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『ジブリ×感謝を伝える 』
私たちは、結婚式において「幸福行きの一日〜それぞれの物語のスタート〜」というテーマを決めました。
大切なゲストにとっても幸せな一日になりますように。そして、今日という日が皆様(私たち)の“幸福行きの人生”のスタートとなりますように…そんな思いを込めています。
幸福行きというのは大好きなジブリと掛けました。
そのため、私達のこだわりもたくさん詰め込みましたが、ゲストへのおもてなしも大切にしました。
テーマカラーは、グリーンがメインであとはパステル系のカラーでまとめました。
挙式
木と緑の組み合わせのナチュラル感あふれるチャペルが本当に可愛いです!
祭壇のバックには、グリーンとホワイトを基調とする大きなフラワーアーチがあるので、写真映えもばっちりでした。 チャペル内は明るいですが、逆光になることもないのできれいに写真を残せます。
ゲストと距離が近く、アットホームなあたたかみを感じる式を挙げることができます。
披露宴パーティ
やわらかいナチュラルな雰囲気の会場が良かったので、ルージュブランの披露宴会場はまさに理想的でした。
手作りアイテムをたくさん使用したかった私にとって持ち込みが自由(ドレス、引き出物等は持込料かかります)なところも決め手の一つで、ここなら私たちらしい式を挙げられそうだなと感じました。
また見学の際、プランナーさんだけではなくスタッフの方全員であたたかく迎えてくださり、サービス技術が高かったこともポイントとなりました。
私達が大好きなジブリとも相性がよく、緑と木のナチュラルな雰囲気がお気に入りです。
コンセプトやこだわったこと
こだわったことは、挙式では自分たちらしさを取り入れること、披露宴ではゲストへ感謝を伝えること、です。
挙式では、自分たちで決めたオリジナルな誓いの言葉で誓い、ウェディングボックスセレモニーという演出を取り入れました。
10年後のお互いへの手紙と、入籍した時のお気に入りの写真、思い出の品を箱に入れて、2人でトンカチでトントンと蓋をして10年後に開けるというタイムカプセルようなものです。
海外ではワインを入れるのが定番だそうですが、私達はお酒はあまり飲まないので自分達の好きなものを入れました。
でも二人だけでは寂しいので叔母夫婦と姉夫婦にも10年後の私達への手紙を入れてもらいました。
思い出にもなり、10年後が楽しみでもあり、ゲストからは初めて見る演出だったと好評でした。
披露宴では、席札に一人ずつメッセージを書いたり、手作りしたプロフィールムービーには、グループごとの写真に一言添えるなどゲストへの感謝をたくさん込めました。
特にサプライズの中座エスコートやお手本バイトはとても盛り上がりました。
お手本バイトは、新郎の兄夫婦にお願いしました。
海外挙式のみで披露宴はしていないので、この機会にぜひ!と思いサプライズで出てきてもらいましたが、とても嬉しそうにしてくれたので私達もほっこりした気持ちになりました。
また、会場装飾もこだわったポイントです。
二人共ジブリ好きなので、ジブリのエスコートカードを用意したり、私達の出会いのきっかけであるバスケット要素を取り入れたりと、みんなが楽しめるように手作りアイテムをたくさん用意しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ショップ
- KURAUDIA
クチュールナオコ
ボリューム、可愛らしさ、上品さ、素材、デザインすべての項目で納得できるドレスを選びました。
王道のプリンセスラインですが、ウェストからの広がりが理想的でした。
また、セミオーダーなので、サイズもぴったりで、旦那もゲストもみんながかわいいと言ってくれた、自慢のドレスです。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
- KURAUDIA
クチュールナオコ
ウェディングドレスは絶対に妥協したくなかった分、カラードレスは予算と相談しながら決めました。
選んだブルーのAラインドレスは、私が好きなラメがいっぱいでキラキラしていて、パステルの色みも可愛くて大満足でした。
またゲストから、絶対この色選ぶと思った〜と言われるのがいやだったので、あえて普段だったら絶対に選ばないであろう色を選択しました。
そのおかげかゲストからもとっても好評でした。
また、お色直しはインパクトが欲しかったので、ブーケではなくジャイアントフラワーを持ちました。ドレスとの相性もばっちりで最高でした。
SHOESシューズ
ウェディングシューズは、定番のシンプルな白のエナメル素材のヒールにしました。ヒールはこけたり足が痛くなるのが心配だったので履きなれている8センチにしました。
ドレスと一緒にクラウディアでレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ヘアスタイルは挙式、披露宴、お色直しと3スタイルしてもらいました。
挙式は、落ち着いたダウンアップスタイル。
ふわふわにして女の子らしくかつ上品にというのがポイントです。
ベールを着けるので横の髪も出すのやめました!
