

Yurina2
テーマは「ゲスト一人ひとりが楽しめる空間をつくる」です。
自分らしさや個性を大切にしたいという思いがあり、背伸びしすぎず、みんながリラックスして楽しめる時間にしたいという希望のもと、それぞれの空間で一つずつイベントを用意しました。
式場は、スカイツリーが見える開放的な雰囲気と、カーテンが閉まっている時の静かで上品な雰囲気、どちらも感じられるチャペルに魅力を感じてLUCISを選びました。バージンロードは、横から花嫁姿を長く見てもらえるという他にはない特徴があり、そこも大きなポイントです。
披露宴会場についても、自然光の入る明るい会場と、ブラウン基調のシックな会場があり、好みの雰囲気から選べるのがとても良かったです。
また、スタッフの方々が私たちのテンポ感に合っていて、やりとりが心地よかったことも決め手の一つになりました。

挙式
落ち着いていて大人っぽいのに、部分的に使われている木材の温かさもあります。特に、祭壇の先のカーテンが開くと、一面に外の景色が広がり一気に開放的になるところも魅力的で、式の始めの洗練された厳かなムードから、突然自然が溢れるギャップを感じてもらえます。ゲストもきっと驚かれると思います!

披露宴パーティ
THE LUCISという一番広い会場で、フロア全体を一組で貸し切れる点も大きな魅力でした。
会場の半分が全面窓になっているため、余興や歓談の時間などカーテンを開けている間は、自然光がたっぷり差し込む明るい空間になります。大人っぽさとアットホームな雰囲気、どちらも取り入れたかった私たちにとって、シーンごとに全く異なる表情を見せてくれるこの会場は理想的でした。
また、高砂をソファにしていただいたことで、よりリラックスしたアットホームな雰囲気となり、ゲストとの距離も近く感じられました。
コンセプトやこだわったこと
①ハンドメイド
自分たちで作れそうなものはできる限り手作りし、それ以外のものも「人の気持ちがこもっているもの」を大切に選びました。
「minne」や「creema」など、Instagramで活動されている作家さんたちと直接やりとりをしながら、一つひとつお願いしました。少しでもその温かさがゲストに伝わればいいな、という思いで準備を進めました。
また、両家の母がそれぞれリングピローやぬいぐるみを作ってくれたので、挙式や披露宴の中座中などに登場させました。大好きな人たちの愛情に包まれた、特別な空間になったと思います。
②ゲスト全員が一度はワクワクできるように
「ルースールフリーカップ」のオープンイベントをはじめ、抽選で当たった方へのプレゼント企画、引菓子や縁起物を並べたマルシェなど、ゲスト一人ひとりにワクワク・ドキドキしてもらえるような仕掛けをたくさん用意したこともこだわりです!
挙式待合室では一人ひとりの名前が刻印されたネームプレートをはめていってもらい、挙式にて一つの結婚証明書が完成する参加型の演出を取り入れたり、披露宴は自分のエスコートカードを探すところからワクワク感を演出し、その半券を抽選券にして、抽選の時のドキドキを用意したりしました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ショップ
- TAKAMI BRIDAL
ウェディングドレスはTAKAMI BRIDALの「エレン」です。
チュールのプリンセスラインは自分には可愛らしすぎると感じたため、サテン生地のドレスを選びました。大人っぽく上品な雰囲気がある点が、LUCISのチャペルにも合うと感じたことが決め手です。
また、どこかに少し可愛らしさを取り入れたいという気持ちもあり、シンプルながらボリュームのあるリボンがあしらわれているところが、お気に入りのポイントです。
ミッドナイトブルーのタキシードを着た夫と並ぶことで、二人でより一層モードな雰囲気を演出できました。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ショップ
- TAKAMI BRIDAL
お色直しでは、花びらが重なったデザインが特徴の「ローズ・フラマン」を選びました。
3月1日の挙式ということもあり、春らしさや温かみを感じられるドレスを探していました。とはいえ、ウェディングドレス同様、甘くなりすぎない雰囲気にしたかったので、ピンクでフリルのあるデザインながらも、スレンダーなシルエットで大人っぽくすっきり見えるラインを選びました。
夫のタキシードがカーキだったので、ドレスのスリット部分にさりげなく入ったミントとの相性も良く、ブラウンのリボンで全体を引き締めつつ、会場の色合いともリンクできました。
二人のコーディネートも含め、目指していたアットホームで春らしい雰囲気をつくることができたと思います。
SHOESシューズ
シューズはネットで購入したもので、ブランドは不明ですが、ベージュのレース素材でヒールは12cmです。
足首にストラップが二重に巻かれているデザインで、カラードレスのスリットから見えた時にも、スタイリッシュに映えるような一足を選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

