

Tsuki
テーマは『ヨーロッパ庭園風×ラグジュアリーホテル婚』です。
クラシカルな雰囲気をベースにしたいと思いつつ、どこか物足りないと感じていた私は、ヨーロッパの上品さと、日本で叶うラグジュアリー感を掛け合わせた式を理想としていました。
そこで「ホテルのホスピタリティは残しつつ、フラワーアーチで柔らかく庭園のような空気感を作る」ことをテーマに決めました。
ザ・リッツ・カールトン東京を選んだ決め手は、天井が高くどこよりもラグジュアリーさを感じたザ・リッツ・カールトン グランドボールルームと、自然光の入るスワロフスキーが輝く好みど真ん中のチャペルです。内装のクラシカルな豪華さと、自然光が入るモダンな空間が欲しかったので、この2つが両立しているのは、ザ・リッツ・カールトン東京だけだと感じました。
また、5つ星ホテルのホスピタリティの安心感も遠方から来てくれる両親や友人を喜ばすための必須ポイントでした。

挙式
ザ・リッツ・カールトン東京のチャペルは、全面にスワロフスキーが施された煌めく空間で、明るく上品な雰囲気が魅力です。壁面や窓に埋め込まれたスワロフスキーが光を反射し、まるで光に包まれるような瞬間を演出してくれます。
チャペル内には私のテーマカラーである水色が使われており、正面の壁のスワロフスキーがドレスの白をより一層引き立ててくれました。
また、大きな窓から自然光を取り入れることができ、厳かな中にも明るく輝く雰囲気で登場できるのが印象的でした。さらに、ガラスのペンで陶器の結婚証明書にサインする儀式も特別感があり、ゲストの印象にも残ります。スワロフスキーの輝き、水色のトーン、自然光の演出が全て調和し、私の理想を叶えてくれました。

披露宴パーティ
リッツ・カールトン東京の披露宴会場は、入った瞬間に息をのむようなラグジュアリーさが広がる空間です。天井がとても高く、照明やシャンデリアが織りなす光の反射が本当に美しく、ゲストからも「まるで映画のワンシーンみたい」と好評でした。
曲に合わせて作成してくださるムービングライトの演出や、入場時のスモーク、光の当て具合など、細かな要望もすべて丁寧に聞き入れてくださり、ホテルならではの“格”と“華やかさ”が完璧に調和した仕上がりになりました。
こちらも徹底的にテーマカラーの水色からブレたくなかったので、限りなくネイビーと水色だけで装花の希望を叶えてくださり、普段からゴールドよりシルバーの肌馴染みが良く好きな私に合わせて、差し色もシルバーで統一。当日初めて完成した披露宴会場のセッティングを見た瞬間「全てが思った通り!」と感動で胸がいっぱいになりました。
コンセプトやこだわったこと
テーマカラーの大好きな水色は絶対に外せないと最初から夫に伝えました。
キラキラしたラグジュアリーホテル婚を叶えつつ、湯水のごとくお金をかけるのではなく、工夫や自己手配でよりリーズナブルにできる部分を見極めました。
「かけるところはかける、締めるところは締める!」を意識して、理想と現実のバランスを大切にしています。
また、冒頭でお伝えしたテーマを意識し、花嫁としてきちんと感は欲しいけれど、ただの格式張った式では自分らしさが出ないと感じたため、憧れのヨーロッパのお城の庭園ウェディングをイメージしたフラワーアーチを取り入れました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- Emarie
- ショップ
- Bridal HIRO
ドレス名:エリザベート
学生の頃からずっと憧れていた、運命のドレスエリザベート。
実際にEmarieさんで試着した瞬間、思った通りのしっくり感に胸が高鳴り「やっぱりこれしかない」と確信しました。
予算の関係でフルオーダーは難しかったものの「どうしてもこのドレスを着たい!」という一心で毎日調べ続け、ついにBridal HIROさんに辿り着きました。
ザ・リッツ・カールトン東京の気品と完璧に調和するクラシカルな美しさに惚れ込み、今時のキラキラでボリューミーなドレスもありましたが、他の選択肢は考えられませんでした。
SECOND DRESSドレス 2着目

