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私たちの結婚式のテーマは「自分たちだけでなく、ゲストにも心から楽しんでもらえるアットホームな時間」です。
涙あり、笑いありの温かい時間になるよう、進行は堅苦しくせず居心地の良さを最優先にしました。
その結果「今まで参列した中で一番良かった」「心が温まった」と多くの方に言ってもらえ、ゲストとの距離の近さやアットホームな雰囲気を重視する方にぴったりのスタイルになったと思います。
式場選びでは、遠方から来るゲストが多かったこともあり、アクセスの良さを重視しました。
パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)は窓から皇居の緑を一望でき、天井が高く開放感のある会場が決め手になりました。
自然光がたっぷり入る明るい空間は、写真映えもよく、ゲストにも居心地の良さを感じてもらえる点が魅力でした。

挙式
正面が一面ガラス張りになっていて、自然光がたっぷり入る明るいチャペルです。
目の前に広がる皇居の緑が本当に美しく、四季の移ろいを感じられる特別な空間でした。
屋内でありながら自然を感じられるので、開放感のある式が叶います。
ホテルらしい上品さと、温かみのあるナチュラルな雰囲気の両方を大切にしたい方におすすめです。

披露宴パーティ
窓の向こうに皇居の緑が広がっていて、光が差し込むたびに会場全体が明るく包まれました。
天井が高く、開放感があるのでゲストもリラックスして過ごせたと思います。
自然を感じながら上品な披露宴にしたい方には、葵西は本当におすすめです。
コンセプトやこだわったこと
挙式はキリスト教式ではなく人前式にして、私たち二人で誓いの言葉を読み上げました。
進行は堅苦しくせず、ゲストが楽しめる演出を意識しています。
披露宴の音楽はほぼ洋楽で統一しつつ、K-POPやその他ジャンルも少し取り入れ、おしゃれ感を演出しました。
披露宴の入場やお色直しでは、曲に合わせた演出や動きにもこだわっています。
写真映えを意識し、自然光が入る会場や皇居の緑を背景に構図を考え、ドレスやヘア、アクセサリー、ブーケまで細部の統一感を大切にしました。
リボンが好きなこともあり、ヘアやアクセサリー、装花などあらゆるところにリボンを取り入れ、DIYできる部分は手作りして自分たちらしさをプラスしました。
場面ごとにヘアスタイルやアクセサリーを変えてメリハリを出したのもポイントです。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

1着目は、Aラインのタンクトップデザインを選びました。
鎖骨のラインを綺麗に見せてくれるシルエットで、シンプルながら上品さのある一着です。
背中は大胆に開いていて、後ろ姿まで美しく見せられるのもお気に入りのポイントです。
トレーン部分はチュール素材になっていて、長さがしっかりあるので、パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)の広い会場でも主役感を出せて、動くたびにふわっと揺れる姿が印象的でした。
定番すぎるデザインは避けたかったけれど、上質な素材にはこだわりたくて、最終的に選んだのは艶のあるシルクのドレスです。
なかなかしっくりくる一着が見つからず悩んでいましたが、試着した瞬間に「これだ」と感じました。
カラードレスがチュール素材だったので、対照的にシルクにしたのもポイントです。
いつ見返しても美しいと思える、大切な一着になりました。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ブランド
- Hatsuko endo
ドレス名:Stella モーヴ
モーヴピンクの優しい色味と、ふわっと広がるチュール、そして存在感のある大きなリボンに一目惚れしました。
試着に行く前のリサーチ段階から憧れていたドレスで、実際に袖を通した瞬間に「これだ」と感じました。
キラキラ輝くスパンコールや、動くたびにふんわり揺れる軽やかなチュールが本当に可愛くて、鏡の前に立つたびに心がときめきました。
他にもいくつか試着しましたが、このドレス以上のものには出会えませんでした。
お色直しでは、1着目のシルクドレスとは雰囲気をガラッと変えて、可愛いに全振りしています。
キラキラやリボンなど、心ときめくディテールを散りばめて、自分らしい華やかさを表現できました。
ゲストからも「雰囲気が全然違って可愛い」と言ってもらえて、思い描いていた理想そのままのドレスでした。
SHOESシューズ

ウェディングドレスにはBENIRの1cmヒールのフラットシューズを選びました。
身長が170cm近くあることもあり、歩きやすさや新郎とのバランスを考えて、ヒールなしのデザインを選びました。
シンプルながら上品な雰囲気で、ドレスとの相性もぴったりでした。
お色直しでは、DIANAのグリッターストラップサンダルにチェンジしました。ヒールは1.5cmです。
カラードレスのキラキラ感に合わせたくて、足元まで華やかにしました。
フットネイルが綺麗に見えるデザインなのもお気に入りのポイントです。
1.5cmのローヒールでも安定感があり、最後まで快適に過ごせました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

