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私たちは「穏やかで幸せな時間を過ごそう」というコンセプトを考えていました。
コロナ禍によって緊迫した日常から、この結婚式では少しでも穏やかな気持ちでゲストと共に過ごせるように「おもてなし」となるような感染予防対策を行いました。
具体的には抗菌・抗ウィルス作用が含まれた天然精油のオリジナルブレンドアロマを準備し、会場内(挙式・受付・披露宴出入口)で噴霧したことです。アロマにはアルコール濃度80%が含まれているため、衣類に吹きかけるだけで感染予防となり、アロマの香りを通してリラックス効果が得られたと思います。
また、ゲスト全員にマスクスプレーをプレゼントしました。マスクの抗菌及び呼吸を楽にする効果が含まれており、マスクありきの結婚式を楽しんでいただきたいと思いました。
挙式
フォレスターナ軽井沢の光のチャペルでは、大きな窓から自然光が差し込む素敵な空間です。また天井が高いので70名以上のゲストが着席していても会場の圧迫感はありませんでした。
祭壇に立つと新郎新婦からゲストのお顔がよく見えて、みんなが来てくれたんだと嬉しく思えました。
披露宴パーティ
私たちは招待したゲストが74名(お子様3名含む)だったため、軽井沢プリンスホテルウエストの宴会会場「CHIKUMA」(2020年11月時点では最大収容人数95名)で披露宴を行いました。招待人数が多ければ広い会場がおすすめです。
この披露宴会場は天井がとても高く、大人数でも圧迫感がありません。また座席の間隔も広いため、新郎新婦がよく見えるかつスライドショーに映される映像もよく見えます。
会場内の上部に換気扇が設置されていたため、秋〜冬でも換気が十分行えていました。春〜夏には高砂の後ろの大きな窓ガラスからの緑いっぱいの景観が魅力だと思います。
コンセプトやこだわったこと
私達は祝福してくれる家族や友人達に感謝の気持ちを伝えるため、感染予防対策を徹底したおもてなしがこだわりのポイントとなります。
また、結婚式で直接会えても触れ合う機会が少ない分、家族や大切な方々に向けた耳に残るレターソングムービーを制作してゲストの皆様に見ていただきました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
ウェディングドレスのイメージはAラインで気品のあるドレスを希望しておりました。Instagramでloletta angeliqueのブランドに目をつけ、DRESS & WE DDINGBOOKS(MATSUO)でも同一デザインがあるとのことで提携店に取り寄せていただき運命のドレスとなりました。
気に入っているポイントは胸元の刺繍がとても丁寧で、上半身が綺麗に見えるところに魅力を感じました。トレーンも長さを調整することができ、挙式では長めにし、披露宴では短くしました。
SECOND DRESSドレス 2着目
カラードレスはElemoreのマスタードイエローを選びました。1日を通して明るい色味が雰囲気も明るくなると思い、選びました。
パニエを大きくすることでドレスのふんわり感が増し、いつもの自分とは違う特別な自分に出会えた気分になりました。
SHOESシューズ
ウェディングシューズは7cmヒールのもので式場からお借りしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
メイクは全体的にオレンジベースとなっており、口紅も赤より橙色に近いものにしていただきました。まつ毛はまつ毛美容液で手入れしていたため、付けまつ毛なしでした。
ヘアスタイルでは挙式〜披露宴でシニヨン、お色直しで編み下ろしとしました。編み下ろしは夫の希望もあったため、ドレスと自分の顔に合うような柔らかい編み込みをお願いしました。
ACCESSORIESアクセサリー
アクセサリーはドレスの提携店でお借りしました。アクセサリーに顔負けしないよう、イヤリングはパールがついたもの、ネックレスもシンプルなものとしました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
左側頭部につけるヘッドドレスを選びました。提携店のドレスショップではレンタルが可能であり、好みのヘッドドレスの画像を提示して似たようなものを用意していただきました。
NAILSネイル
マスタードイエローのカラードレスを着るため、爪の先がオレンジ色とし、合わせてラメを入れていただきました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
結婚前に夫が一輪のオレンジバラを私にプレゼントしてくれたことがあり、大きな花束ではなく数本の花束が凛々しく見えて印象的だったので、高砂では緑の中にオレンジやピンクのバラ、そしてスターチスなどの小花をポイントで入れました。また秋らしくパンパスグラスも添えていただきました。
ウェディングブーケは藤色(紫色)のアネモネを入れた白バラの素敵なブーケを作っていただきました。私がいただいた苗字には「藤」が含まれており、新しい家族を象徴したイメージとなるように藤色のお花を入れていただきました。
FOODお料理のこだわり
豊富な種類からオリジナルのコースを用意できるため、2回も試食して選びました。試食時にスタッフさんからアミューズとメインが印象に残りやすいと教えていただき、お料理のコンセプトや食材の説明を聞きながら値段に惑わされずゲストに喜んでもらえるコースを考えました。
