

Moet_wed1222
テーマは『ゲストも主役』です。
おしゃれをして私たちのために来てくださるゲストに「来てよかった」と思ってもらえる式にしたいと考えました。
また、夫には「同窓会のようにしたい」という想いがあり、何時間もかけて来てくれたのにゲストと会話できずに終わることは避けたかったため、皆と一緒に思い出を作ることを意識しています。
式場は、オリジナルな結婚式が叶う点に惹かれました。お手洗いのミラーにメッセージを書くなど、さまざまな場所に自由な演出を施すことができます。
そして、貸切であることで時間に追われることがなく、ゲストもゆっくりと食事を楽しみながら過ごせることが最大のポイントでした!

挙式
マザーズロードに惹かれました。マザーズロードとは、本来「生まれる前の軌跡」として母と歩き、チャペル内のバージンロードは父と歩くものですが、私は母子家庭だったため、バージンロードは母と歩くと決めていました。
そこで、幼い頃から家族のようにお世話になった従兄弟夫婦に、感謝の証としてマザーズロードを一緒に歩いてもらいました。
マザーズロードはチャペルに入る手前にあるので、従兄弟夫婦にも負担をかけずに一緒に歩くことができたので嬉しかったです。
最後まで悩んだのは「天井の高さ」と「照明」でした。大聖堂のような開放感や、ナイトウェディング風の演出にも憧れがありましたが、私たちはゲスト中心の演出にしました。ゲストとの写真を多く残せて、クラシカルではなくアットホームな雰囲気を出せたので良かったです。
写真にはシャンデリアが美しく写っており、天井の高さはまったく気になりませんでした。照明については今回はテーマに合わず取りやめましたが、ナチュラルなチャペルのため、キャンドルを使ったナイトウェディング演出も非常に魅力的だと思います。

披露宴パーティ
披露宴会場は、高砂の後ろ側の壁にも装飾があり、装花でボリュームを出すとより華やかですが、控えめでも十分に素敵な背景になります。
一番の魅力は、会場が貸切で二次会も同じ場所で行えることでした。ゲストは移動の必要がなく、ロビーでくつろげるので、二次会まで過ごす場所を探さずに済みます。私たちもプライベートルームで温かい食事をしっかりと取り、同じ会場で二次会を行えたので、移動の手間がなく本当に良かったです!
コンセプトやこだわったこと
ゲストを退屈させず「来てよかった」と楽しんでもらいたい。
その想いから"ゲスト参加型"にこだわりました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- PRIMACARA
提携先のPRIMACARAで選んでいます。
ドレスは、Aラインの体型をカバーできることが第一希望で、背中の大きなリボンや長いトレーンのあるデザインを探していました。
二の腕も隠せて、自分にぴったりのドレスを見つけた瞬間「これだ!」と直感で決めています。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ブランド
- PRIMACARA
カラードレスは、成人式の際に「赤の振袖(私の希望)」と「黒の振袖(母の希望)」で迷い、当時は赤を選んだので、今回は母が好きだった「黒」を着たいと決めていました。
お色直し後のドレスは、再入場の際にギラギラさせたかったので、ドンピシャなドレス選ぶことができて嬉しかったです。
試着時は胸や脇、背中のハミ肉が気になりましたが、ダイエットをしたことに加えて、スタッフさんが着方を丁寧に調整してくださり、当日はとても綺麗に着ることができました!
SHOESシューズ

ドレスで隠れるため、自分でネット購入した履きやすい白のローヒールパンプスにしました。選ぶ際は、靴擦れしないことを重視しています。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

1着目は髪をまとめた「カチモリヘア」でエレガントさを出しています。
2着目は「ハイポニーテール」に銀箔をのせ、煌びやかさを演出しながら、元気な印象にしました。
純白のドレスから黒のギラギラなドレスになったので、ヘアメイクも一気に雰囲気を変えてギャップを出しました。
ACCESSORIESアクセサリー