メイクはリハーサルの時からほとんど担当の方にお任せして、一緒に相談しながら仕上げていただきました。挙式ではナチュラルで上品な印象になるよう、透明感のある綺麗めなメイクにしています。
披露宴では、ピンクのカラードレスに合わせて、オレンジピンク系のシャドウやラメを挙式よりも少し多めに入れてもらい、リップもアイシャドウの色味に合わせて華やかさをプラスし、全体的に明るく華やかな印象に仕上げていただきました。
ヘアは、挙式では上品で大人可愛い雰囲気を目指して、ゆるめのシニヨンです。ぴったりとまとめすぎるスタイルはあまり自分に合わないので、トップは自然な立ち上がりにしてもらい、柔らかさを残しました。
披露宴の入場からは、ねじりを加えたハーフアップで毛先をゆるく巻いてもらい、厳かな雰囲気から少し優しい印象にチェンジしています。
お色直し後は、高めのお団子から細めの三つ編みを垂らすスタイルです。お団子の毛先もあえてラフに出してもらい、動きのある今っぽいスタイリッシュなアレンジにしていただきました。
ACCESSORIESアクセサリー

アクセサリーは、衣装やシーンに合わせて変化をつけました。
挙式では、パールが際立つ上品なシルバーのピアス、披露宴の入場時には、少し大ぶりでキラキラと輝くシルバーのピアスにチェンジし、華やかさをプラスしました。
お色直し後は、光沢のあるゴールドのピアスに小さな小花がいくつか垂れ下がったデザインのものです。Instagramでオーダーメイドしたボディフラワーやパールと合わせて、春らしい柔らかさと華やかさを演出しました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ヘッドアクセサリーも、シーンごとに雰囲気を変えて楽しみました。
挙式から披露宴入場までは、スワロフスキーのボンネを使用しています。ブーケをイメージした、草花が広がるようなデザインのものです。
お色直しでは、ハンドメイド作家さんにお願いした造花のヘッドパーツに、細めのベロアのピンクリボンを組み合わせました。
NAILSネイル

ウェディングドレスにもカラードレスにも似合うようベージュに近い色がベースで、ゴールドをところどころに入れた上品なネイルにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

ウェディング用のブーケは、白いスイートピーと霞草のみで仕上げていただきました。ラウンド型でも可愛らしくなりすぎない、ナチュラルな雰囲気にしたいという漠然としたイメージを伝えたところ、ふんわりと優しい仕上がりにしてくださり、とても気に入っています。
カラードレス用のブーケや会場装花については、季節感を大切にしつつ、私たちの好みを丁寧に汲み取っていただきました。「暖色系で」「大人っぽく」「でも明るさもほしい」という希望をもとに、オレンジや明るすぎないピンク、オレンジを含んだような柔らかな黄色の花を中心に、アクセントとして少し紫を入れることで、全体の色味を引き締めてくれました。
特にカラードレスが花びらのようなデザインだったため、それを引き立てるような大ぶりの花を使ったブーケをご提案いただき、ドレスとの相性もばっちりでした。春らしい色味は取り入れたいけれど可愛くなりすぎないように…という難しいお願いにも丁寧に対応してくださり、事前にドレスを見て色合いや雰囲気をしっかり合わせてくれたことが印象的でした。
二人とも具体的なイメージを持ちきれずにいたので、当日までどうなるのか少し不安もありましたが、実際にはメイン装花もゲストテーブルも想像以上に好みにぴったりの仕上がりで、そんな素敵なお花たちに囲まれてソファに座れたことが本当に幸せな時間となりました。
フローリストはB-studio tokyoの後藤由紀さんです。
FOODお料理のこだわり

みんなに美味しいと感じてもらえて、さらに驚きも与えたいと思い、結婚式では珍しい中華料理を選びました。
ミニ北京ダックやフカヒレ入りのスープ、お肉料理、オマール海老など、中華ならではの特別感のあるメニューが並び、結婚式参列の機会が増えていた友人や親戚からも「全部美味しかった!」と大変喜んでもらえてよかったです。
特に印象に残る一品を入れたくて、デザートには水にお花が浮かぶガラスの器に盛られた杏仁豆腐を選びました。ゲストからも「お洒落!」と好評で、最後まで華やかな演出になりました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

