kyon__816
「ゲストに感謝を伝える」をテーマにしました。コロナ禍で外出制限をされている方もいる中で、私たちの結婚式に足を運んで頂いたことと、これまでお世話になったことへの感謝を伝えたいと主人と話し合い、余興の時間は作らずゲストとの歓談の時間を多めに設けました。
式場選びは、まずクラシカルな雰囲気の披露宴に憧れていたのでホテル婚が第一候補でした。主人がホテルニューオータニ幕張のチャペルでプロポーズをしてくれたので、思い入れと由緒のあるホテルニューオータニ幕張を選びました。
挙式
天井が高く開放感のあるチャペルで、光の入り方がとても綺麗でした。キャンドルウェディングにしたので、バージンロードの脇にはキャンドルを置いてもらい、幻想的な雰囲気になりました。
披露宴パーティ
披露宴会場は“翔の間”にしました。お色直しは和装にしたので、和の雰囲気に合う落ち着いた会場を選んでいます。
その一方で、ビジュアライズという音楽に合わせてレーザーやプロジェクションマッピングで会場を彩る演出を取り入れ、入退場のときは華やかな演出でゲストがワクワクするようなものにしました。
コンセプトやこだわったこと
ゲストとの時間を多めに取れるようにしました。例えば、はじめは披露宴でゲストのテーブルを回りキャンドルサービス等の演習を行うことも考えましたが、テーブルごとに写真を撮るだけにして、少しでもゲストと話せる時間が作れるようにしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- Emarie
- ショップ
- Emarie表参道サロン
Emarieのエリザベートを着用しました。
クラシカルな雰囲気で、ロイヤルウェディングに憧れ、Instagramで検索していたところEmarieを見つけました。ミカドシルクの生地の光沢が上品でありながら、背中には大きなリボンとくるみボタンがあって可愛らしさもあり、良いとこ取りなドレスでした。
Emarieのショップは全国に2ヶ所しかなく、表参道のショップで選びました。デコルテの開き具合やケープの高さ、裾の広がりなど細かく調整して、一番綺麗に見えるように仕上げていただきました。ウェディングデザイナーのエマ理永先生もとても素敵な方で、当日は電報まで頂き、とても嬉しかったです。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
お色直しは和装で、まりに扇面という色打掛を選びました。新郎の紋付袴と合わせてTIGDRESSさんでお借りしました。
母が披露宴で白無垢を着ていたので、元々自分の結婚式でも和装が着たいと思っていました。白無垢と色打掛を試着して、せっかくなので華やかな色打掛を選びました。煌びやかな色合いで、入場の際の暗転した会場の中でも目立つ、とても素敵な色打掛でした。
Instagramで出会った方で、私の投稿を見てこの色打掛を選んだとご連絡をくれた方もいて、とても嬉しかったです。
SHOESシューズ
BENIRのウェディングシューズにしました。
シルクサテンのシンプルなデザインで、新郎との身長差があるため、12cmヒールのものを選びました。ウェディングドレスのミカドシルクの生地感とデザインに合わせて、シンプルなものにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
メイクアップアーティストの田中智子さんにお願いしました。Instagramで、ドレスのヘアメイクはもちろん、和装のヘアメイクも素敵だったのでご連絡しました。
ウェディングドレスのときは、シンプルなピタッとしたシニヨンで、和装のときは動きを出してもらい、大きめなシニヨンにしています。
メイクは普段がナチュラルなので、衣装に負けない華やかさでありながら、普段とかけ離れないように普段の自分の雰囲気も大切にしていただきました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式ではEmarieのリボンボンネを付けました。シニヨンの下から付ける方がほとんどでしたが、せっかくなので後ろから見えるように上に付けてもらい、リボンボンネからベールがふんわり広がるようにしてもらいました。
披露宴ではIvory&co.のAlexandraにチェンジ。披露宴の華やかな雰囲気に合うように、どこから見てもキラキラ輝く大振りなものを選びました。
和装では、造花の胡蝶蘭をつけました。これも母が披露宴で付けていたので、それを真似て選びました。
NAILSネイル
仕事上、当日しかネイルはできなかったのでネイルチップを購入しました。薄いピンクでお花のデザインのシンプルなものを選びました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