白ドレスではゴールドで統一し、黒ドレスではシルバーと黒で統一しました。小ぶりなアクセサリーは写真で目立ちにくいため、あえて大ぶりなピアスを選んでいます。
黒ドレスでは首元に黒のレースチョーカーを付けて、一気に雰囲気を変えました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

白ドレスは、パール中心のアクセサリーでエレガントにまとめています。黒ドレスでは、長めの黒リボンや銀箔やシルバーの星ピンを入れて"ギラギラ"に仕上げました。
NAILSネイル

ネイリストの友人が担当してくれました。白地にシルバーの装飾を施した、ハワイアンジュエリー風のネイルです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

会場装花は「ハワイアン風」に仕上げました。南国系の葉物を入れて、アクセントにオレンジの花を合わせています。
白ドレスのブーケも「ハワイアン風」に。南国系の葉物でモンステラ等を入れてもらい、ブーケを握る手元を隠したかったので、垂れ下がるような大きめの葉物を使ってもらいました。
黒ドレスのブーケは、そのまま保存して持ち帰れるようにドライフラワーにしました。白のベースに、アクセントで黒とオレンジを交えてもらい、フローリストさんのお心遣いにより、ギラギラ感を出すべくシルバー加工の葉物も入れています。
生花ではないところがまた少し変わった雰囲気を出していて、今でも綺麗に保存できているのでお気に入りです。
夫からのサプライズでは、薔薇の花束をいただき、花びらにはストーンやキラキラの装飾がされていました。ただのブーケではなく、アレンジが施されており、とても素敵で嬉しかったです!
当日は、ロビー装飾も事前指定どおりに再現してもらい、会場全体の装花もイメージ以上に綺麗な仕上がりでした。ゲストテーブルには「CULEAR STORYA(クレールストーリア)」のキャンドルが映えていて、とっても綺麗でした!
フローリストは、LAGUNAPRIER(ラグナプリエ)さんです。
FOODお料理のこだわり

どの料理も美味しくて素敵だったので、ゲストが喜んでくれそうな牛肉が入っているものをメインに選びました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

ケーキは、本当はブラッシングチョコを交えた“木”を連想させるデザインにしたかったのですが、装飾料が予算に合わなかったため、3段のいちごケーキを選びました。
ケーキ周りの装花は省いたため、何かひとつアクセントを加えたいと思い、ハワイアンな雰囲気の高砂横に合うよう「丸太のケーキ台」を付けてナチュラルさを演出しています。
結果的には、ケーキにボリュームもあり、見た目も華やかで十分満足のいく仕上がりになりました!
WEDDING FAVORS引出物

遠方ゲストが多かったため、持ち帰りやすいカタログギフトにしました。
ブランド品や縁起物も選べるタイプをチョイスしています。
PETITE GIFTSプチギフト

ハンカチ風呂敷に包まれた「こんぺいとう」をお贈りしています。ハンカチ風呂敷は実用的で、年配の方にも好評でした。
二次会のプチギフトは、お酒好きのゲストが多かったため「ウコンゼリー」を用意しました。
WEDDING RING結婚指輪

鎌倉彫金工房で、金属の棒から自分たちで手作りしました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

新郎側のご家族がサプライズで余興をしてくれたことです。事前に会場と連絡を取ってくださり、宮崎から大きな模造紙を持参して、お祝いの替え歌を披露してくださいました。
私の大好きな野球選手にちなんだ要素も盛り込まれていて、練習を重ねて披露してくださったことが本当に嬉しく、感動したのを覚えています。
また、その後のサプライズでは、当日が誕生日だった私に夫が薔薇の花束とネックレスをプレゼントしてくれました。
人前でこのようなことをするタイプではない彼が勇気を出して行動してくれたことに感動し、計画してくださったプランナーさんにも心から感謝しています。
二人らしさとは

「友人や家族と一緒に楽しみたい」という気持ちから、皆で楽しめるような仕掛けを作りをしたことが二人らしさだと思います。
それぞれの友人グループや家族グループの中で、できる限りイベントを設けられるよう意識しました。
嬉しかった参加者の反応