夫の「みんなからよく見えるケーキがいい!」というこだわりから、高さのある2段ケーキをお願いしました。大人可愛い雰囲気を目指し、生花をあしらった華やかなウェディングケーキに仕上げてもらいました。
特に、当日手にする予定だったスイートピーのデザインが気に入っていたため、ケーキにもピンクのスイートピーやそれに合う花を自分たちで用意し、あとはフローリストの方にお任せしました!
WEDDING FAVORS引出物

「ルスールフリーカップ」を贈りました。
親族、会社関係の人には名前入りのコップ、その他のゲストの皆様には名前なしのコップを用意し、全員に楽しんでもらいたかったので、一人ひとりデザインが異なるものを用意しました。
PETITE GIFTSプチギフト
リンツのチョコを2つ詰め合わせて渡しました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

婚約指輪はNIWAKAで選びました。
2つの花が支え合って咲いているすずらんをイメージしたデザインの指輪です。二人が支え合う意味を表しているという想いが気に入っています。
WEDDING RING結婚指輪

結婚指輪もNIWAKAで選び、手を取り合う二人をイメージしたデザインです。
いつまでも幸せが続きますように、と意味が込められているところに惹かれました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

親友のスピーチと歌が、一番心に響き感動しました。これまでの私たちのエピソードを振り返るスピーチの後、そのまま「Dear Bride」を披露してくれました。
中学からずっと一緒にいた友人で、歌がとても上手だったこともあり「結婚式で歌ってね」と以前からお願いしていたので、それが実現した嬉しさで胸がいっぱいになったことを覚えています。
長い時間を共に過ごしてきた思い出が次々と蘇り、涙が止まりませんでした。私たちの出会いからすべてを見守ってくれていた彼女のスピーチと歌には、親友の優しさが溢れていて、温かく特別な時間となりました。
二人らしさとは

ゲストの皆様への思いやりを、私たちらしく表現できたと思います。
嬉しかった参加者の反応

幸せすぎる空間だった!
自分も早く結婚式したい!
一日中二人の人柄が伝わる幸せな空間だった!
など嬉しい言葉をたくさんいただきました。
私にとって結婚とは

どんなことでも手を取り合えるパートナーになることです。
後悔していること

時間の制限があるのでなかなか難しいですが、ゲストの皆様と話したり写真を撮ったりする時間を、もう少し増やしてもよかったのかなと思いました。
(最初は私たちがイベントを詰め込みすぎて、プランナーさんや司会者さんが事前に心配して調整してくださったので、そのまま行っていたらヘトヘトになっていたかもしれないです。調整してくださり、すごく感謝しています。)
こちらから二次会を開催しなかったので、披露宴後はそれぞれ集まっていましたが、友人ゲストが多い場合には、事前に準備をして二次会の開催をしても皆との時間が取れて楽しそうだったなと思いました!
他にも、私たちは準備がとってもギリギリになり、当日の挙式直前までバタバタしていたため、何よりも、早めの準備!前日はゆっくりと!をおすすめします。
やりたかったけれど諦めたこと
再入場する際に、ミラーボールのように賑やかに動くスポットライトをやりたい!と夫の希望が出てきたのですが、そもそも会場の設備を事前に確認していなかったのと、お伝えしたのも直前すぎて全く間に合いませんでした(笑)
節約のための工夫

席札、動画、プチギフト、プロフィールブック等、自分たちで準備できることは自分たちで準備しました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

準備は着々と行い、一生に一度のことなので、なるべく妥協しないことをおすすめします!
私たちは当日、とても緊張していたのですが、スタッフの皆様が手とり足とり教えてくださったおかげで、素敵な結婚式を挙げることができました。
何より、なかなか予定の合わない新郎新婦でリターンも遅く、ご迷惑をおかけしてしまった中でも、担当プランナーさんにはいつも気にかけていただき、大きなサポートをしていただきました。式場そのものはもちろん、スタッフの皆様の人柄が本当に素敵で、ここを選んで大正解だったと感じています。
また、当日担当してくださったヘアメイクさんが、偶然にも外部の和装前撮りでヘアメイクとエスコートをしてくださった方だったのも印象的でした。前撮りの時から細やかなサポートをしてくださっていたので、当日も同じ方が担当してくださると分かった時はとても驚きましたし、会場内でスタンバイしてくださっているだけでも安心して過ごすことができました。感謝しています。