披露宴は絶対にやりたかったふわふわポニー。
ポニーテールは高めにして元気よくいつもの私らしさを出しました。
友人のウケが良かったのはこのスタイルです。
お色直しはハーフアップ。
私がハーフアップ好きなのでカラーはハーフアップと決めていました。
ゆるふわの女の子な感じがお気に入りです。
メイクは、艶っぽくよりもふわっと仕上げてもらいました。シャドウはブラウン、チーク、リップはピンクでドレスや私の雰囲気に合わせてもらいました。
マツエクは、Cカール120本です。
カラードレスの時だけ、ドレスの色に合わせてブルーのシャドウをかぶせました。
ACCESSORIESアクセサリー
アクセサリーは、挙式がシンプルなパールのネックレス。披露宴はキラキラのビジューのものにしました。 どちらもクラウディアでレンタルしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
ヘッドアクセサリーは、挙式はシンプルな小さめのティアラとベールのみ。
披露宴は、フラワービジューのヘッドドレスをふわふわポニーのサイドにつけました。
お色直しは、カラードレスの色に合わせてブルーとパープルのアーティフィシャルフラワーのヘッドドレスをつけました。
NAILSネイル
ネイルはカラードレスに合わせてブルーのデザインにしました。
ブライダルっぽくなるように白のグラデーションで、キラキラのラメとシェルを乗せてもらいました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
テイストはナチュラルです。
FOODお料理のこだわり
私のこだわりでお料理にジブリ飯をいれたかったのですが、料理はオーダーすることができなかったので、せめてメニュー名だけでもと思い、シェフとプランナーさんに相談して、メニュー名をジブリ風にアレンジしました。
ジブリになるだけでフランスのコース料理が身近に感じれました。 ゲストもメニューを見ながら楽しんでくれていました。
ルージュブランのお料理はおしゃれでとても美味しくて、式がお開きになったあとゆっくり堪能させていただきました。
ドリンクメニューもジブリカクテルとかにしたかったのですが、さすがにそれはできませんでした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは、ジブリ婚なので絶対トトロって決めてました。
トトロとメイちゃんが出会う私の大好きなシーンのトトロを再現してもらいました。
ケーキは楽しみにしていたので、パティシエの方に、トトロのさんぽの曲に合わせて入場してもらいました。
切り株に寝てるトトロが可愛すぎて、本当にテンションが上がってしまいました。ケーキ台の周りにはジブリの指人形や、動物の小さな置物を置いて森の雰囲気を演出しました。
ファーストバイトのスプーンはハウルの動く城のカルシファーのフライ返しを使って行いました。
WEDDING FAVORS引出物
引き出物は3品用意しました。
カタログ、お茶漬け、バームクーヘンです。
主賓と親戚の方にはカタログの中身を充実させました。また、女性と男性でカタログの種類を変えました。
ちなみに、私達は遠方ゲストが多かったため、引き出物は荷物にならないようヒキタクにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフトはクッピーラムネや源氏パイなどの昔ながらのお菓子にしました。
ジブリ婚らしく、トトロの小包風にラッピングしたのでゲストにも喜んでいただけました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ルビーの婚約指輪
私の誕生石がルビーで、ルビーが大好きなので婚約指輪はオーダーメイドでルビーの指輪を作ってもらいました。
WEDDING RING結婚指輪
結婚指輪は、4℃ブライダルにしました。
ウェーブラインが可愛くてダイヤモンドがきらきら光るタイプのデザインを選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
一番感動したことは、ファーストミートです。
今までずっとそばで支えてくれた新郎に感謝を伝えたくて、サプライズでトランプレター(トランプ1枚1枚に彼の好きなところとコメントを書きました)と手紙を用意しました。
