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真っ白なチャペルや、かわいらしいお花をまあるく束ねたブーケや装花など、ザ結婚式といった雰囲気は私には合わないと思っていたので、良い意味で結婚式らしくない、私たちらしさを詰め込んだ雰囲気にしたいと思っていました。
私たちらしさは、自作した招待状から当日のペーパーアイテム類、TRUNKらしいダイナミックでおしゃれな装花から演出しました。
挙式
秋でも緑がいっぱいの空間に、木のチャペルは私にとって理想的なチャペルでした。チャペルの中は厳かな空気が漂っていて、気品があります。装飾や退場時のリーフシャワーは行いませんでしたが、ちょうど良い広さの空間で寂しい感じにはならなかったです。
チャペルの外、中で撮ってもらった写真はどれも素敵で一生の思い出です。
披露宴パーティ
MORIの会場は、ウェルカムスペースの絵や、会場内のライトやイスなどインテリアがおしゃれで、天井・壁・床のブラウンと、黒い窓枠の外にみえる緑が印象的なまさに森のような空間です。私はその空間に足りない色味を足していくように、白いテーブルクロスと大小、色形さまざまな装花で彩りました。
高砂のバックには窓の外の緑とこだわりの装花がどちらも綺麗に写るので、ゲストとの写真は高砂で撮るのがおすすめです。私たちはテーブルラウンドはせずに、ゲストに高砂まできていただきました。
コンセプトやこだわったこと
一番のこだわりは装花とブーケです。
TRUNKの装花のオリジナリティ、ダイナミックさは会場の決め手でもありました。私は披露宴会場MORIの雰囲気と自分の思い描く結婚式のイメージをかけあわせて、どのような雰囲気したいかをお伝えし、具体的に使う花材や高砂のサイドのイメージやラグなどはフローリストさんと相談して決めました。
次のこだわりはペーパーアイテム。
節約の目的もありましたが、自作することで自分で紙質、ページ数やサイズ、デザイン、内容を自由に決められるのが魅力でした。会場の装花とペーパーアイテムは並べて配置されるものでもあるので、装花とのバランスを考えながらデザインを決めていきました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- Annie Bridal
ウェディングドレスは、AnnieBridal(エニーブライダル)のモナ/Monaというドレスです。私はサテンやオーガンジーといったつるんとして光沢のあるドレス、形は胸元がハートカットのボリュームは控えめなシルエットが似合うということを試着を重ねる中で気づき、似たようなドレスをたくさん試着しました。
このドレスを選んだ決め手は、着用した時のトキメキだと思います。サイズオーダーしたので、新品のまだ誰も着ていないドレス、丈感など身長の低い私が無理なく着られるドレスというのも魅力でした。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Annie Bridal
お色直しではAnnieBridal(エニーブライダル)のヘレン/Helenというカラードレスにしました。お色直しをカラードレスにするか、ウェディングドレスにするか迷いましたが、誰が見てもわかりやすく変化をつけられるようにカラードレスにしました。
カラードレスといっても、原色やパステルカラーは私には合わなかったので、くすみカラーのドレスを試着する中で、ベージュにゴールドの刺繍がかわいいこのドレスに出会い、即決でした。ヘアも含めて大きくイメージチェンジして、ゲストを驚かせることができました。
SHOESシューズ
ドレスはどちらもサイズオーダーだったため、無理に高いヒールにはせず、7cmヒールにしました。シューズへのこだわりがなかったため、歩きやすい太めのヒールでストラップ付きのパンプスにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ウェディングのヘアは王道のシニヨンにしました。強めに巻いてボリュームを出すシニヨンと、大人っぽいつるっとまとめたシンプルなシニヨンで迷い、シンプルさ(やりすぎない感じ)は結婚式のテーマでもあったので、つるっとした大人なシニヨンにしました。
カラードレスでは変化をつけるために、クールな玉ねぎヘアに前髪をセンター分けしてサイドでとめました。前髪は自分では思い付かない大胆なアイデアだったので、提案してくださったヘアメイクさんに感謝です。
ACCESSORIESアクセサリー
アクセサリーもやりすぎずシンプルにを意識して、すべてイヤリングのみにしました。挙式はシンプルなシルバーイヤリング、披露宴では揺れるたびにかわいいripsalisの4連パール、カラードレスは大振りのゴールドイヤリングにしました。
NAILSネイル
ブライダルネイルらしくない雰囲気と、花嫁らしさの両方を兼ね備えた、乳白色のワンカラーに金箔とゴールドラインをあしらったネイルにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
