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【コンセプト】
・「式場のキャンドルナイトを存分に生かした、幻想的な大人婚」
・「アットホームながらも、洗練された海外のような親族式」
・「都会の喧騒を離れ、非日常的な空間で」
とにかく都内では絶対に見れない景色で、雰囲気が最高の空間なので、自分たちにとってもゲストにとっても、これまで参列した式とは一味違う結婚式にできたらと思っていました。
また、旅行にも行けないようなこんな状況だからこそ、ゲストにとっての、2020年の夏の思い出にして欲しいと思いました。親族にとっても、お盆に親族が一同に介すことができたため、特別な時間になると思いました。
挙式
軽井沢高原教会のサマーキャンドルナイトは、夏の夜の軽井沢高原教会で毎年行われていて、2千個ものろうそく入りランタンが、教会の周りとホテルの中庭など辺り一面に、びっしりに灯されます。その景色はまさに映画の世界のようで、それを見るために全国各地から、観光客の方が大勢いらっしゃるほどです。
冬には、クリスマスキャンドルナイトとして行われていますが、夏と冬それぞれ1ヶ月間、さらに夜の時間帯しか行われていないので、その中での挙式となるとかなりレア感があり、まず人とはかぶらないと思います。
キャンドルはLED等の人口の灯りではなく、全て本物の火が灯されていて、全て教会スタッフの方たちの手作業で、期間中は毎晩灯りが灯されます。屋外の空間を、これだけ贅沢にキャンドルを敷き詰めた中での、夜のウェディングができるのは、国内でもリゾート地ならではだと思いますし、その中でも軽井沢高原教会だけだと思います。
キャンドルウェディングは式の内容も、普通の挙式に少し特別な要素が加わります。ゲスト全員がキャンドルを持ち、キャンドルサービスのように隣に隣にへと繋いでいきます。
最後に新郎新婦が、お互いの両親から灯を受け取り、それを祭壇の燭台に飾ります。また、ゲストにはランタンを1人1つ持って散策をしていただけるので、ゲストにとっても記憶に残る、特別感のある時間になると思いました。
披露宴パーティ
・キカフは2018年10月にオープンしたばかりの、軽井沢ホテルブレストンコートの別館で、貸切の邸宅となっています。
・コンセプトは「軽井沢別荘ウェディング」で、新郎新婦がゲストを「私たちの別荘にお招きする」といった世界観の会場です。
・建物には、ダイニングの他に、暖炉のあるリビング、テラスが備わっています。
・ダイニングはオープンキッチンとなっており、目の前で料理を作ってくださっています。
・宿泊棟も併設されていて、宴の後にそのまま宿泊することもできます。
・都心ではまず存在しないような会場なので、まさに国内リゾート感が満載です。
コンセプトやこだわったこと
国内挙式の場所に軽井沢を選んだのは、お付き合いして初めて旅行に行った場所、プロポーズの場所が軽井沢だったからです。その際には、高原教会にも足を運んでいました。場所も、我々の住む都内や主人の実家からも、近すぎず遠すぎずでベストでした。
ただ、私たちは、緑の中でナチュラルな結婚式というよりは、なるべくシックで落ち着いた、洗練された大人婚をイメージしていました。そんな中で、高原教会のウェディングデスクへ相談に行った際、無数のキャンドルやランタンに囲まれた中での、ナイトウェデングの写真を見せていただいたとき、あまりの幻想的な空間に一目惚れしました。
昨年の8月に小泉進次郎さんと滝川クリステルさんも、このキャンドルナイトで式を行っているそうですが、量産型ではなく特別感の溢れる、大人な結婚式が叶いました。
披露宴は、大人のナイトウェディングの雰囲気に合うよう、なるべくシックな装飾に、しかし決して地味にならないように洗練された空間を目指しました。また、親族式なので、みんなが落ち着いて腰を据えて、ゆっくりと楽しく食事ができることを一番に考えました。
せっかくリゾート地に来たのだから、軽井沢の美味しいお酒と食事を、目一杯楽しんでもらうことを目的に、お料理のコースも一番上のコースにしました。
挙式当日は宿泊も全員分手配してしていたので、時間のことや翌日のことは何も気にせず、目一杯楽しんでいただくことができたと思います。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- ANTONIO RIVA