ヘアメイクは、シーンごとに雰囲気をガラッと変えて楽しみました。
挙式では、王道のつやっとしたシニヨンにティアラを合わせてクラシカルにしました。
艶肌メイクで上品さを引き立て、パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)の気品ある雰囲気にもぴったりでした。
披露宴では、かっちりとした編み込みに黒のリボンを散らして個性的にチェンジしています。
大きさの違うリボンをランダムに組み合わせることで、遊び心のある“おしゃれ可愛い”スタイルに仕上がりました。
リハーサルの段階ではリボンをつける予定はありませんでしたが、当日ヘアメイクさんの提案で取り入れることにしました。
結果的にすごく好評で、自分らしさを出せたお気に入りのスタイルになりました。
お色直しでは、カラードレスの大きなリボンを主役にしたかったので、ふわふわのチュールリボンを使ったアップスタイルにしています。
披露宴とは対照的に、柔らかく可愛らしい雰囲気に全振りしました。
同じリボンモチーフでも、スタイルを変えることで印象の違いを楽しめたのがポイントです。
ACCESSORIESアクセサリー

全体のバランスを大切にしたかったので、ネックレスはつけずピアスのみを選びました。
すべてネットのブライダルアクセサリーショップで購入しています。
挙式は一粒パールのピアスを選びました。
大きさは迷いましたが、10mmのものに決定。大きすぎず小さすぎず、上品に見える絶妙なサイズ感がしっくりきました。
披露宴はパールのリボンモチーフのピアスを着用しています。
大好きなリボンとトレンドの韓国っぽさを取り入れ、抜け感のある可愛さを演出しました。
お色直しは蝶々モチーフのピアスにチェンジしています。
ドレスやヘアを主役にしたかったので、大きすぎずさりげなく揺れるデザインを選びました。
ふわふわのアップスタイルにも馴染み、控えめながら存在感のある仕上がりになりました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

挙式はティアラを着用しました。
THE TREAT DRESSINGでレンタルし、小物合わせの際にはいろいろな形のティアラを試着して比較しています。
最終的に、ウェディングドレスの上品さを引き立てつつ、自分らしい華やかさを感じられるデザインに決めました。
控えめながら光を受けるときらりと輝き、正面からも後ろ姿からも華やかさを添えてくれるお気に入りのアクセサリーになりました。
NAILSネイル

挙式・披露宴では、ドレスやアクセサリーとの統一感を意識してネイルもこだわりました。
ハンドネイルはホワイトベースのラメマグネットフレンチにしました。
左右一本ずつパールを3つまとめたクラスターデザインを配置し、ウェディングらしい華やかさをプラスしています。
派手すぎず上品で、写真映えもばっちりでした。
フットネイルはお色直しドレスに近いピンクのマグネットで、足元までトータルコーディネートしました。
ドレスとネイルの色味や雰囲気を揃えることで、手元・足元ともに統一感を出しています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

MUKUの石澤さんにお願いしました。
装花は、白やピンクを基調に、丸っぽい形は避けつつ、抜け感のある可愛らしい雰囲気に仕上げてもらっています。
特にアンスリウムは絶対に入れたいお花としてリクエストしました。
ゲストテーブルには装花の下に鏡を敷き、キャンドルも一緒に置くことで光が反射し、華やかさと抜け感を演出しました。
高砂には、石澤さんからの提案で季節のスモークツリーを取り入れ、ほんのりピンクがかったもふもふ感でボリュームを出してもらっています。
見た瞬間は感動で、可愛さも抜群でした。
さらに、後ろに広がる皇居の緑との調和も意識し、会場全体が自然で華やかな空間になりました。
FOODお料理のこだわり

料理は、ゲストに楽しんでもらえるよう味はもちろん、見た目にもこだわりました。
試食会で一品ずつ自分たちで選び、好みやバランスを確認しています。
式場見学でいただいた「ボンヌファム」に感動し、これは絶対に入れたいと思って取り入れました。
前菜からデザートまで、季節感のある食材や彩りの美しい盛り付けで、ゲストにも「美味しい!」と喜んでもらえました。
式の1週間前に入籍した友人には、デザート提供時に「Happy Wedding」のプレートをサプライズで出してもらい、喜んでもらえたのも嬉しい思い出です。
全体の盛り付けやサービスの細やかさを見て、改めて「さすがパレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)」と感じました。
テーブルコーディネートや装花とのバランスも意識して選んだことで、料理も含めた空間全体の統一感が出せました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

ウェディングケーキは三段にしました。
人数的には二段でも問題なかったのですが、会場全体のバランスを考え、存在感のある三段に決定しました。
クリームの塗り方は「ペダル」にして抜け感を出し、フルーツは乗せず装花で会場との一体感を演出しています。
さらにオプションでアクリルのケーキテーブルに変更することで、会場の雰囲気とケーキが自然につながり、全体の統一感が出ました。
WEDDING FAVORS引出物

