挙式
参列者の椅子が全てクリスタルの独立した椅子で、チャペルの美しさを邪魔しません。ガラス張りのチャペルなので開放感が素敵です。そしてどの天候でも美しく式を挙げることの出来る形状に造られているチャペルなので天候を気にしなくても大丈夫です。私たちは晴天だった為、眩しいくらいの光が差し込んでくれました。それだけで感動でした。あとは大きなシャンデリアが何よりの魅力です。そして私が選んだ決めてでもあります。シャンデリアの粒は、雫に例えられていて、式を挙げているときは時が止まっているかのように…という意味もあるそうです。チャペルの床はとてもピカピカで他の式場のように絨毯などはありません。大きなシャンデリアが床にも映りとても綺麗です。
披露宴パーティ
入場の際に上の階段から降りますが、その際、階段のサイドは全てガラスになっています。
花嫁のドレスが上から下まで全身しっかり皆に見てもらうことが出来ます。高砂に到着し、新郎新婦が挨拶のお辞儀をすると同時に後ろの噴水が出るという素敵な演出があります。再入場はガーデンからの入場にしました。
式場はカーテンが閉まっている状態にしてもらい、ゲストは普通の扉から再入場だろうと思っているところに高砂の後ろのカーテンがゆっくり上に上がっていき、私たちがガーデンに立っているというサプライズが出来ます。そっちか!とみんなにビックリされました。
あとはお料理のキッチンです。全く普通の壁だと思っていたところにシェフが「オープンザキッチン」と声をかけるとスモークガラスが開きシェフたちが並び炎の演出が始まります。こちらもゲストをビックリさせることが出来ました。
コンセプトやこだわったこと
チャペルがクリスタルだったのでリングピローはシンデレラのガラスの靴にしました。
通常の披露宴の進行だと余興や友人スピーチなどがありますが、あえてそこを無くしました。理由としては、見ていない人も多いという現実や準備してくれる友人も大変だろうなということと、何よりも私たちの式はゲストが多かったので皆とお話したり写真を撮りたいという気持ちが強かったので自由な時間をその分つくりました。お料理もゆっくり食べてほしいという気持ちもありました。
あとは、ファーストバイトの時間です。こちらはお手本バイトをやりました。サプライズで両家の両親に前に出てきてもらい、ケーキを食べさせあって貰いました。これは、親戚が多い式でもあったので友人だけでなく親戚のゲストにも楽しんでほしい気持ちがあったからです。ウエディングケーキのスポンジの色をシェフにお願いをしてピンクとグリーンとホワイトのひし餅イメージの3層にして頂きました。外観はホワイトの生クリームですが生地だけをひな祭りにしてもらいました。ふとした時にひな祭りかと思い出してもらいたくてここは若干無理な依頼をしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
YUMI KATSURA(YB-15753OW)
何よりも何wayにもなることです。チャペルではロイヤルウェディングのようにしたかったので、露出は控えたかったので袖がしっかりあるドレスがいいと思っていました。逆に披露宴では可愛くいたいと思っていたので、それならこれでしょ!と即決定しました。ボレロを着脱出来るだけでなく、腰のビジューも着脱可能です。
こちらも式と披露宴で変えました。あとは私は元々可愛いものが大好きな性格なので腰からどーーんと大きなリボンがついている所に完全に心を奪われました。このリボンの素敵な所は存在感がものすごくあるのにぶりぶりして見えずにちゃんと美しく見えるというところがとても気に入りました。あとは純粋に昔からウェディングドレスは桂由美さんと決めていました。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- KIYOKO HATA
KIYOKO HATA×marry(舞踏会ドレス)
カラードレスはお気に入りで、自分のために作られたドレスなんじゃないか?ってほど初めて着た日に感動したことを覚えています。
こちらは舞踏会ドレスという名前だけあってスカートふんわりとしていて、私自身が動くと本当にお姫様のような動きをしてくれます。あとはスカートの部分がふんわりしていてお腹の部分がキュッとしている所も気に入りました。
