


挙式
カーテンをオープンにして外の光を取り込むことも、あえて閉じて神秘的な雰囲気にすることもできることが良いと思いました。
それぞれのパターンで前撮りと当日の撮影を行い、6月挙式だったので雨でも大丈夫という安心感もありました。

披露宴パーティ
グランドボールルームにはたくさんの人数が入るキャパシティがありスタッフさんも大人数のオペレーションに慣れていらしたので、200人以上のゲストだったにも関わらずスムーズに進めることができました。
会場前のスペースであるホワイエの高級感のある紫の絨毯もお気に入りです。
コンセプトやこだわったこと
友達への感謝をテーマにたくさんの友人を招待しました。
なかなか一人一人とゆっくり話す時間をとることが大変だったので、見た目で楽しんでもらえるように装花や照明にこだわっています。
また、必ず一回は言葉を交わして感謝を伝えられるように、写真の時間は十分取れるようにしました。

WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目

- ブランド
- Vera Wang
Vera Wang 銀座店/ヘイリー
彼が友人のSNSで知り勧めてくれたのが知ったきっかけです。
その後、自分でもSNSで着用された花嫁さんの写真を見て、後ろの上品で華やかなフリルのシルエットに憧れがありました。
SECOND DRESSドレス 2着目

- ブランド
- Hatsuko endo
Hatsuko Endo/Kiki ローズブラウン
ウェディングドレスが肩を露出した下半身にインパクトあるデザインだったので、カラードレスは肩周りをカバーしたデザインで上半身にボリュームのある華やかなデザインを探していました。
ローズブラウンは可愛らしい印象で肌馴染みもよく、少し暗い会場でもウェディングドレスとの区別がよくつくことも決め手になりました。
SHOESシューズ

前撮り:Christian Louboutin/Kate(黒)
靴も撮っていただける機会があったので、卒業祝いに家族からプレゼントされた大切なChristian Louboutinを着用しました。
赤いソールが見えるアングルで撮っていただき、お気に入りの写真です。
当日:ドレスショップのレンタル品
ドレスの丈で見えないので、特にこだわりはなく、とにかく歩きやすいことを重視してドレスショップでおすすめされた太い10cmヒールの白いパンプスをレンタルしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント

前撮りで普段と異なるメイクをしていただき、違和感が強く後悔した思い出があり、当日は自身のメイクをより丁寧にしていただくイメージで指示書を作っています。
ポイントメイクには力を入れましたが、ベースメイクは崩れにくさなどプロの意見を大事にしてお任せしています。
つけまつげの着用やまつげエクステも悩みましたが、普段と違うことをするとトラブルがあったら後悔すると思い、いつも通りのまつげパーマを3日前に行いました。
髪型は上司の方も多くいらっしゃる式だったので、上品さをテーマにしています。
ウェディングドレスはベールが映えるアップスタイルで、カラードレスは可愛らしいイメージであるダウンスタイルのハーフツインです。
ダウンスタイルでは生花をブーケに合わせた色で用意していただきました。
ACCESSORIESアクセサリー

イヤリング:ウェディングドレスでは透明感のあるクリスタルのものをレンタル、カラードレスはリボンのラインストーンのものを母と百貨店で購入しています。
小柄なので、あまり大きすぎたり派手すぎないデザインを選ぶよう心がけました。
ネックレス:ウェディングドレスはシンプルに上品にしたかったこと、カラードレスでは胸元のボリュームがあったことから、いずれの衣装でも着用していません。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー

ウェディングドレス:Ivory & Co.のAlexandraを着用しています。
こちらもVera Wangのヘイリーと同様に彼が勧めてくれて知ったものですが、初めて着用したときにその輝きと華やかさに心を奪われて即決しました。
カラードレス:ブーケに合わせたカラーの生花をつけています。
直前までパールなどと悩んでいたのですが、生花のヘアアクセサリーは花嫁さんの特権という言葉を目にして決断しました。
NAILSネイル

職業柄普段はネイルができないので、前日にネイルサロンでジェルネイルを施術いただきました。
ベースは肌馴染みの良いベージュピンクで指が綺麗に見えるようにして、華やかさが欲しかったのでアクセントでパールやラメを数本つけてもらっています。
左手薬指に大きめのパーツをつけてもらったのですが、指輪が入るか必ず確認してくださいねと店員さんに言われました(笑)
もったいないですが、翌日にはオフしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト

これまでは結婚式=テーマカラーでお花も統一のイメージだったのですが、Instagramで色々な装花の情報収集をして、あえて様々な色を使ったカラフルな装花に心惹かれました。
また、結婚式以外にブランドの展示会の装花も参考にしていたところ、Miss Diorの展示会で目にしたものが新郎の賑やかで明るいイメージと上品さのバランスにぴったりと思い、打合せの際に用いました。
晩餐会スタイルのテーブル装花は特にこだわり、あえてナチュラルさを出すために空間を作ったのですが、当日は想像以上の仕上がりでお花だけでも何枚も写真を撮ってくださる方がいてとても嬉しかったです。
FOODお料理のこだわり

