色の良い、くすみのないボルドーにしています!
また、ヘアカラーは、黒ドレスが重く見えないように、ブリーチをして透明感のあるベージュ系で明るい色味にしました!
ACCESSORIESアクセサリー
<挙式>
ドレスに合わせてできるだけシンプルにしたかったので、ヘアアクセサリーは付けていません。
ピアスは、1粒のバロックパールピアスにしました。
歩くと揺れるところがポイントです!
<披露宴>
挙式をシンプルにまとめたので、披露宴では明るい雰囲気にしようと思い、アーティフィシャルフラワーのピアスに変えました。
こちらは、作成者と話し合いながらデザインしたものです!
左右異なるデザインであり、顔の骨格に合わせて耳の下にボリュームがくること、歩いたら揺れて動きが出ること、そしてブーケに合わせたデザインであることがこだわりポイントです!
ヘアチェンジはしていません。
<お色直し>
パールの4連ピアスです。
黒ドレスなので、アクセサリーでできるだけ明るく見せることを意識して選びました!
カラードレススタイルの中で白をワンポイントで入れたことと、パールの丸いシルエットが明るい雰囲気を作ってくれたと思います。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
<挙式、披露宴>
カチモリのぴょんぴょん部分を際立たせるために、できるだけシンプルにしたかったので、ヘッドアクセサリーは使用していません。
<お色直し>
ウェディングドレスの際にピアスをお願いした方に作っていただき、ブーケと同じアーティフィシャルフラワーを着用しました。
大きなものを1つではなく、お花が1輪ずつパーツが分かれているので、どんなヘアスタイルにも合わせやすく良かったです。
NAILSネイル
パーソナルカラー的に似合う色が、純白というよりもアイボリー系だったので、アイボリーにゴールドのニュアンスネイルをしてもらいました。
また、パールも何粒か乗せてもらい、花嫁らしさを表現しています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
春婚らしく、チューリップを入れてもらいました。さらに、テーマカラーに合わせて、春らしい血色感のあるイエローとピンクの花をメインに使っています。
テーブル装花は、動きを出すために花ごとに高さを変えてもらい、ぴょんぴょんとしたデザインにしてもらいました。
さらに、動きのある枝も挿してもらったのもポイントです!
高砂装花は、写真を撮ったときにフレームのようになるように花のアーチを作っています。
テーブル装花と統一感のある花でボリュームを出すようにオーダーしました。
アーチだけでは高砂ソファの横が寂しかったので、キャンドルと少し花を足しています。
当日は、テーブル装花は正直気になるほど目につかなかったので、あまりこだわりのない方は節約ポイントになるかと思います。
一方、高砂アーチは、写真で見返すと華やかな雰囲気が出ていたので、改めてこの装花にして良かったです!
FOODお料理のこだわり
試食会があったので、実際に自分たちで食べて納得できたコースにしました。
試食会前に選んでいたコースからアップグレードをしましたが、自信を持ってゲストに提供することが自分たちにできる料理でのおもてなしだったので、このアップグレードはして良かったです。
実際に男性ゲストや親族からは「料理がとても良かった!」と感想をもらいました。
特に、前菜は盛り合わせになっているものだったのですが、最初に出てくる料理からワクワク感を与えられることができ、魅力だったかと思います。
また「フォアグラが美味しかった」というコメントも多数いただき、禅コースにして良かったです。
また、コース内で選べる料理が2つあったので、ゲストの顔を思い浮かべながら気に入ってもらえそうなものを選べたのも良かったです。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
2段で、お花を飾り付けたケーキです。
お花は春らしく、テーマカラーに合わせてチューリップとかすみ草を選びました。
ウェディングドレスに合わせて、できるだけシンプルなデザインにしています。
WEDDING FAVORS引出物
親族、会社の上司、同僚、友人で贈り分けをし、親族の中でもご祝儀の額に応じて3種類に贈り分けしました。
引出物や縁起物、引菓子などの型にはまった選び方ではなく、その人に合わせて本当に使えそうなものを選んでいます。
引出物も、私たちのテーマである「その人らしさ」を表現したこだわりポイントの1つです。
<親族①>
DEAN&DELUCA カタログギフト、BACCARAT2024年刻印入りタンブラー、能作のダリア
<親族②>
DEAN&DELUCA カタログギフト、ホテルインターコンチネンタル 東京ベイのクグロフ、LE CREUSETのココット
<親族③>
DEAN&DELUCA カタログギフト、ホテルインターコンチネンタル 東京ベイのクグロフ、能作のダリア
<会社の上司>
DEAN&DELUCA カタログギフト、ホテルインターコンチネンタル 東京ベイのクグロフ、ラーメンセット
<同僚>
BO-LÓGNEのデニッシュ、フェイスジェルクリーム
<友人>
ホテルインターコンチネンタル 東京ベイのクグロフ、引出物マルシェ
引出物マルシェの品物は、私たちが実際に使って良かったものや当日のゲストからもらった思い出の品を5点揃えました。
TEKLAのハンドタオル、Davidsのホワイトニング歯磨き粉、有田焼のパレスプレート、日本酒のカタログギフト、SHIROのファブリックソフナーです。
SHIROと歯磨き粉が人気だったようで、日本酒のカタログギフトが余りました!笑
PETITE GIFTSプチギフト
引出物マルシェを送賓時に行ったため、ゲストの手が塞がってしまうことを考慮し、プチギフトは準備していません!