何着か着て気がついたのはやはり自分自身の体に合うドレスとそうじゃないドレスがあるということです。それは号数だけでは判断できない気がします。どうしてもウエストの部分が余ってしまって太って見えたりするドレスが多い中、このドレスは私のウエストにちゃんと合ってくれてそういう意味でも感動しました。
あとはなんと言っても色です!このバービーピンクを着ている花嫁を私は見たことありません。ピンクが大好きな私がピンクのドレスで登場したらきっとみんなが喜んでくれるっていうのは想像できました(笑)だけどこのピンクなら同じピンクでも驚かすことが出来るだろうと思いました(笑)
SHOESシューズ
ブランド名(GRACEGIFT) 商品名(Belle jewel diamond heel)
大好きなディズニープリンセスシリーズのシューズです。色はホワイトです。甲の部分にクリスタルのビジューがついています。ヒールは8cmです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアメイクはとにかくこだわりが強く、当日の担当の方とギリギリまで打ち合わせをしました。
会えない日はLINEで写真を送りあったりしていました。私はパーソナルカラーが元々好きなので、普段のメイクも自分に似合う色と苦手な色を理解しているつもりです。担当の方に初めて会った際に得意な色味をとにかく伝えまくりました!簡単に言うと全てにおいて青みがかった色。オレンジ系は一切使わないで欲しい。アイラインやマスカラはブラウン系は辞めてしっかりと色味のでるブラックで。アイラインはペンシルではなくリキッドでハッキリめに。チークも濃いめでOK。リップもぼかしたりは必要ないのでしっかり目で。あとは肌質はマットよりも艶感を意識してほしいということ。
ヘアに関しては、とにかく全てのスタイルにおいて、おでこは出したい、ガッツリ出したい、という事を依頼しました。
挙式のときはロイヤルウェディング意識なのでがっつりアップヘアで。
披露宴は襟足ウィッグを付けてダウンスタイル。
挙式との差を思いっきり出したかったのでお姫様のように可愛くしてもらいました。勿論ここでもおでこは全開で。そしてドレスの後ろに大きなリボンがあるので、ヘアも後ろに髪の毛でリボンを作ってもらいました。細い毛束で作ってもらっているので完全に自己満ですが、数名の方に気づいてもらえて嬉しかったです。
そしてお色直しでは、カラードレスが派手なのでまたアップヘアにしました。アップと言っても挙式程ではなく、編み込んでもらい低い位置でのアップヘアでした。
ヘアアクセは本来サイドに付ける物でしたが私のその日つけているイヤリングの存在感を邪魔してしまうと思い、後ろに付けてもらいました。こちらも先程のリボン同様、後ろから見ないと分からないレベルです。
チークやリップは挙式、披露宴、お色直し全てチェンジしました。披露宴とお色直しはアイラインの長さや角度も変えた気がします。
ACCESSORIESアクセサリー
イヤリングは挙式と披露宴のウェディングドレスは同じものを使用しました。品のあるシンプルなものです。
挙式はボレロを着用していたのでネックレスはしませんでした。
披露宴の際にイヤリングは変更せずにネックレスを着けました。イヤリングもネックレスも雫のかたちをしたシンプルだけど素敵な物でした。カラードレスは縦に長く、ぶら下がるタイプのイヤリングを着けました。こちらは本当にお気に入りでした。このイヤリングを主役にする為にネックレスはあえてつけませんでした。その代わり、挙式とウェディングドレスの時とは別のデザインのネックレスを手首に巻いてブレスレットにしました。これは他の方がなかなかやっていないことだと勝手に思っています(笑)
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
プリンセスになることが昔からの夢だった私は絶対にティアラを!と思っていました。
購入ではなくレンタルにしましたが、その中でもいかにもティアラ!と思えるデザインを選びました。パールよりもクリスタルが好みなのでパールは使っていないクリスタルのキラキラしたティアラを選びました。
カラードレスの時のヘッドアクセはサイドにつける物らしいですが私はあえて後ろにつけました。こちらもクリスタルです。頭の後ろをくるっと包み込めるくらいの長さです。説明が下手でごめんなさい(笑)
