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挙式
一目見て気に入ったのが、木々のぬくもりを感じられる木造のチャペル。日本でも珍しく、海外からも問い合わせがあるほど人気だと伺いました。
チャペルの片側が全面開くドアとなっているのもお気に入りのひとつです。私たちはこちらのドアを開けて式を執り行いました。あたたかな春の風と光を感じることができましたし、十分な換気をすることでコロナ対策にもつながったと思います。
結婚式のテーマは、指輪のモチーフである月桂樹の葉言葉にかけて”ずっと変わらないこと”。プランナーさんと一緒に決めたたいせつなテーマとなりました。
人前式で行った植樹の儀では、大好きな友人たちに”ずっと変わらない思い出”という名の肥料を、両家の母より”ずっと変わらない愛情”という名のお水を、月桂樹に注いでもらいました。また、ゲストの皆さまに立てた夫婦の誓いもこれからもずっと変わらないことにかけた誓いを用意しました。
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披露宴パーティ
天井が高く開放的でありつつも、木目調の内装でアットホームな雰囲気を感じられるところに惹かれました。また、会場内にガーデンと階段が備えられているので、入場の演出も多様です。私たちは披露宴入場をガーデンから、お色直し入場を階段から行いました。
コンセプトやこだわったこと
ゲストとの距離が近い、アットホームな式になるようこだわりました。そのためゲストの方が参加できるイベントを多く用意しました。
例えば、挙式で読み上げる誓いの言葉をアンケートで選んでもらったり、ゲストの皆さまの拇印で完成する結婚証明書を用意したり、名古屋名物のお菓子巻きを行ったり。
私の実家が東京ということもあり、県外のゲストが多くいらっしゃったので、初めて経験するお菓子巻きに皆さまとても盛り上がってくださりました。
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WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
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the urban blanche
先に決まったのがビタミンカラーのチャーミングなカラードレス。そのためウェディングドレスは少し落ち着いたものを選びたいと思っていました。試着するまで特別な印象を持っていなかったのですが、試着してみて旦那さんも私もコレだ!と感じたのがこちらのドレスでした。
ホルターネックという珍しい形で、上半身の細めのシルエットに対するボリューミーなチュールが絶妙。人と被りづらいこと、大人の雰囲気が感じられることが決め手となり、こちらに決めました。
SECOND DRESSドレス 2着目
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the urban blanche
パッと目を引くオレンジのカラードレスは「可愛すぎる!」とインスタグラムで一目ぼれした一着。実際に袖を通してみても、本当に可愛くて即決でした。
グリーンやウッディを基調とする会場にも、春という季節にもピッタリなドレスで、ゲストの方からもたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
SHOESシューズ
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the urban blanche
ドレスを試着した際に一緒に購入したウェディングシューズです。レース素材でかかとについているリボンがとても可愛くて、こちらもドレスに続き即決。ヒールも5センチと程よい高さだったのでとても歩きやすかったです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
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ウェディング・カラードレスともにメイクで意識したのは、「垢抜け感」と「艶感」です。王道というよりはオシャレでスタイリッシュに憧れがあったので、ヘアメイクさんにはその点を伝えました。
ヘアについては、外国の方のようなカジュアルな抜け感を演出するために、ヘアカラーはハイトーンに仕上げ、ゆるっと動きのあるヘアセットにしてもらいました。特に評判が良かったのは、カラードレスの際の高めの位置から結った玉ネギヘア。オレンジのドレス、ハイトーンヘアとの相性が抜群に良かったです。
ACCESSORIESアクセサリー
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挙式時はバロックピアス、披露宴入場時はタッセルピアス、お色直し入場時はゴールドの大振りなお花のピアスを選びました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
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挙式時はクリスタルのコーム、披露宴入場時は小枝のクラウン、お色直し入場時はゴールドのシンプルなヘアピンを選びました。
NAILSネイル
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シンプルながらも遊び心を交えたいなと、クリアを基調にしたニュアンスネイルにボルドーカラーを左右それぞれ1~2本織り交ぜました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
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木目調の内装やガーデンの雰囲気に合うよう、グリーンをベースに大好きなパンパスグラスを足しながらナチュラルなテイストに仕上げてもらいました。
FOODお料理のこだわり