ENGAGEMENT RING婚約指輪
オーダーメイド ATAKA(大阪のアトリエ)
夫がこだわりが強く、人と違うデザインで自分の想いを形にできることに魅力を感じ、フルオーダーしてくれました。
アトリエを探すのも一苦労だったようで、スタッフさんたちからの数珠繋ぎで紹介してもらい、4軒目でやっと自分の理想のデザインを叶えてくれるこのアトリエに巡り合ったそうです。
○リング
一石のダイヤ(大事なモノ)を2人で支え合って行こうという想いで、変則的に曲げて設計。
しかし、上下両方は曲げず、結婚をしても自分の気持ちや考えも大事にしようと思い、あえて下は真っ直ぐにしています。
○ダイヤ
4Cの中でColorを重要視し、カラーレスに拘っています。
単純に里紗に対する純粋で混じり気のない愛を表現しています。
周りのメラダイヤでより豪華に、見栄えも大事!
WEDDING RING結婚指輪
Cartier ダムール
ダイヤの輝きが欲しかったので、メラダイヤの入ったデザインにしています。
ハーフエタニティにするか迷いましたが、リングが回っていたら気になることと、ダイヤの入っていない部分を見せるシーンも少ないだろうと思ったので、思い切って1周ダイヤのものにしました。
また、肌馴染みの良いゴールドとも迷いましたが、永遠に劣らず、何歳になっても付けていられるプラチナを選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式で新婦の父が号泣していたことです。
新婦の母は他界しており、父は仕事ばかりで話す機会が少なかったのですが、母の死後、関わる機会が増え、その分意見が合わないことも何度もありました。
九州男児で泣かなそうな父が控室で涙を流しているのを見て、父の愛を感じました。
バージンロードでも泣きながら歩く父を見て、夫もゲストも「感動した」と言っていました。
二人らしさとは
「ゲストファースト」に全力を尽くしました。
私たちは、自分たちが普段の生活でいくら節約していても、お世話になった方が喜ぶなら、人へのギフトにかかるお金は絶対ケチらないというポリシーがあります!
なので結婚式でも、自分たちが主役ではなく、今までの人生で関わってきてくれた「人」へ感謝が伝わるようにしました。
こだわりポイントで回答したもの以外にも、席札メッセージを涙を流しながら書いたり、謝辞でもこの想いを言葉にしたり、式の前日後日の連絡もこまめにするなど、言葉でも表現することを意識しています。
嬉しかった参加者の反応
「新郎新婦が自分たちを見てほしいという感じではなく、ゲストのことを1番に考えてくれて、おもてなしの心が伝わってきて嬉しかった」という感想が一番嬉しかったです。
また、「ウェルカムスペースやペーパーアイテムなどの小物類が可愛かった」との感想も、時間をかけた点だったので嬉しかったです。
私にとって結婚とは
結婚をして、人生の心強い味方が1人増えたなと思います。
仕事や人間関係で辛くなって相談をしたら、客観的に意見をくれながらもお互いの1番の味方でいてくれるので、そんな時に結婚して良かったと感じます。
そんな私にとって大事な人との門出を報告するとともに、これまでの思い出を振り返り、育ててくれた親や親族、支えてくれた友人に改めてお礼を言える機会は、これまでもこれからも結婚式のほかに二度とありません。
また、結婚式を経て夫の親族や友達ともグンと距離が近くなり、二次会では新郎新婦の友人同士が仲良くなってくれて、それを見てとても嬉しくなりました。
これからも繋がっていたい人たちに「これからもよろしくね」という気持ちを伝えることもできたので、結婚式を挙げて本当に良かったです♡
後悔していること
式場選びの際、結婚式でやりたい演出やテーマ、雰囲気をもっと具体的に形にしておけば良かったなと思います。
私は、ふんわりとしたイメージしか持っておらず、やりたいことの取捨選択ができていなかったため、軸が定まらないまま会場選びをしてしまいました。
その結果、打ち合わせの際にプランナーさんにたくさん無理をお願いしてしまいました。
やりたかったけれど諦めたこと
諦めたことは、会場での前撮りです。
この会場では、結婚式前のヘアメイクリハーサルの時か当日の式前に前撮りができるプランがあるのですが、私たちは仕事の都合上、夫がヘアメイクリハーサルの際に会場に来ることができませんでした。
また、当日はゲストに遭遇するリスクがあるとのことで、それは避けたかったため、前撮りを諦めました。
節約のための工夫
プチギフトは、引出物マルシェを送賓時に贈ることで節約しました。
また、メニュー表、席札、プロフィールブックなどのペーパーアイテムやプロフィールムービーは自作です。
花嫁アカウントでモニターキャンペーンを探して、前撮りやオープニングムービーも無料で撮影してもらいました。
さらに、アクセサリーやパニエ、グローブなど、ゲストにはあまり気づかれない部分は、ネットでお得に購入しています。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
当日の料理やドリンクのサーブ、結婚式当日に関わるスタッフの段取りや手際の良さは、さすが一流ホテルです!
ウェルカムスペースの飾り付けや披露宴の進行、ゲストへの対応なども完璧にこなしてくださいました。
ホテルインターコンチネンタル 東京ベイは、安心してゲストへのおもてなしをお任せできる会場かと思います。