挙式
京都で和婚をすると決め、家族だけでゆったり式が執り行える観光客が少ない神社を希望していました。
豊国神社さんは一般参拝客が入れないエリアの神殿での挙式だったのと、神殿が半屋外の建物で、自然の中に佇む静かで厳かな空間に一目惚れしました。
結婚式当日は良いお天気に恵まれ、光と風が気持ち良く、雅楽の生演奏の中、厳かな式を挙げられて感動しました。たっぷりの光と緑に溢れた写真を残すことができる会場です。
披露宴パーティ
日本庭園がある料亭で披露宴がしたいと思っていたので、山ばな 平八茶屋さんを選びました。緑が美しいお庭での写真が残せたのが嬉しかったです。
少人数ですが金屏風のある大広間を使わせていただき、とても華やかでした。
山ばな 平八茶屋さんの食事はどれも美味しくて、ゲストにも大好評!お座敷なので、小さいお子様がいる家族も安心です。
コンセプトやこだわったこと
二人の思い出の地である京都で、結婚式をすることです。
母の花嫁着物が残っていたので、それを着ることもこだわりでした。お色直しを含めて3着着用しましたが、日本の伝統的な花嫁カラーの白、赤、黒の着物を着ることができて嬉しかったです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
あゆみブライダル様で白無垢をお借りしました。
「鶴に雲取り」の柄で、古典的でスタンダードなものを選びました。
NHKの朝ドラに出てくるような花嫁さんに憧れていたので、クラシックなスタイルが叶い嬉しかったです。白無垢の下には、母の赤色の引き振袖を着用しました。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 引き振袖
白無垢の下に着用していた、母の赤色の引き振袖のみで披露宴入場しました。
小物類も母のものを使用。古代紫の小物で、可愛らしい赤色でありながらもシックな装いにしました。
赤色の引き振袖は花嫁らしいカラーで、肌を明るく綺麗に見せてくれ、ゲストからも好評でした。
THIRD DRESS和装 3着目
- スタイル
- 引き振袖
あゆみブライダル様で借りた、黒引き振袖です。
柔らかく優しい印象の黒引き振袖のコーディネートが気に入っています。担当さんに提案していただき、決めました。
黒地にベージュトーンの鶴と四季花の柄で、母のミントグリーンの丸帯、ベビーピンクの花嫁小物を合わせてもらいコーディネートしました。
SHOESシューズ
和婚なので、挙式は白無垢に合わせて白の草履、披露宴は華やかに金の草履にしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
和婚ということもあり、思い切って文金高島田にしました。自然な感じにしたかったので、地毛結いでお願いしました。
長さが足りず髷部分だけかつらをお借りしましたが、自然なブラウンカラーだったので地毛とも馴染み、良かったです。
ACCESSORIESアクセサリー
和装ということもあり、アクセサリーは夫にもらった結婚指輪と婚約指輪のみ着用しました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式は、横顔が綺麗に見える角隠しをつけました。
花嫁かんざしは、挙式と披露宴で種類を変えました。挙式は本べっ甲、披露宴は白べっ甲のかんざしだけでヘアチェンジしましたが、かんざしだけでも雰囲気が大きく変わったので満足しています。
NAILSネイル
衣装が派手なのでネイルは控えめに、ワンカラーのアイボリーネイルにしました。
ワンカラーのネイルは少しマットっぽく見えるので、和装にも馴染んでいて気に入っています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
白とグリーンをベースに、濃い紫色を差し色にしていただきました。
和っぽくなりすぎるのは避けたいと相談し、和の空間にも合う装花にしてもらいました。金屏風に紫のお花が映えていて、嬉しかったです。
FOODお料理のこだわり
山ばな 平八茶屋さんの婚礼料理のコースです。鯛や蛤などおめでたい食材をふんだんに使ってくださり、どれも上品なお味でゲストから大好評でした。特に名物の「麦とろろ飯」はこだわってお願いしました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
苺のだるまケーキにしました。
ケーキカットの代わりに、新郎新婦で目入れの余興をし、大盛り上がりでした!
WEDDING FAVORS引出物
親戚にはdanchuの食のカタログギフト、友人にはUNITED ARROWSのカードタイプのカタログギフトを。
引き菓子と縁起物は共通で、京都の大極殿本舗の春庭良(カステーラ)と、中川政七商店の花ふきんを選びました。大極殿本舗の春庭良(カステーラ)は婚礼仕様で松竹梅の飾りが付いており、美味しいと喜ばれました。
PETITE GIFTSプチギフト
京都のものを選びたかったので、志津屋のSHIZUYAPANを贈りました。「寿」の限定パッケージが結婚式にピッタリでした。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
義母の婚約指輪のダイヤモンドを譲り受け、K.UNOでリフォームしました。
定番のソリティアの形で、アームにダイヤを埋めたパヴェのデザインにしました。スタンダードなデザインで何歳になっても愛用できそうなので、気に入っています。
WEDDING RING結婚指輪
MIKIMOTOのものです。皇室御用達ブランドなので品格があり、上質なブランドという信頼感がありました。
MIKIMOTOでは、ゴールドの一粒ダイヤ付きの結婚指輪を選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
神前式で、夫と誓詞を読んだことです。
とても静かで爽やかな風が吹き抜けて、その瞬間に夫婦になったことがとても嬉しかったです。
二人らしさとは
私たちは家族に直接、感謝の気持ちと二人を応援してくれることへのお礼を伝えたいと考えていました。
結婚式では、新郎新婦が自由に各テーブルの席に座ってゲストと談笑する時間をゆっくりとれたこと、ゲストと普段通りの会話をすることができ、私たちらしかったと思います。
嬉しかった参加者の反応
「神前式が感動した」や「とても温かくて良い結婚式だった」と言ってもらえたことです。
私にとって結婚とは
改めて、夫とパートナーとして二人で歩む覚悟ができたことです。結婚式をして、家族や友人にお披露目をしたことでより絆が深まったと思います。
後悔していること
花嫁の手紙を読まなかったことです。
照れ臭くて手紙だけ渡したのですが、渡した瞬間に母が号泣してしまい、きちんとみんなの前で感謝の気持ちを伝えたら良かった……と思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
母の着物を着たいという気持ちと、前から憧れていた黒引き振袖を着たいという気持ちの両方が捨てきれず、予算面も考慮して結婚式当日のお開き後に後撮りという形でわがままを聞いてもらいました。
でも当日はかなりハードだったので、別日に二人だけでゆっくり撮影したら良かったと思いました。
節約のための工夫
最初にいくつかの式場から見積もりをもらって比べることです。相場を理解することで契約前に相談することができ、節約に繋がりました。
さらに和婚は結婚式場やホテルではないことも多く、挙式場、披露宴会場はもちろん、引出物や衣装も自由に計画して進めることができます。お金をかけるところと、節約するところを納得して決められました。引出物や衣装の持込料がかからなかったのも、大幅に節約できたポイントです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
ウェディングドレスへの憧れが強くなければ、和婚もおすすめです。神前式だと、通りすがりの方にも「おめでとう」と声をかけていただけて、貴重な体験ができます。
和婚専門のプランニング会社もたくさんあるので、ぜひ一度、見学に行かれるのをお勧めします!