ブランド:OKSANA MUKHA
ショップ:MARRY ME REGINA
ドレス名:アビゲイル
カラードレスは水色一択!とひたすらブルー系のドレスを着まくりましたが、形や色がドンピシャなものに出会えずドレス迷子になっていた頃、MARRY ME REGINAさんに伺いました。
オーナーのまやさんが「絶対マーメイドを着たほうがいい!」と背中を押してくださり、実はマーメイドにも密かに憧れていた私の心は一気に決まりました。
「2着目も白でいいやん!」と突然悩みは解消され、まやさんのおすすめ通りに試着したアビゲイルは、理想のシルエットで可愛くて即決。
この日、ここに試着しに来て本当に良かったと心から思いました。
SHOESシューズ

ブランド:ZARA
色テイスト:白レースのパンプス、6cmヒール
当日は足元があまり見えないドレスを選んでいたため、ブランドシューズへのこだわりは低めでしたが、シンプルすぎるパンプスには少し物足りなさを感じていました。
そこで、あまり人と被らず自分らしさを出せるものはないかと探していたところ、InstagramでZARAの白レースパンプスを発見し「これだ!」と思い即決しています。
繊細なレースが可憐で、エリザベートの裾丈に合わせて高すぎない5〜6cmのヒールがちょうどよく、デザインも履き心地も理想通りでした。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

・ヘア
ウェディングドレスの時は、ロイヤルな雰囲気にしたかったため、サイドもスッキリさせた三つ編みシニヨンを高めにまとめていただきました。
披露宴入場では、挙式時より少しカジュアルダウンするために三つ編みを少し解してふんわり感を作っていただいています。
お色直し後は、アップを解きハーフアップにして、下ろした髪はくるくるカーリーにしていただきました。
・メイク
特に細かい依頼はしませんでしたが、アイラインは跳ね上げず、上品で綺麗めに仕上げていただいています。
ACCESSORIESアクセサリー

1着目のドレスではパールとジルコニアのピアスにしました。挙式ではロイヤルな上品さを大事にしたかったので、シンプルで綺麗なものにしました。
披露宴入場では、高砂で座っている時は上半身しか見えないため、母のパールネックレスをプラスして華やかさを加えています。
お色直し後のドレスでは、シャンデリアのようなピアスを合わせ、思いっきりキラキラさせて1着目の落ち着いた雰囲気から印象を変えました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

Emarieのエリザベートと言えばの、王道のリボンボンネも絶対に外せないアイテムだったので、挙式時はリボンボンネを着けています。ヘアメイクが完成した時「私がずっと憧れていた形がやっと叶えられた〜!」と、すでに達成感でいっぱいになりました。
披露宴入場では、TASAKIのウェディングフェア特典でレンタルさせていただいたパールティアラを着用しています。購入となると400万円以上のハイジュリーなので、貴重な経験ができとても嬉しく、着けられることをとても楽しみにしていました。
お色直し後では、ティアラも付け替え、Ivory & Co.のJuliettaを合わせました。サイドまでしっかりキラキラが散りばめられており、高さも形も大人っぽく、どの角度から見ても輝いているところがお気に入りです。
NAILSネイル

ブルー系が大好きなので、水色と白を混ぜたマーブル柄っぽいものと、水色のマグネットネイルを組み合わせました。また、パールとダイヤのエンゲージリングのデザインも大好きなので、左右の手の指1本ずつに指輪のデザインを載せていただいています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

色味はもちろんテーマカラーのブルーを基調に、ブルー、ホワイト、シルバーをメインでお願いし、緑の割合は少なめにしていただいています。
メインで使ったお花は季節的にも紫陽花が多く使われました。
当日の会場装花を初めて見た時は、思い通りになっているかドキドキしましたが、夫と二人で「本当に綺麗で描いていた通りだね」と大喜びしたのを覚えています。
FOODお料理のこだわり

ホテルのお料理なので、特に心配はしておりませんでした。「今までで一番美味しかったよ」とたくさん言ってもらえました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

5段ケーキで、2、3段目に透明のスティックを加えて高さを出しました。
1、3段目にはアラザンをつけて、ネイビーのリボンを巻き、全体のテーマカラーのブルーに合わせ、フルーツはブルーベリーのみにしました。
WEDDING FAVORS引出物
親族:カードタイプのカタログギフト
女性ゲスト:AYURAの入浴剤タオルセット
男性ゲスト:Orobiancoのスーツミストとハンカチセット
家族で来てくださったゲスト:GELATO PIQUEのタオルセット
受付をしてくれた新婦友人にはFEILERのハンカチ、新郎友人には靴磨きセットをプラスアルファで贈っています。
上記に併せて、全員にHenri Charpentierのフィナンシェ&マドレーヌセットと花つむぎ(焼津産かつお本枯節削り×5袋・バリ鰹(味付削り節)生姜醤油味×5袋)を贈りました。
PETITE GIFTSプチギフト