NAILSネイル
ネイルは本当はいかにも花嫁ってデザインを考えていましたが、あえて真逆にしました(笑)常識を壊しました(笑)ビビットピンクとベビーピンクをベースにして薬指だけ透け感のあるホワイトにしました。左右の指一本づつに3Dのパーツものせてもらって、その他の指にも全てクリスタルをのせてもらいました。春婚なので桜のシールも貼ってもらって、とにかくピンクで派手でラブリーで私が大好きなものを詰め込んだネイルにしました。全くウェディング要素はありません(笑)ただこちらのネイルは式場の方にもカメラマンさんにもゲストの皆さんにもとても好評でした。とても嬉しかったし大満足です。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
お花はあまり詳しくないので予算や色味をお伝えするだけで、お花の種類はフローリストさんにお願いしました。
高砂はグリーン多めでピンクとホワイトのお花でナチュラルにとお願いしました。
テーブルはお花を盛り盛りにするのデザインが好きではないのでクリアなお皿に水を入れてそこにお花を浮かべてもらうデザインを選びました。テーブルの方もピンクとグリーンでお願いしました。
FOODお料理のこだわり
実際に試食会に両家の両親と6人で行きました。親戚も多く参列して下さる式だったので、両親に決めてもらいたいと思いました。元々お料理が美味しくて有名な式場なので心配はありませんでした。
私たちが選んだコースは予算も勿論ありますが、見た目も美しく、味も美味しくてメニューの全体的なまとまりなどが良かったので決定しました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
上の質問で既に答えてしまい重複してしまいますが、ひな祭りをイメージしました。
外観はシンプルなホワイトのケーきに、濃いピンクと薄いピンクのマカロンが飾られています。ケーキの上にはピンクとホワイトのお花、グリーンの葉で私たちのテーマカラーでした。シンプルだけど全体的にピンクでものすごく可愛いケーキでした。だけどこだわったのは正直ここではありません。ここまではシェフの提案を聞きながら考えたレベルです。
私がこだわった所は生地です。スポンジの色です。どうしてもひな祭り要素を入れたくて、スポンジの色をピンクとグリーンとホワイトの3層にしてもらいました。ひし餅イメージで。ゲストテーブルに配られた時に、あ!って気づいてもらえたら、可愛いと思ってもらえたら、とシェフにギリギリまで交渉しました。大満足のウェディングケーキでした。
WEDDING FAVORS引出物
会社の方と親戚は、引出物にカタログギフト、引菓子に桜のバームクーヘン、籠盛り(新潟だけらしいです)はハムやパスタなど、松の葉はかつお節でした。
友人は定番のカタログギフトをやめようと夫婦で決めました。
あとは、とにかく色にもこだわりました。春婚なので桜やピンクをイメージしました。
内容は引出物にWedgwoodのフェスティビティプレート27cmのブルーとホワイトのペア、引菓子に桜のバームクーヘン、松の葉にかつお節でした。新郎側は引菓子をクッキーにしました。その他は一緒です。 かつお節は小さな風呂敷で包まれていて、男性友人はネイビーとグリーン、女子友人はピンクとグリーンでとても可愛くてお気に入りでした。バームクーヘンも桜が入っていて箱もピンク、バームクーヘンの生地もピンクで女子の方は特にですが引出物の袋を開けるとピンクで私らしいと思ったと言ってもらえました。
PETITE GIFTSプチギフト
箱が桜の形をしていて、中に入っているキャンディーも桜のデザインでした。ピンクで桜、完全にこだわりました。式場と提携しているお店で選びました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
K.unoのFortunate Pumpkin Carriage〜シンデレラ〜 シンデレラのかぼちゃの馬車がそのままリングになったという感じです。私の憧れのシンデレラの馬車で本当に可愛いです。上から見ると普通のシンプルなデザインに見えますがサイドから見るとシンデレラの馬車なんです!素敵なんです!可愛いんです!