新郎がトランプレターを読み終えた頃を見計らって、チャペルへ入りファーストミートを行いました。
ウェディングドレスを着て、目の前に大好きな人がタキシード姿でいる光景は、私が思い描いていた夢そのもので顔を見た瞬間涙が溢れてきました。
いつも一緒にいて、顔を合わせているけど、この瞬間は本当に特別で、最初は顔を合わせてお互い言葉もなく微笑んでただ泣きながら抱きついていました。
伝えたい言葉も本当は決めていたけど、この時は一言、耳元で「だいすき」ということが精一杯でした。
いろんなことがあったけど、この瞬間を迎えられたこと本当に幸せで、一番感極まった時間でした。
二人らしさとは
私達が思う二人らしさは、飾らないそのままの私達をお披露目することだと思います。
結婚式は、今までお世話になった方々へ感謝を伝える場所でもあるけど、お互いのパートナーを紹介する場でもあると思っているから。
二人の趣味や歩んできた道を、そのままゲストにも共有できたらそれが二人らしさなんじゃないかなと思います。
結婚式を挙げる目的やコンセプトがはっきりしていたらそれぞれのカップルのらしさというのは結婚式に自然と表れると思っています。
嬉しかった参加者の反応
ほとんどのゲストの方から楽しかった!誘ってくれて本当にありがとうという言葉が後日送られてきました。
中でも嬉しかったのは、私も絶対結婚式を挙げたいと思ったとか心がきれいになったというコメントです。
友人の中では私達が結婚一番目だったのですが、今までは私はまだ結婚はしたくないとか縛られたくないといった結婚に後向きな友人にも私達の結婚式を通して、結婚っていいなって感じてもらえたのは嬉しかったです。
私にとって結婚とは
私にとって結婚は、そのままですが、家族になること。
今まではどんなに思い合っていても戸籍上は赤の他人だから、そこまで大きな責任感も必要ではなかったと思いますが、夫婦となってからはもう家族なので、より一層相手を思いやる心が必要になるのかなと思います。
楽しいことや辛いこと、今日起こったことなどをすぐそばで共有できて、一緒にいてあたたかい気持ちになるとき私は結婚してよかったって思います。
後悔していること
結婚式で後悔していることは、特にありません。
ただ強いて言うなら、記録映像を頼まなかったことです。
私達は記録映像は予算オーバーで諦めました。
しかし、式が終わったあとお義母さん達は記録映像があるとばかり思っていたらしく楽しみにしていたみたいで…。
頼んでいないと言うと援助してあげたから頼めばよかったのにと言われました。
なので、もっと早く相談しておけばよかったと少し後悔しています。
やりたかったけれど諦めたこと
諦めたことというか、少し妥協したのは、衣装関係です。
憧れのブランドのドレスが着たかったのですが、予算の関係で叶いませんでした。
新郎もお色直しさせてあげたかったです。
節約のための工夫
自分で手作りできるものはすべて自分で作りました。
ペーパーアイテム類はすべて、オープニングムービー、プロフィールムービー、テーブルナンバー、ウェルカムスペースに飾るもの、結婚証明書、リングピロー、両親贈呈品などです。
また、ブーケや引き出物を外注することで式場で頼むより大幅に節約できました。
使うところと抑えるところできちんと分けたところがよかったかなと思っています。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
とにかく結婚式の準備から楽しんで、ポジティブに考えることだと思います。
今は、SNSで同じプレ花嫁様と情報を交換できたり、最新のブライダルの流行を知れたりととっても便利で、私もプレ花嫁時代すごくお世話になりました。
でもだからこそ、他のプレ花嫁様と比べてしまって焦ったり、落ち込んで結婚式が楽しみじゃなくなってしまう時もあると思うんです。
そうならないように、自分たちの結婚式の目的や、やりたいこと、やりたくないことをはっきりさせておくことが大事かなぁと思います。
全部詰め込みすぎて中途半端なのにお金がすごくかかってしまったり、我慢しすぎてあとで後悔することになるのが一番悲しいので、こだわるところと、妥協するところとしっかり分けておくといいと思います。
今は不安でも結婚式当日はきっと楽しくて一生忘れられない一日になると思います。
私は、最高に特別に幸せな瞬間に感じました。
家族、友人…たくさんの人の愛と笑顔が詰まっていますので、準備は大変ですが頑張ってください。