GATEAU FESTA HARADAのラスクを贈りました。東京駅の店舗限定で販売されているプチボックスに入れています。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

CHAUMETのジョゼフィーヌシリーズの中のパールがついたものです。
CHAUMETが好きだと事前に夫に伝えていましたが、それ以外は完全にサプライズだった為、夫が選んでくれました。
ジョゼフィーヌが一番の憧れだったので、CHAUMETの店舗に何度も通ってくれたエピソードが嬉しかったですし、パールがついたものを婚約指輪として贈られている方はあまり見たことがないので、誰とも被らないという点でも、私の好みをドンピシャ押さえているなと思いました。
WEDDING RING結婚指輪

TASAKIのインフィニタです。ダイヤが流れるようにラインで入っているのが見えるのも嬉しいポイントです。
高価すぎると普段使いしづらくなってしまうため、ある程度予算を決めて探しました。
つけ心地が抜群によく、毎日つけても違和感のない肌馴染みの良さもさすがのクオリティです。
夫も同じシリーズで、内側に一粒ダイヤを入れています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

披露宴が始まり、高砂に着席しゲスト全員を見渡した時の景色は壮観でした。
理想としたラグジュアリーな空間の中にいること、友人の皆が集まってくれていること、お気に入りのドレスを着られていること、スポットライトに照らされている私を皆が優しい笑顔で見守ってくれていることが本当に嬉しく、感動しました。
二人らしさとは

友人との時間を大切にしたことです。
記念撮影の時間はもちろん、ケーキのサンクスバイトや中座のエスコートのお願い、ドレスの色当てゲームも、友人に楽しんもらえる内容を意識して構成しました。
嬉しかった参加者の反応

「今までで一番豪華であらゆる面で一番すごい結婚式だった」「私らしさ全開のキラキラ結婚式だった」という友人からの感想は、こだわり強め花嫁には何より嬉しい言葉でした。
私にとって結婚とは

結婚は「人生を一緒に味わうパートナーシップ」だと思います。
楽しい瞬間も、思いがけない困難も、分かち合うことで何倍にも意味が深まる。そんな感覚を日々感じています。
結婚式をしてよかったのは、普段なかなか言えない感謝の気持ちをきちんと伝えられたことです。
準備は大変だったけれど、あの日の景色と、みんなの笑顔、両親の愛情を感じた様々な表情は一生忘れられません。
後悔していること
お色直し後、再入場時に流した曲のサビまでが長く、音楽が始まってから扉が開いて入場するまでゲストを待たせ過ぎたことです。
また午後式だったこともあり、お披楽喜時間が遅くなるため二次会の開催は見送りましたが、もっと友人とゆっくり話したかったので、開催すればよかったと思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
海外のガーデンウェディングのような流しテーブルを真ん中に置くことに憧れていましたが、せっかく集まってくれるゲスト同士が会話しにくいことが考えられたため、従来通りのまるテーブルにしました。
節約のための工夫

紙類と動画は全て自分たちで手配しました。
できるだけ安く、理想のクオリティが出せるものを吟味するためにInstagramのアカウントで情報収集を一生懸命頑張りました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

結婚式は「完璧を目指す日」ではなく「自分たちらしさを形にする日」だと思います。
SNSでたくさんの情報を見るほど迷うことも多いですが、どんなに小さなこだわりでも“自分たちの軸”を持つことが、後悔しない一番のポイントです。
私自身も、理想を叶えるために工夫しながら取捨選択をしてきましたが、結果的に“好き”を詰め込んだ空間になり、本当にこの式場にしてよかったと思います。
ザ・リッツ・カールトン東京のスタッフの皆さまは、こちらの想いを丁寧に汲み取ってくださり、装花や照明、進行の細部にまで真摯に寄り添ってくださいました。
プランナーさんが最後まで一緒に走り抜いてくださったおかげで、当日は心から安心して笑って過ごせた一日でした。
迷うこともあると思いますが「これは自分たちらしい」と思える選択を信じて進めば、必ず最高の一日になります♡


