「CULEAR STORYA(クレールストーリア)」のキャンドルメッセージを使用し、フィナーレ前に一斉に1人1人へ綴ったメッセージを読む時間を設けました。
それまではキャンドルに火を灯し、テーブル装飾として使用していましたが、このメッセージの時間になると、席札の蓋をキャンドルにかぶせることでメッセージが浮かび上がる仕掛けになっています。
目の前でゲストの皆さんが「すごい!」と驚きながらメッセージを読んでいる姿を直接見ることができ、嬉しかったです。
また、披露宴の開始時も入場せず、私たちが会場前で待機してゲストをお迎えするスタイルにしました。「もういる!」と驚くゲストの反応が見られ、自然な会話が生まれて良かったです。
私にとって結婚とは

結婚とは、自分の人生の幸せや夢の中に、喜怒哀楽を共有できるパートナーがいることだと思います。
私の場合、彼の家族がまさに理想とする家庭像だったため、この人となら理想を叶えられると感じました。
後悔していること

結婚式には後悔がありません!
やりたいことをすべて叶えてもらいました。
やりたかったけれど諦めたこと
ナイトウェディング演出に憧れ、カーテンを使って疑似的に演出することも考えましたが、昼の挙式だったため、結局取りやめました。
無理に取り入れず、納得して決められたので後悔はありません。
ウェディングケーキの装飾も、見える時間が限られていたため省きましたが、結果的に良かったと思っています。
節約のための工夫

私たちは予算の中で、とにかく「来てよかった」とゲストに思ってもらえる式にしたかったため、ケーキは最小限のコストに抑えました。
その代わりに、お手本バイトなど“プライスレス”な演出を取り入れ、ゲストへの感謝が伝わるよう工夫しています。
ゲストに関係のない部分(芳名帳、ムービー、色当てクイズの投票グッズなど)は、手作りしました。
両親への贈り物も、花束は遠方からの持ち帰りが難しいことや、植物を育てるのが得意ではない点を考慮し、高価なものではなく手作りのお椀(陶芸品)をお贈りしています。
また、結婚指輪も高価なものにこだわらず手作りにしたことで、自分たちの思い出づくりにもなりました。
このように、事前準備では手作りを多く取り入れるように工夫しています。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

テーマが決まると、やりたいことも自然と決まり、悩んでいた演出も選びやすくなります。結婚式を終えたあと、何を残したいかを考えることが大切だと思いました!
後悔のない結婚式にするためには、何事も相談が大切だと思います。打ち合わせでは想いをたくさん伝えて良いと思いますし、私自身もわがままを受け止めてくださったプランナーさんのおかげで、後悔のない一日を迎えることができました。
ぜひ、恐れずにたくさん相談してみてください!
担当プランナーさんとは、長時間の打ち合わせもあっという間に感じるほど楽しく過ごすことができました。夫婦で密かに「あだ名」を付けて呼んでいたほど、楽しい思い出になっています。
私が最後まで諦めたくなかったナイトウェディングの演出も、実際にチャペルを確認し、納得した上で判断できるよう、プランナーさんが親身になって打ち合わせを重ねてくださいました。
当日には、花嫁入場時の動画を撮ってくれたり、二次会が終わったあと一緒に写真を撮ってくださったりと、一緒に式を作り上げてきたからこそ、最後までそばで寄り添ってくれたことが本当に嬉しかったです。
また、夫が私への「サプライズをしたい」と相談した際には、プランナーさんが内容を提案をしてくださり、私の見えないところで打ち合わせを進めてくれていました。
当日まで守秘性をきちんと保ち、完璧に準備してくださったことに、心から感謝しています。
他にも、フローリストさんは想いを汲み取ってギラギラの花束装飾をしてくださり、司会者さんは当日のハプニングにも柔軟に対応してくださいました。準備期間から当日まで、スタッフの皆さんの細やかな気配りに支えられ、どの瞬間も感動の連続でした!
貸切だからこそオリジナルを詰め込み、やりたいことをすべて叶えることができ、この式場を選んで本当によかったと思います。


