オランジュ:ベールの名物であるお茶漬けビュッフェがゲストの方から大好評でした。式場からの提案で、通常のビュッフェスタイルではなくシェフやスタッフさんに取り分けていただく形をとり、コロナウイルス対策にも気を配りました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
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3段のネイキッドケーキを選びました。
旦那さんの大好きなサーフィンをモチーフにしたケーキトッパーに、波に見立てたオレンジのドライフルーツを上から下へ流すように飾り仕上げてもらいました。
WEDDING FAVORS引出物
親戚、男性友人、女性友人、ご結婚されている友人、お子さまがいる友人と贈り分けしました。親戚には遠方から来てもらっていることもあり、値段の高いカタログギフトを用意。友人たちにはそれぞれの生活スタイルに合わせて、靴磨きセットやロックグラス、陶器の保存容器などの品物を選びました。
PETITE GIFTSプチギフト
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旦那さんの大好きな瓶コーラを贈りました。
業務用のケースに入ったコーラを数ダース注文し、一つずつサンキュータグをつけてお配りしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
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NIWAKA
WEDDING RING結婚指輪
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ANGELRY INOKO
ゼクシィの指輪特集を見て、旦那さんが唯一気に入った指輪です。月桂樹の彫りが入っており、存在感を出すためにふたりとも太めをオーダーしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
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たくさんありますが、その中でも特に印象的だったのは初めて見る旦那さんの涙。知り合って6年経ちますが、それまで泣いたところを一度も見たことがありませんでした。もう10年15年近く泣いていないと本人も言うくらい涙には縁遠い人でした。
そんな彼がファーストミートでぽろぽろと涙を流しているのを見て、私もつられてしまい、ふたりで涙を拭きあったのはとても良い思い出です。
二人らしさとは
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お互いの”好き”をたいせつにすることです。
基本的に好きなテイストや好きなことが全く違う私たち。結婚式の準備をするなかでもその違いは大いに発揮され、小さな衝突がいくつかありました(笑)。
そんな時は、自分の”好き”を相手に言葉にして伝えて、相手にも好きになってもらうように心がけています。そのおかげもあり、結婚する前と今と比べると自分の趣味や興味の範囲がすごく広がりました。もちろん彼も同じです。
嬉しかった参加者の反応
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「今までで一番素敵な結婚式だったよ」「一番楽しい結婚式だったよ」と本当にたくさんの人に言っていただきました。コロナ渦ということで結婚式に参加することを迷われていた方も多くいらっしゃった分、そのような温かい言葉がとても心にしみました。
私にとって結婚とは
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月並みですが「嬉しい・楽しいことは2倍に、辛い・悲しいことは半分に」という言葉が結婚そのものだと思います。
結婚式を迎えるにあたって、延期やキャンセルを経験しましたが、そんな苦しい時もふたりだったから乗り越えられたのだと思います。もちろん人生で一番幸せな一日だった結婚式当日は、その喜びが2倍になりました。これからもそんな風にふたりで支えあって生きていきたいと結婚式を経た今、強く思います。
後悔していること
自分磨きにかける時間をもう少し費やしたかったなと思います。例えば、エステやエクササイズ、ホワイトニング、ヘアカラーなどなど。
私自身は2~3か月前から焦って準備し始めましたが、その期間は式場との打ち合わせやDIYなども忙しい時。時間が足らず諦めたこともあったので、できることなら半年前や1年前から徐々に自分磨きを始めておけば良かったと後悔しています。
やりたかったけれど諦めたこと
海外の方ようなブライズメイド、アッシャーといった演出に憧れがありましたが、予算や友人への負担なども考えて諦めました。また、前撮りは式場にて和装で行いましたが、こちらも予算に余裕があれば洋装でのスタジオ、ロケ撮影も行ってみたかったです。
節約のための工夫
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プロフィールカード、エスコートカード、席札など、ペーパーアイテム類はすべて自分たちでDIYしました。そのためにプリンターを新たに購入しましたが、それでも式場に依頼したり、外注したりするよりも節約になったと思います。
その他にも会場装飾のアイテムはできるだけ自分たちで用意しました。例えば、高砂の後ろに垂らす布なども手芸店で購入したり、足元に置く流木も海に拾いに行ったりしました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
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結婚式を迎えるまでに、悩んだり、辛く感じたりすることがあると思います。私たち夫婦も、コロナ渦で結婚式を開催しても良いものかと何度も頭を抱えました。それでも結婚式を終えた今言えるのは、「挙げて良かった。諦めなくて良かった。」ということです。
通常とは違うこの時期に挙げたからこそ、夫婦はもちろん、家族やゲストとの絆もより一層深まったと感じています。そして本当に今までにないほど幸せな一日になりました。一生に一度の結婚式、ぜひ思いっきり楽しんでくださいね。