ブーケはオールホワイトで花嫁らしさを。蘭とアンスリウム、枝や丸い蕾のようなものまで、いろいろな白いお花でぴょんぴょん動きを出したブーケにしてもらいました。
テーブル装花はこれ、といった装花を決めず、さまざまな色と形の花材を使用してもらうようお願いしました。
FOODお料理のこだわり
料理はTRUNKのコースの中で山吹というものにしました。
山吹色はMORIの会場にもマッチしていて、ゲストからもおいしいと好評でした。山吹は味付けがしっかりした料理が多いことと、お酒を飲むゲストのためにオプションでお茶漬けを追加しました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ウェディングケーキはTRUNKのコースの中の一番お手頃な価格のものから選びました。シンプルな形にラズベリーの色合いが可愛く、会場装花のイメージとあっていたと思います。ケーキ台の装飾やケーキトッパーはつけませんでしたが、寂しさは感じませんでした。
WEDDING FAVORS引出物
遠方からくるゲストも多かったため、引き出物は宅配にしました。ゲストの性別や既婚かどうかにあわせてペアグラス、バスタオル、メイクブラシを送り分けました。
2品目、3品目もゲストによって送り分けできるPiaryのヒキタクはとても便利でよかったです。
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフトはもらって困らないものを、と思いお水(ソランデカブラス)の500mlにしました。式場に相談の上、常温と冷やしたものを半分ずつ用意していただきました。
引き出物を宅配にしたため、お水やペーパー類を持ち帰る用の小さい紙袋を用意し、必要なゲストにとっていただくよう置いておきました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
Cartierのソリテールです。ずっと憧れていたブランドで、サプライズでもらった時はとても嬉しかったです。
WEDDING RING結婚指輪
お互いこだわりが強く、普通すぎるデザインが嫌ということもあり、手に馴染む日本ブランドの中からith(イズ)の槌目がある指輪にしました。槌目というところだけお揃いにして、色や太さ、細かいデザインはそれぞれ好きに選びました。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
一番の感動は挙式の退場時です。初めてゲストの顔をしっかりみて、笑顔で祝福を受けた瞬間であり、みんなからのおめでとうの声や大きな拍手、泣いてくれているゲストもいて、本当に幸せな気持ちに包まれました。
二人らしさとは
私たちの二人らしさは、肩肘はらずにやりすぎないこと、アットホームな雰囲気だと思います。
真面目な場面でもつい笑いが溢れてしまったり、キメたくてもきめきれないような、笑顔いっぱいの空間が私たちらしさで、プランナーさんやヘアメイクさん、フローリストさん、当日のスタッフさん、ゲストの方々みんなでその雰囲気を作り上げることができて、私たちらしい結婚式になったと思います。
嬉しかった参加者の反応
かわいい、綺麗という言葉を一生分いってもらったと思います。
それだけでなく、自作したプロフィールブックやウェルカムボードを、手作りに見えないと言ってもらえたことは嬉しかったです。また、友達が装花の写真を撮ってくれたり、料理がおいしいと褒めてくれたこともとても嬉しかったです。
私にとって結婚とは
結婚しても何が変わるといったことはないと思っていますが、どんな時も一緒にいられる安心感がとても幸せだなと思います。
後悔していること
和装をしなかったことです。
結婚式当日は洋装と決めていたのですが、前撮りでもプロフィールブックやオープニングムービーで使用する洋装ロケーションを行い、和装はしませんでした。
式前は、和装は後撮りでやろうと思っていたのですが、いざ式が終わるとなかなか予約する気にならず、式から数ヶ月経った今はもうする気持ちになりません。とはいえ和装をしたい気持ちはあったので、前撮りで撮っていたらと後悔しています。
やりたかったけれど諦めたこと
ドレスを購入した後に、コロナによる結婚式の延期を決めたため、着たいドレスや演出したい雰囲気が少し変わってしまったことです。
最終的には、ヘアメイクさんやスタッフさんに褒めてもらい当日は晴れやかな気持ちで着ることができましたが、レンタルだったら別のドレスにできたのにな、と式前は考えてしまいました。
節約のための工夫
プロフィールムービー、オープニングムービー、プロフィールブック、席札は自作しました。その分装花にお金をかけると決めて目標があったことと、自作することで自分の好きなデザイン・内容にできたことがよかったです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
準備に追われるとどうしても少しずつ妥協してしまうこともあるかと思いますが、最高の1日を想像して、時間に余裕を持って一つ一つを満足のいく出来上がりにしていくことをおすすめします。