ホテルニューオータニ幕張の中にあるレインボーというフラワーショップさんにお願いしました。
装花は全てヒマワリにしています。夏婚だったことと、結婚式の1年前に亡くなった母が好きだったので、母にも届くようにヒマワリを選びました。ヒマワリと鮮やかな緑の葉を中心に作ってもらい、当日見たときは会場が鮮やかで夏らしくなっており、イメージ通りで嬉しかったです。
FOODお料理のこだわり
フランス料理を選びました。ゲストに喜んでいただけるようにランクは一番上のものにしました。もちろん味は間違いない美味しさでしたが、ニューオータニの伝統のコンソメスープのパイ包みやオマール海老のグラタンなど、馴染みのないフランス料理でも食べやすい食材と味付けで、どこかほっとするような料理でした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
タワー型の高いウェディングケーキもありましたが、シャッターチャンスの場面でもあるので、新郎新婦の顔が見えるように背が低いシンプルなウェディングケーキを選びました。
WEDDING FAVORS引出物
大きな紙袋を持って帰らなくていいように、引き出物は結婚式の翌日以降にゲストの自宅に届くようにしました。内容はカタログ、引き菓子のバウムクーヘン、縁起物のかつお節にして、親族、上司・恩師、友人でカタログのランクを変えました。郵送にしたのはゲストから好評で「配慮してくれてありがとう」とたくさんの方から連絡を頂きました。
また、席次表などを入れて持って帰れるよう、小さなトートバッグを1つずつおいたのですが「結婚式後も愛用してる!」と言ってくれる方もいて嬉しかったです。
PETITE GIFTSプチギフト
“ありがとうございます”とパッケージにプリントされた、たい焼きを贈りました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
EXELCO DIAMONDのシャンスエターナルです。主人が選んでくれたのですが「ダイヤの周りにも輝きがあるデザインがいい!」と言ってあったので、まさに好みのデザインでした。
WEDDING RING結婚指輪
婚約指輪に合わせてEXELCO DIAMONDのシャンスエターナルです。せっかくなので婚約指輪とセットで着けたく、婚約指輪のデザインと同じものにしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
花嫁の手紙を読んでいる時から、父がずっと涙を流しており、その後の記念品贈呈で父とハグをしました。私はそれまで涙は流さずに堪えていましたが、母の写真を持ちながらずっと泣いている父の涙とあたたかさに、私も涙が止まりませんでした。父から「ママも見てるから」と言われ、胸が締め付けられる思いでした。
二人らしさとは
ゲストへの感謝を伝えることがテーマだったので、ゲストのことを一番に考えて結婚式の構成を考えました。お互い、家族や友人を大切にしてきたので二人らしい結婚式になったと思います。
嬉しかった参加者の反応
ほとんどのゲストが涙を流してくれ「感動した」「今までで一番泣いた」「涙が止まらなかった」と言って頂きました。私たちを想って涙を流してくれたことがとても嬉しかったです。
私にとって結婚とは
楽しいことも辛いことも分かり合える人ができること。結婚式をしたことで、お世話になったゲストへ感謝の気持ちを伝えられて良かったです。
後悔していること
ありません……。ホテルニューオータニ幕張のスタッフの方々のホスピタリティやヘアメイクさん、カメラマンさんたちのおかげで、後悔なく終えられました。
やりたかったけれど諦めたこと
ありません……プランナーさんのおかげでやりたかったことは全てやれました。強いて言えば、天候があまり良くなく、ブーケトスがガーデンでできず、中でやることになってしまったことです。
節約のための工夫
共働きだったので、ストレスにならないように頼めるものはお金を出して頼みましたが、ホテルで頼むと高くなるものも多いので、カメラマン、ヘアメイク、衣装、アルバム、ムービーなどは外注しました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式で何をやりたいか、何を大切にしたいかを明確にすると、どんどんアイデアが浮かんできました。会場によってできる、できないはあると思うので、会場を選ぶ前から明確にしておくといいと思います。
ホテルニューオータニ幕張は、さすが歴史あるホテルというホスピタリティで、気遣いが行き届いており、安心して全てを任せられます。