試食会に参加して一番好みの分かれなさそうなコースを選びました。
鴨のローストがあったのですが「あまり食べる機会がなかったけれどすごく美味しくて食べ応えがあった!」と絶賛してくださる方が多く、嬉しく思いました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ

10段のイミテーションケーキです。
参加者がとても多かったので後ろからでもよく見えるようにとにかく背丈が高く、華やかなものを選びました。
WEDDING FAVORS引出物
ザ・リッツ・カールトン東京のカタログギフトと抹茶ケーキです。
二次会をクラブで行う予定だったので、荷物にならないように小さくまとめました。
PETITE GIFTSプチギフト

花嫁と花婿柄のアイシングクッキーです。
ネットで可愛いデザインのものを見つけ、オーダーしました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪

HARRY WINSTON/ラウンドクラシック
彼が選んでくれました。
彼の友人もエンゲージは1カラット以上しかないクラシック系を購入していたので興味があったようです。
プロポーズの時にサプライズで渡してくれたのですが見た目の華やかさはもちろん、彼が選んでくれたという思い出も合わせてとても大切にしています。
WEDDING RING結婚指輪

Cartier/バレリーナ
新婦はハーフエタニティのピンクゴールド、新郎はプラチナです。
交際半年のクリスマスプレゼントでペアリングとしてもらい、将来必ず結婚したいので結婚指輪にできるものを買おうと彼が提案してくれました。
彼がダイヤなしを希望していたのと、婚約指輪と重ね着けのときにデザイン映えするので流線型のデザインにしました。
私はハーフエタニティなのですが、仕事の時は回してダイヤが見えない控えめなデザインになるところも気に入っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと

一番心に残っているのは、入場の瞬間です。
扉が開いた瞬間、目の前には大切な友人たちが笑顔で並び温かな拍手で迎えてくれており、その光景を見た瞬間に胸がいっぱいになりました。
人生で、これほど大切な人たちだけが一堂に会する場はもうないかもしれません。
これまで多くの方に支えられてここまで歩んできたことを改めて実感し、これからは私自身も大切な人たちを支えていける存在でありたいと心から思いました。
二人らしさとは

私たちにとってふたりらしさとは、賑やかで楽しい雰囲気であることだと思います。
彼はとても友人が多くこれまでも何かと私を友人に紹介してくれる機会が多かったので、自然と共通の友人もたくさんできました。
だからこそ結婚式は大切な友人たちに囲まれて、笑顔と歓声にあふれる温かな時間にしたいと考えました。
嬉しかった参加者の反応

多くの方から「こんなに大きな結婚式は人生で最初で最後かもしれない」と言っていただきました。
もちろん社交辞令もあったかもしれませんが、大切なゲストの皆さまの記憶に残る一日となったのなら、これほど幸せなことはありません。
私にとって結婚とは

私にとっての結婚は、ふたりで歩む新しい人生のスタートだと思います。
これまでも一緒に暮らしてきましたが、結婚式は大切な人たちに私たちのことを改めて紹介し、これまでの感謝とこれからもよろしくお願いしますという気持ちをお伝えする日になりました。
準備期間中は彼と会場を訪れたり、打ち合わせのあとにデートをしたりと日常の中に小さな特別が増えていきました。
最後の打ち合わせは少し寂しく感じたほどです。
結婚式をして本当によかったと心から思っています。
後悔していること

特にありません。
もちろん全て丁寧に取り組みましたが、ひとつひとつのことにこだわりすぎず、プロの腕を信じて任せられるところは任せることができたのもよかったのかもしれません。
やりたかったけれど諦めたこと

やりたいことは全てやれたので特にありません。
CÉ LA VI TOKYOでの二次会まで含めて、全力でやり切りました。
節約のための工夫
最後、おおよその予算が決まった後に削れる部分がないかのチェックは二人で行いました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

大人になってからプライベートで何かに全力で取り組む機会はそう多くありませんが、結婚式の準備はまさにその一つだったと思います。
大変なこともありましたが、そのたびに彼に支えてもらい頼りになるなと彼の存在の大きさを実感しました。
振り返ると、すべてがかけがえのない楽しい思い出です。
彼のご友人からご紹介いただいたプランナーさんは何から何まで本当に素晴らしい最高のプランナーさんでした。
結婚式を終えた今でも、記念日にザ・リッツ・カールトン東京を訪れるたびに温かいお心遣いを感じ、このホテルで式を挙げられて本当に良かったと心から思います。