SISSI
キャンドルナイトウェディングということで、チュールのふわっとやわらかいドレスより、シンプルながらもデザイン性のある、エレガントなドレスを選びたくANTONIO RIVAのドレスを選びました。
SISSIには、ドレスショップさんごとに生地の違いがあり、いろいろなタイプを試着をしましたが、シルクサテン生地が、我々のキャンドルナイトウェディングの雰囲気に一番合っていたので、フェリーチェマツエダ銀座ブティックのSISSIをお借りすることにしました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
- YNS WEDDING
セミオーダーした、ソフトマーメイドドレスです。
カラードレスには当初からあまり興味がなく、白を着ました。ボリュームのあるものから、がらっと雰囲気を変えたくこちらを選びました。上半身はキラキラと輝く、細かいスパンコールのような刺繍が付いていて、ソフトマーメイドではありますがトレーンも長めです。
こちらはYNS Weddingさんでオーダーし、パリのロケフォトでも着用する予定です。
SHOESシューズ
Jimmy Choo LOVE 100 Black
フローラルレース・ポインテッド トゥ パンプスです。ヒール10㎝のものでした。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
・MY DRESSOR BRIDAL 代表
・エグゼクティブスタイリスト 竹本実加さん
・Instagram @mika.mydresser
軽井沢のような自然溢れる中でのウェディングは、どうしてもナチュラルテイストで、少しカジュアル感のあるものが多く、ヘアメイクもそれに合わせたようなものが多い印象でした。
一方で我々は当初から、大人っぽいシックなナイトウェディングが希望だったので、実加さんの作る、上品で女性らしいエレガントなスタイルがまさに希望通りで、お願いすることにしました。実加さんもこちらの意図を汲んでくださり、当日は理想通りに仕上げてくださいました。東京からわざわざ駆けつけてくださり、とても感謝しています。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式ではSissiを最大限際立たせるため、あえてイヤリングのみにしました。ヘッドアクセサリーもなしにして、大正解でした。
・挙式:Best WishiesのSerendipity @best_wishes_e
・披露宴:BLEU FUME @bleufume.info
NAILSネイル
シックで幻想的な洗練された大人婚がテーマなので、最初からシンプル一択でした。余計なことは何もせず、白のグラデーションで、薬指のみストーンを敷き詰めてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
バラ、ミニバラ、プロテア、くすみグリーンなどをメインにしました。
FOODお料理のこだわり
キカフの披露宴では、ダイニングにオープンキッチンがあり、目の前で料理をしていただきます。料理の前に、新郎新婦が料理に使うハーブを選ぶという演出ができ、こちらも軽井沢ならではの食材でした🌿
また、せっかく軽井沢まで来たのだから、軽井沢の美味しいお酒と食事を、目一杯楽しんでもらうことを目的に、お料理のコースも一番上のコースにしました。
挙式当日は宿泊も全員分手配してしていたので、時間のことや翌日のことは何も気にせず、目一杯楽しんでいただくことができたと思います。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ダイニングの隣の部屋に移動しての、ケーキカットでした。ケーキの装飾はフルーツは使わず、お花のみにしました。デザインはテーブル装花とリンクさせていますが、別のお部屋ということもあり、装花より少し華やかな色合いのお花で飾ってもらいました。
雰囲気が甘くなりすぎないよう、周りのクリームは、ラフに塗りかけのようなデザインで塗ってもらいました。
WEDDING FAVORS引出物