親戚:モンキューブ詰め合わせ、PALACE PLATE SET B
友人:モンキューブ詰め合わせ、カタログギフト
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフトはゲストが手に取りやすいよう、水を用意しました。
サイズは飲みやすいものを選び、ラッピングにはリボンをプラスしています。
テーマカラーの緑・ピンク・アイボリーをランダムにあしらい、二人のイラストシールも貼って、見た目にもこだわりました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
購入しませんでした。
WEDDING RING結婚指輪

BVLGARIです。
結婚指輪は、夫婦で同じデザインにするのではなく、ブランドとカラーのみ統一する形にしました。
普段はいつも私の意見に合わせてくれる夫ですが、このときは珍しく「ゴールドがいい!」と自分の希望を主張しました。
そのため、他のアクセサリーとも合わせやすいゴールドを選んでいます。
ブランドやカラーの統一感はありつつも、お互いの個性を活かせるリングにできたことが嬉しかったです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

ファーストミートのときに夫から渡された手紙です。
サプライズ演出はしないタイプだと思っていたので手紙を用意してくれていたことが本当に嬉しく、涙が止まらず、幸せすぎて言葉になりませんでした。
また、パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)ならではの演出である両親から渡される「My Dear」も印象的でした。
両親の想いが詰まっていて、感動で胸がいっぱいになり、家族の温かさと結婚式の特別な時間を改めて実感できた瞬間でした。
二人らしさとは

私たちにとって「二人らしさ」とは、ゲストとの距離感を大切にすることでした。
披露宴会場の葵西は広いですが、ソファ席を選ぶことでアットホームな雰囲気にしています。
できるだけ多くのゲストと写真を撮ったり、直接話したりして、みんなに楽しんでもらえる時間を意識しました。
ゲスト一人一人との関わりを大切にするスタイルが、私たちらしい結婚式のテーマになったと思います。
嬉しかった参加者の反応

当日は、ムービーやウェルカムスペースのDIYも褒めてもらえましたが、何より多くのゲストから「今まで参列した結婚式で一番雰囲気が良かった」と言ってもらえたのが印象的でした。
会場から見える景色や装花、料理の美味しさも好評で、特に「新婦がかわいい、綺麗」と言ってもらえた瞬間は、心から嬉しく、結婚式を準備してきた甲斐を感じました。
私にとって結婚とは

結婚式をしてよかったと感じるのは、お互いの大切な人たちが一堂に会して、私たちのために集まってくれた瞬間です。
普段は会えない親族や友人たちと一緒に笑ったり、写真を撮ったり、心から祝福してもらえる時間は、本当に特別でかけがえのない思い出になりました。
結婚は、二人だけでなく周りの人たちとのつながりを改めて実感できる瞬間でもあり、支え合える存在がいることのありがたさを実感できるものだと思います。
後悔していること
結婚式での後悔ポイントの一つは、カメラマンさんとの打ち合わせの際に、撮りたいシーンを事前にまとめておかなかったことです。
当日はバタバタしてしまい、思い出として残したかった瞬間や細かいカットを撮り逃してしまった場面もありました。
また、母にベールダウンしてもらう際、母が立ち位置を間違えて目の前に立ってしまい、写真の構図が微妙になりました。笑
このような小さなことも、事前にリスト化して打ち合わせで伝えておくと安心です。
やりたかったけれど諦めたこと

特にありません。
節約のための工夫

節約のために、DIYできる部分はとにかく自分たちで手作りしています。
ペーパーアイテムやムービー、プチギフトなどはすべて持ち込みにして、自分たちらしいデザインや演出を実現しました。
フラワーシャワーは造花を使用し、アクセサリーもネットでできるだけ安く揃えるなど、細かい部分も工夫しました。
クオリティは妥協したくなかったので、準備は早めからコツコツと進め、見た目や完成度にもこだわりました。
その結果、コストを抑えつつも、ゲストに喜んでもらえる満足度の高い結婚式になりました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

理想の結婚式を叶えるには、準備段階から「自分たちらしさ」をしっかり考えることが大切です。
こだわりたいポイントや譲れない部分を明確にしておくと、プランナーさんやアーティストさんと相談しながら理想に近づけやすくなります。
プランナーさんやアーティストの方々は、些細な質問にも丁寧に対応してくださり、当日も安心して過ごすことができました。
特にヘアメイクや装花の提案など、思いつかないアイデアを出してくれる場面も多く、想像以上に素敵な結婚式になったことが印象に残っています。
流石パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)だと思いました。
準備は大変ですが、何年経っても忘れられない1日になると思うので、ぜひ楽しみながら頑張ってください!
カメラマン:kuppography(@kuppography_wedding)


