WEDDING RING結婚指輪
K.unoのFortunate Pumpkin Carriage〜シンデレラ〜 エンゲージもマリッジも同じシリーズです。男女デザインは全く異なります。私の方はシンデレラのドレスのドレープをイメージしたデザインです。説明しない限り周りの人は分からないと思いますが私は毎日のように「シンデレラのドレスだぁ」とウキウキしています。旦那さんのリングもものすごくシンプルなデザインです。中央にラインが入っているためオシャレなデザインです。シンプルですがかっこよく、私服でもスーツでもOKなデザインです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
1番悩む質問です(笑)というのも私は感動よりも楽しいって気持ちが強かったからです。なのでハンカチも全く使いませんでした(笑)涙が出なかったんです、楽しくて。私は自分の結婚式は弟と腕を組んで歩く!ってことは昔から決めていました。本当に大好きなたった一人の兄弟だから。勿論本人には秘密にしていました。当日司会の方が弟を私の方に呼んで下さり、弟が驚きながら私の方に歩いて来てくれる姿だけでうるうるしました。私が弟に溺愛していることを友人も知っているので友人も、そして親戚一同もみんな泣いてました。だから私が感動したところは、まさかの弟と歩いた中座かもです。
二人らしさとは
意見をちゃんと言って納得し合うようにする。過去を振り返ってごちゃごちゃ言わないでその場その場で気持ちを伝えて解決するようにする。
嬉しかった参加者の反応
こんなに泣ける結婚式は初めてだった。
ご飯が美味しかった。
ずっと感動してた。
ドレス素敵だった。
本当にお姫様だった。
ケーキ可愛かった。
引出物のセンス最高だった。
ゆいちゃんのこだわりがあちこちに詰まっている式だった。
よく頑張ったね。
式場のスタッフもシェフもイケメンだし可愛い(笑)
新郎友人が女子よりも泣いた自信がある、こんな結婚式初めてだと言っていました、嬉しかったです。 こんな感じでたくさん褒めて貰えました。
私にとって結婚とは
パッと頭に浮かんだのは居場所って言葉です。居場所がしっかりあるな、できたなと思えました。あとは助けあって生きていけるパートナーが見つかったんだなとも思います。
私に何かあると心配して一緒に考えてくれる人がいます。当たり前じゃなくて本当に有難いし安心します。何に不安を感じていたかと聞かれると難しいですが、結婚したことで何かに安心したし、毎日幸せだと思えるようになりました。笑顔も増えた気がします。ただいまって帰ってきてくれる人がいること、いただきますって言ってご飯を食べる相手がいること、お疲れ様って乾杯してビールを飲む相手がいること、眠れない夜に隣で爆睡してる寝顔を見せて安心させてくれる人がいること、小さなことでも毎日毎日「ありがとう」って言葉をかけてくれる人がいること、書き出したらきりがないくらい毎日旦那さんに幸せを貰っています。
結婚とはいいことです!しか言えないです、ごめんなさい(笑)
後悔していること
私たちの結婚式のゲストは98名でした。
そして私たちの披露宴会場はコンパクトなタイプでした。 正直ぎゅーぎゅーなテーブルと椅子がある状態でした。
その間をぬってドレスで歩くのは正直大変でした。
あとはスクリーン映像が場所によってゲストが見えなかったということが後日分かりました。
プランナーさんからは大丈夫だと言われていたにも関わらず当日見えなかったと友人から話があり、この件に関しては式場と揉めました。悲しいですがクレームを入れました。
まとめて、後悔していることは人数をもう少し考えるべきだったということです。どうしてもあの式場が良かったのならいっそのこと親族婚にするべきだったとか、友人ゲストの人数をギリギリまで減らすべきだったとか。とにかく人数と式場が合っていなかったことが後悔です。でも夫婦はどうしてもあの式場がよかったので、そこは後悔してないです。
やりたかったけれど諦めたこと
キャンドルサービスです。 通路がほとんどなくテーブルを回ることが厳しかったので諦めました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
理想の結婚式がちゃんと頭にある人はそのままをスタッフさんに伝えながら準備を進めたらいいと思います。
逆に理想が分からず迷子なプレ花嫁さん、どちらかと言えば私はこっちタイプでした。
テーマはなんですか?という質問が本当に苦手で、なんなら最後までよく分からなかったです(笑)でもなんとかなりました。アドバイスとしては、その場その場で決めるってことです。
例えばドレス、着るだけならタダです(笑)何着も着る中で似合う形やデザインや色が分かってきます。それが決まればそれに合うアクセサリーが今度は決まります。さらに式場のお花も、お花は詳しくないならそのままでいいです。ただなんとなくイエローは使ってほしいなぁとかやんわりでいいから伝えればフローリストさんがいい感じにしてくれます、プロに丸投げでOK。全部その場その場でいいです。
SNSを見るとこだわってこだわってこだわりまくって何でも手作りしているプレ花嫁さんがたくさん見受けられます。そのプレ花嫁はそうしたいからそうしているだけで、それは皆がやらなきゃいけないことではありません。趣味、性格、生活スタイル、好み、人それぞれです。なんでも手作りするから凄いってことではないです。100均のアイテムも使える物も多いです。作らなくても安くなんとかなる物がたくさんあります。だから周りと比べて焦って悩んだりしているプレ花嫁さんがいたら、「大丈夫、なんとかなる」この言葉をかけてあげたいです。大丈夫です、なんとかなった卒花がここにいます。その場その場で決めてきたことが当日全て完成します。それがきっとあなたの理想の結婚式になっているはずです。