そしてメインは国産牛のサーロイン牛のローストを選びました。ゲストからはお料理が大好評だったこと、量も多すぎず少な過ぎず、全て食べられたと感想をいただきました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキは夫の直感で選びました。3段になっており、上から下までオレンジが散りばめられたケーキで、とても美味しそうに見えました。結婚祝いに私の友人がくれたケーキトッパーを一番上に乗せてさらに華やかにしました。
WEDDING FAVORS引出物
引出物は親戚・上司・友人の3パターンで用意しました。引出物の荷物が大きくならないようカタログギフトにし、軽井沢オリジナルの品物も含まれるカタログとしました。引菓子は「HANATABA」のラングドシャ、縁起物は本醸造醤油としました。
PETITE GIFTSプチギフト
会場で噴霧したブレンドアロマのスプレーをプチギフトにしました。前述したようにアルコール消毒と同様の効果があるので、大切な方々の健康を守れるようにと身につける衣類や家具にふきかけていただきたいことをお帰り際に伝えました。
またアロマの香りから結婚式を思い出せたらいいなと想いを込めました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
アイプリモのキタルファです。内側には「夫名前 to 私の名前」が刻印されていました。
WEDDING RING結婚指輪
アイプリモのルキナのペアリングです。ブライダルリングの内側にはお互いの名前を刻印し、プロミスダイヤモンドのエンジェリック・ブルーを留めていただきました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
父と母にレターソングムービーを見ていただき、そのあと手紙でこれまでの感謝の気持ちを伝えた時の父と母の表情です。
私は結婚式の前日まで不安や戸惑いがありましたが、両親がどんな時も励ましてくれて心の救いだったと伝えた時の父の笑顔と母の涙する瞬間が印象的で改めて2人の子どもでよかったこと、新しい門出を応援してくれたことに感動しました。
二人らしさとは
「人に優しく」をモットーに生きていること、生活していることが二人らしさかもしれません。お互いを思い合って尊重する気持ちがあるからこそ優しくできますし、優しさが2倍だったからこそおもてなしも考えられたと思ってます。
嬉しかった参加者の反応
「結婚式に呼んでくれてありがとう」という言葉を多くいただきました。私たちへの祝福の言葉だけでなく、細やかなおもてなしや私たちの想いを込めた部分に気づいてくれたことが嬉しかったです。
また、コロナ禍で人と会えなかった期間が長かった分、大切な人と会う喜びを感じられたとも言っていただき、結婚式を諦めなくてよかったと強く思いました。
私にとって結婚とは
愛する人と絆が深まることだと思います。結婚式の準備を含め、結婚にまつわる全てのことを夫婦で取り組んでいきました。ぶつかり合うこともありましたが、お互いを理解し合い尊重することもできました。今ではこの先の困難も夫婦で乗り越えていける自信を持てました。
後悔していること
コロナ禍での結婚式準備期間は不安や心配がつきもので、イメージはあっても準備が間に合わず、断念した小物の準備やDIYがいくつかありました。
好きな準備も含めて、どんなことをどのくらいの期間で決めるのか・取り組むのか夫婦で計画を立てるべきだと思いました。私は同時進行が出来ず、夫と役割分担することでなんとか準備し切れたと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
式場を決めた当初に予定していた招待者数を呼ばなかったことです。感染予防の観点から最大収容人数より減らした人数(当初予定数100人→招待数90人→出席者数74人)となりました。お世話になった方々も多かったので、お声がけした後に謝罪の連絡をしました。
また欠席の連絡があった際にご祝儀や電報を送ってくださった方もいたので、結婚式後すぐに内祝いを贈らせていただきました。
セルフケアも頑張ったつもりですが、日々の疲れの解消も含めて準備期間にもっと美容にも力を入れたかったです!
節約のための工夫
ウェルカムスペースの小物、ムービー、ペーパーアイテムは全て夫婦で自作しました。また式場から提示された金額を見ながら持込料がかからない部分は外注しました。また節約のためにテーブル装花をプラン内に収めたことや引出物を3パターンに分けて費用を調整しました。
節約とは少し話が逸れますが、私達はコロナ禍の結婚式だからこそ、招待状を送った後にも招待者に出席できるかヒヤリングしました。
実際は出欠締切まで考えたいという声が多く、最終的には出席を控えたい、職場や家庭環境により出席できないという方がいました。招待したい人数は明確にしており、そこから人数が減ることを想定できたので、初期から最終見積もりがかなり抑えられたと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
コロナ禍という目に見えない不安が心のどこかにあると思います。私も結婚式当日を迎えるまでずっとありました。しかし、式場のスタッフの方々は全力でサポートしてくださります!参加されるゲストもお二人の晴れ舞台を楽しみに足を運ばれると思います!
そして結婚式の直前には夫が「楽しみだね!」ってひたすらはしゃいで盛り上げてくれるはずです!(私の夫はそうでした笑)
花嫁さまは多くの方々に支えられてるはずです。遠慮なく家族やご友人、SNSで同じ境遇の花嫁様を頼っていいんだと思っています。幸せな1日が迎えられるよう、わたしは画面越しのエールをたくさん送りたいと思います!