星野リゾート軽井沢ホテルブレストンコートの、オリジナルのリンゴバウムクーヘン、ペアのグラスを贈りました。またそれとは別に、プチギフトセレクションとして、いくつかの種類の中なら、好きなのものを選んでもらうものを行いました。
PETITE GIFTSプチギフト
お見送りの際にお渡ししました。星野リゾート軽井沢ホテルブレストンコートの、オリジナルの野菜チップスを贈りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
vancleef&arpels ロマンスソリティア
WEDDING RING結婚指輪
HARRY WINSTON ラウンドマリッジリング
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
高原教会のキャンドル挙式では、新郎新婦が両親からキャンドルの灯を受け取り、祭壇に飾るという儀式があり、号泣している母親からキャンドルを受け取る時は、胸にくるものがありました。高原教会での挙式では、式の最後に牧師様が両親に起立を促し、これまでの子育ての苦労や経験をねぎらうお言葉があります。
最後に新郎新婦からも「ありがとうございました」とお礼の言葉を伝えます。この時は、感謝の気持ちがこみ上げました。
二人らしさとは
特に主人は、都内のホテルやゲストハウスなど、ほとんど行ったことあるというようなレベルでした。
結婚式にこれまでとても多く参加しており、余興や二次会の司会や幹事なども複数回していたため、参加していくうちに、相反して自分たちの結婚式は、「本当に身近なごく限られた人達だけで」「非日常的で極めて特別感の溢れる場所で行いたい」という気持ちがだんだんと強まっていったようです。
私としても、25,6歳の頃はいわゆる王道の挙式に憧れもありましたが、年齢を重ねるにつれ、「今まで周りの誰も挙げている人がいないような、特別な空間でやりたい」と思うようになりました。
そのため当初は、海外(ヨーロッパ)挙式一択だったのですが、自分たち以外にも、仕事をしているお互いの両親や兄弟、親友たちの都合を全て合わせるのが現実的に難しく、2人だけで海外挙式(兼ハネムーン)、帰国後、国内のどこか特別な場所で、親族挙式・披露宴という選択をしました。
海外挙式は延期になってしまい、順番が逆になってしまいましたが…笑
嬉しかった参加者の反応
なによりも、親や友人が喜んでいる姿を見るのが、とても幸せな時間でした。自分が「綺麗」「細い」などともてはやされることよりも、私たちが一から準備をした挙式・披露宴の空間で、とても嬉しそうに笑って楽しく過ごしているみんなの姿を見ていることが、一番の幸せでした。
「素晴らしい式だった」と、みんなに言っていただいたことは、とても嬉しかったです。改めて、自分たちのことよりも、招待したゲストが喜んでくれることが何よりも幸せなことだと思いました。
「夏の軽井沢」は、国内有数の避暑地として知られており、歴史と伝統を誇る街です。その中でも軽井沢高原教会は、リゾートウエディング発祥の地・軽井沢を代表する教会で、約100年の歴史があり、とても由緒正しい教会です。
そこでのキャンドル挙式に関しては、既に記載したとおり、清々しい空気の中の広大な中庭に、無数のキャンドルが彩るという、幻想的な演出を味わうことができます。美しい自然に囲まれて、映画のワンシーンのような式が叶いますので、その点がやはりゲストにもとても喜んでいただけました。
私にとって結婚とは
恋人同士は、お互いがお互いのほうだけを向いて、2人だけの空間でのコミュニケーションですが、結婚は、お互いが前を向いて、周りも巻き込みながら進んでいくことだと思います。それが、まさしく家族になるということだと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
今はコロナ禍で大勢の人を呼んでの披露宴は、できなかったりするご時世だと思いますが、私の場合は、当初からこの場所でこの規模であったからこそ、延期もなく、全員と濃密で幸せな時間を過ごすことができたので、結果としては大正解だったと思っています。
海外挙式のほうは延期になってしまいましたが、コロナのことで、会場をなかなか決めかねて悩まれている方には、ぜひ国内リゾート婚をおすすめしたいです☆